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ぬくとうて
快晴の本日は、久しぶりに着物で出かけた
寄せてもろたんは『お茶いっぱいどうどっしゃろ』。
町家の保存と継承に尽力してくださってる、NPO風の会さん主催の集まりである。
町家の料理屋さん『楽膳柿沼』で点心をよばれ、茶どころ宇治・和束町の日本茶インストラクター・松石三重子さんにおいしい玉露の淹れ方を習うというものである。
んまぁ、なんてハイソなの。上品な私にピッタリ(爆)

思いっきり「和」の催しやし、この前オークションで
2000円でゲットしたお召しを着てゆく。濃紺にグレイとピンクで唐草が織り出され、すっきりと春らしい(モデルやない、着物が)。そろそろ締め収めな淡い黄緑の梅柄帯と、年甲斐もなく成人式にあつらえてもろた絞りの羽織を合わせる。懐紙がちょっと出過ぎやねぇ

このごろ忙しいて、ランディさんとこへも毎度遅刻で飛んでいくため、着物を着たんは久しぶり。そやし着るのに時間かかってしもた

柿沼さんに伺うて、まずは1階で虫養い。点心は蕨や菜の花、トコブシ、ホタルイカなど春の息吹いっぱい。これに中トロ・イカ・トリガイのお造りと卯の花・すき昆布の炊いたんが別盛りでつき、土鍋で炊いたご飯とおみそ汁、漬け物が付く。
デザートは自家製の桜ジェラート。薄味でさっぱり、目も舌も喜んだなぁ

それから2階に移動して、お勉強の始まり。
柿沼さんは昭和初期モデルの
町家で、2階の部屋はほとんど手を入れてはらへん。古びた壁や舞良戸が好もしく、こういう雰囲気の中で日本茶のことを教えてもらえるのはごっつうれしい
まずはブロガー仲間のもちやさんによる「お茶の種類や歴史のお話」を拝聴し、風の会事務局のうみうまさんに「京都のお茶のおもてなし」をうかがう。
私ら商売人の子とちゃうし、一家の主がお茶を淹れてさし上げるのが「本当のおもてなし」という話はタメになった。
それから、玉露の淹れ方をマスター(こちらは長うなるんで次回に)。
うみうまさん、もちやさん、お疲れ様でした&おおきに

集まりは11時半に始まり、3時にお開きで、まだ時間があったし岡崎のほうまで足を延ばす。別に目的はないけど、なんとのう今日はアカデミックに過ごそうと思うて。
ちょうどこの日は
ハーフマラソンをやっていたようで、みやこめっせの前は給水所の後片付けなんかでがさがさしてた。みやこめっせでは、伝統工芸専門学校の卒業作品展をのぞき、次いで美術館へ。たまたま『日本女性の時代装束展』ちゅうのをやってたんで、観て帰ることに。
入口で入館料を払おうと財布を出しかけたら・・・おお、着物の人は無料て書いたあるやんか

ラッキー

展示品は、昭和8年の染織祭で使用したという、古墳時代〜江戸時代後期の復元衣装や由緒ありげな古着物がずらり。時代を追って観ていくと、室町時代から技法や柄が賑やかになり、桃山時代にぐんと派手に。で、江戸時代になると、色は渋めで表現そのものに技巧が凝らされるようになっていく

それにしても、昔の人は小柄やねぇ。振袖でも袖丈はあんまり長うない。小袖なんか、めっちゃコンパクト。
中でも、室町時代の着物で、サイコロをモチーフにした一枚が印象に残った。麻雀牌とかトランプなんかの柄が好きな私にとって「この時代にもこういう柄の好きな人がおったんやなぁ」と、まぁ勝手に親近感を抱いたんやけど

それからデパートで
夕食の買い物をし、
バカ映画を観てたっぷり一日楽しんで帰る。ちなみに、帰りの
タクシーも着物を着てたし1割引してくれはった。雨がぱらついてきたんやけど、濡れる前に帰れたし、今日はええことずくめ

けど、アカデミックな一日の〆が、バカ映画かよ

また明日から忙しいし、ありがたい骨休めになったわ。
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