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玉露1さて、おいしい玉露の淹れ方である
テーブルにはままごとみたいな玉露用のお茶セットが置かれ、二人一組で実際に淹れる。私はお隣に座らはったかずさんと組ませてもらう。
玉露は低温でじっくり出すのがポイントで、ポットにはすでに70度に冷まされたお湯が入っているとのこと。
至れり尽くせり
お茶菓子は、茶の花を模した清楚な上用饅頭。生の茶の葉が添えてあり、芸が細かい。

玉露2玉露3まずは湯冷ましにお湯を注ぎ、さらに湯飲みへ移して少し時間を置き、50度に冷ます。
急須に茶葉を、一人ティースプーン山盛り1杯程度入れ、冷めたお湯を縁からそっと回し入れる。そのまま2分ほど置き、二つの茶碗に濃さが均等になるよう少しずつ注いでゆく。
最後の一滴まで、残さんと
一煎目は、淡い茶色というか、黄緑がかったベージュちゅうか。ほんのりした色がつく程度。味わいは・・・・・・まるで“だし
こっくりと甘みがある。玉露にはアミノ酸の一種であるテアニン(グルタミン酸エチルアミド)が豊富に含まれてるんで、グルタミン酸が豊富な昆布だしと近いような味がして当然なんやねぇ。
安い玉露をヘタに入れると生臭うて飲めへんことがある。あれもそのせいなのか。けど上手に入れたら、その旨味成分がふっくらした広がりを感じさせる

玉露4二煎目は、湯冷ましに入れてすぐ注ぐ。最初より10度ほど高めのお湯で淹れる。エエ具合に茶葉がふくらみ、鮮やかな黄緑色のお茶が出る。香りが一煎目よりも高く、味わいも日本茶らしいほろ苦さが感じられてくる

三煎目になると、いわゆる緑茶らしい味になってくる。苦みが一段と冴え、かすかな渋みものって爽やか。この微妙な変化を感じられるのも、エエ茶葉できちんと淹れてるからこそ
このあたりで、「お菓子を食べてエエよ」とお許しが出る。はじめは、あくまでもお茶の甘さや香りだけを純粋に楽しんでほしい。そういう心遣いでお菓子はお預けなんよ。

お茶と同じ和束町の『美土里屋』さん謹製の“おまん”は(今日は上品な記事やし、ここで反応せえへんように)、中にあっさりした抹茶あんと栗が忍ばせてあり、これまたうまい。
これやったら3個ぐらいイケるな。抹茶あんとお茶がケンカせんと、甘い・渋い・苦いのハーモニーが心地エエ

玉露5こうして丁寧に淹れたお茶は、茶葉が上等なせいもあるけど五煎目ぐらいまでおいしいに楽しめる。
しかも、しかも
美しい緑色にふくらんだ葉に、ポン酢をかけて食す
めっちゃ上品なお通し感覚。

シャキシャキした歯ざわりで、青菜よりもっと清々しい味がする。これ、ご飯に混ぜて食べたいっ
とまぁ茶殻までよばれ、日本茶の偉大な旨さを堪能したのでありました
普段は大阿蘇万能茶をブレンドした番茶ばっかり飲んでるけど、たまには上等の緑茶も飲まんとアカンね。もちろん丁寧に、ちゃんとした淹れ方で


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