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とうとう12月になってしもた。
あーせわしない。
まだまだ仕事もいっぱいあるし、年賀状も。こんな風習、えーいなくなってしもたらエエのに。と、今さら言うてもしょうがない。
一年分の掃除もあるし、ほんまにイヤやねぇ。

さて。
秋が深まりきって、冬でもない。今ごろは曖昧な季節。
こんな季節の夕暮れ、西の空がきれいに染まっていると、一つの詩を思い出す。
この詩、どない思わはります




『電車の窓から』

その人には べつに辛いことなどなく

ただ

ゆらゆらと揺れる ぶらんこに

ふと

乗ってみたくなっただけだろう。


子供がいなくなった公園で

腰をかがめて漕ぐ ぶらんこ

綿入れ半纏の 丸まった背中が

夕焼けで染まる。




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