ブログネタ
京都 に参加中!
いつまで経っても町家の本題に入れんっ。すまそ。
ちゅうことで(開き直り)この間、出張へ行ってきた時の話。

丹後や但馬へ出張する時は、山陰線に乗る。山陰線は、嵐山までは街中を縫うように走るけど、そこから先は保津川の渓流とトンネルの切り替え、切り替え。で、亀岡の市街を通りすぎたら、あとはのどかそのもの。駅も小さいし、無人のとこかてある。
電車のゴトゴトに身をゆだねていると、線路は高みへ登ってゆく。眼下に、谷にへばりつくように開けた、ささやかな里が見える。光を反射してのっぺりと輝く、水をたたえた田んぼ。隅っこには早苗が寄せてある。

もう、田植えが始まるんだな。
今日なんか、汗ばむ陽気やもんなぁ。

まわりを囲む雑木は、まだ色が浅い。植樹された針葉樹の濃い緑とだんだら模様になっている。そこへからみつく藤は、紫のビーズを散らしたみたい。山ツツジのピンクもところどころに混じっている。
たいがいエグい配色なんやけど、自然界にあるとあでやかだ。

海の景色が開ける、その瞬間もいい。軒先ぎりぎりにゆっくり走る、京都の京福電車もいい。けど今ごろの季節は、里山を走り続ける電車が好き。