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090409絵はがき090409絵はがき2UPしたいもんはたんとあるけど、毎度毎度「終わってるやんか」と顰蹙を買う展覧会ネタを先に出しとこ。
4月19日(日)まで、大津市歴史博物館でやってる『道楽絵はがき』の展覧会。
大津市歴史博物館は、京阪「別所駅」を降りて5分ほど歩いたところにある。三井寺と高校の間の坂道を上がってゆくんで少々キツいけど、眺めはバツグン。晴れてたら、満開の桜と高校生が汗を流すグラウンド、その向こうの町並と琵琶湖、さらに向こうの近江富士がズズーッと見渡せる
展覧会を見る前から、絵はがきのよう(写真はクリックで大きくして見てね)。
三井寺は17日まで夜間ライトアップしてはるので、併せて見に行くとエエかも

090409絵はがき3展覧会は、大正〜昭和にかけての絵はがきがずらり。昔から、いろんなもんを蒐集するコレクターがいてはるけど、そういう人らが交換し合うた木版絵はがきが展示されていた。

年賀状を中心に、それぞれのコレクターが趣向を凝らした作品は、どれもこれも面白い
たとえば寅年には、虎の着ぐるみを頭だけ脱いで一服するおっちゃん。屏風と縄だけ描いて、一休さんのとんち話を想起させるもの。子年には、ネズミの子守を描いて「“ね”ん“ね”んよ〜」と書き添えてあったり、タバコのコウモリの絵をネズミに変えて「ゴールデンバット」ならぬ「ゴールデンラット」にしたり。丑年には神戸牛の味噌漬けの樽を描き、エフに差出人の名が。卯年には竹の皮に包んだ「卯の花寿司」を描いたんもあった。
木版画の風雅な味わいに、クスッと笑えるアイデア満載

全国の土産物にちなんだはがきや、武井武雄、川上澄生といった有名な画家の作品もあり、サイズは小さいけど見応えバッチリやった。
喜劇役者の曽我廼家五郎は、講演案内と礼状に趣向を凝らし、細かいところにまで喜劇のセンスが活きていた。こんな絵はがき、貰うたらうれしいなぁ

レトロファン、木版画ファン、面白いもん好き、ともに大満足できる展覧会やと思うわ