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人気の鍋物ランキングで、すき焼きとおでんはベスト5に入ってる。
これは意外やった。そもそも、すき焼きやおでんが「鍋物」ちゅう意識がなかったんで。たしかに鍋で煮るけど、「鍋物」というのは具材をたっぷりのおつゆで炊きながら食べるというイメージを抱いてるさかいなぁ


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さて、くだんのおでんである。一冬に2回ぐらいは家で食べとうなる。
うちのおでんは、王道の練り物は少なめ。ぜいぜいゴボ天と竹輪またはイカや野菜の入った天ぷらぐらい。練り物が汁を吸うてふくれあがったんて、まずいもん。
絶対に入れるのは、鶏手羽・すじ肉・蛸・玉子・大根・厚揚げ・コンニャク。餅巾着、ひろうす、竹の子、ロールキャベツ、海老芋またはジャガ芋が時々入る(この日は芋類がサツマイモしかなかったし、サツマイモ)。

具材で一番好きなんは、玉子。周りが青黒うなるほど煮込んだ玉子の黄身に、おつゆをしゅまして食べるのが旨い。蛸も、皮がベロベロ剥がれるほど煮て、くみくみと噛みしめるのが好きである
もちろん、箸で切る尻から汁がジュワ〜〜〜ンとしみ出してくる大根に、とろろ昆布をからめて食べるのも捨てがたい


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この日は、豆モヤシを添えて、サッと煮て食べる。青森の生姜味噌おでんが旨そうやったし、赤味噌+白味噌を酒とみりんで練り、たっぷりおろし生姜を混ぜこんでつけてみた。
これは辛口の田楽みたいで、また旨いな。冷や酒に合うやんか

ところで、おでんって大量にできてしまうよねぇ。残ったおでんは、どないしてはります
あれもこれも食べたい…と材料を放りこんでたら、知らん間に大鍋いっぱいになる。当然、一度には食べきれへん。一冬おでんで食いつなぐという剛の者も居はるけど、同じもんが続くのは、ぱるでのうてもイヤである。
前に、単発で料理教室の講師をしたことがあり、そこでも「おでんの残りはどうしたらいいですか?」と生徒さんから聞かれた。やはり残り物は困るんやろう
そこで、加工する。
おでんをそのままカレーにしてしまうという力業もあるが、私は、おでんを「セット」ではなく「パーツ」で利用する。
天ぷらや厚揚げは、適度に切って菜っ葉と煮浸しに。肉類や大根は豚汁風に。
コンニャクはそのまま田楽か、刻んで白和えに。竹の子も同様。
玉子はまず余らへんけど、余ったときは半分に切って味噌マヨネーズとピザチーズを載せて焼くと酒の肴になる。

問題は、煮汁である
ほかすのはもったいないし、環境汚染の面からも気が引ける。

おでんは、炊いてるときから独特の「おでん臭」がする。あの煮汁が、おでん以外の何物でもないニオイを発するのだ。そやから具材を煮物に転用するときでも煮汁は新しいせんと、おでんっぽうなるし要注意よ
あの煮汁で、かやくご飯を炊いてみた。具は残った竹の子・厚揚げ・昆布、ほぐした手羽。新たに人参や椎茸も混ぜて。
そしたら、炊き上がったご飯からはおでん臭がせえへん。米の香りでうまいこと消されるみたい。ビンボくさいが、煮汁の消化法としてはオススメよん
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