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101029ぱるのお供え
ぱるに、たくさんのお悔やみの言葉、ありがとうございました。前に友だちから「ひょっとしてぱるは、京都で一番、あちこちに露出した犬と違うか」て言われたけど、そうかもしれん。介助犬や盲導犬、すごい特技を持った犬でもないのに、いろんな人に見守られてきた雑種犬やね。

そんなぱるに、28日は友だちやら近所の人などが弔問に来てくれはった。花と好物に囲まれ、幸せそうなぱる。

101029ぱるを箱に収める
ここ数日は冷えこんだのに、明くる日の昼を過ぎても、まだほんのりあったかい。穏やかに寝てるだけ、にも見える。そやけど、もう、お別れの時間が近づいてるの。

29日の午前中は取材仕事があったんで、昼に帰って、ギリギリまで縁側へ寝かせておいたんを、箱に入れる。体がまだ柔らかい。ぷんての時は厳寒の2月やったせいもあるけど、わりと早い時間から硬直してたのに。
そう言うと同居人は、「硬直するような筋肉がもうないし」。そうなのか。骨と皮だけに痩せこけてたんで、硬くなりようがないのね(泣)

101029ぱる最後のお別れ
2年半前に、ぷんてを火葬してもろうた北白川のペット霊園の斎場まで行き、そこで最後のお別れ・・・。
ここでお参りを済ませたら、もう熱いとこへ入れられるんや・・・・。そう思うと、無性に泣けてくる。名残惜しく何度も撫でてやり、頬ずりしてニオイを確かめる。あああ・・・秋刀魚が生臭うて、ぱるのニオイがわからへん。

霊園の職員さんは「変わったものをお供えですね」と言うてはったけど、ぱるは背の青い魚が好きやったのよ。体臭もなんとのう磯臭かったし、特技は雨降らしやったし。風呂は嫌いやのに、水に縁のある犬やった。

余談ながら、この斎場の仏壇には普通の観音様が安置してある。お札はちゃんと「馬頭観音」なんやけど。馬の顔をした仏像は、見ようによっては怖いらしい。それで、お別れに来た家族の中には気持ち悪がる人や、幼児が泣くこともあるので、「おかしいのはわかってるけど、普通の観音像にしています」そうである。

101029ぱるのお骨
最近の焼き場は煙が出ず、ゆらゆらと陽炎立つ煙突を見ながら1時間。この時間は、たまらなくしんどい。
そして、ぱるが、こんなになって出てきた。
この写真も、かなん人が居はるやろうし小さくしてあります。今日も全部の写真、クリックしたら大きくなりますが。

ぷんては22kgぐらいでお別れした。そんなわけで中型犬と大型犬の間の料金であった。ぱるは痩せて15kg切ってたんで、中型犬サイズの料金かなと思うてたんやけど、「持った感じは軽いんですが、この骨のしっかりした感じはとても中型犬の料金では焼けません」ということで、結局はぷんてと同じ料金に。
確かに、出てきた骨はものすごく立派やった。

職員さんも、たくさん高齢の犬を見てきてるけど、こんなにしっかりした骨の犬は珍しいとのこと。特に、腰骨とか頭の骨がものすごきれいやし、歯もきちんと残ってると感心してくれはった。説明しながら何度もそう言わはるので、あながちお世辞でもないみたい。
「ご飯しっかり食べて、たくさん運動させてもらってきた犬ですね」と、褒めてくれはったのがうれしかった。

あまりに立派すぎて小さい骨壺には入りきらへんかったけど、歯と足の爪は見つかるかぎり全部入れてやった。向こうでもたっぷり食べて、ぷんてと走り、ガウガウとぷんてに噛み付かんとあかんしね。
もちろん、キュートな尻尾も、端っこのつんと尖った骨まで残さず入れてやった。

101029夕焼け
斎場へ行ったのは午後3時半で、帰りは5時。
台風がきてるというのに、こんなに綺麗な夕焼け。あまりに美しすぎて、また涙が出てくる。私らが遊びに行こうとしたら雨を降らす犬やったのに、今日は予報にもかかわらず、エエ天気やったな。


そんなぱると、もう一頭いたぷんてが、まだ元気で賑やかやったころの話を綴った、京都の言葉で書いた京都のワンコ本を読み返してくださいませ。
爆笑・激怒・感涙をさそうこと、うけあいです
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