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111003ビール工場1
行楽シーズンはどこへ行こうか悩みどころやけど、工場見学が面白い。ほとんど無料やし、一人でも家族でもカポーでも楽しめるし。京都にはサントリーの京都ビール工場があって、ほぼ毎日、見学できる。長岡京市の郊外、緑豊かで広大な敷地に、ごっつ清潔な設備がドドーン。
仕込みのタンクはピカピカに磨き込まれ、顔が映るほどである。

111003ビール工場2
発酵させたビールをミクロのフォルターでじっくり濾過する工程は、サイバーな雰囲気。
SF映画の撮影に使えそう。

111003ビール工場3
缶や瓶に詰める工程は、1分間に1ケースというものすごい速度。目を凝らして見てると、缶に詰められたビールが流れてきて、一瞬でフタを閉じて向こうへ流れてゆく。瓶は王冠をするまで、ぶわっと泡立って吹きこぼれてるんやけど、これはわざとなんやそう。炭酸ガスを吹きこんで中の空気を押し出し、酸化を防ぐ工夫なんやって。
こういう作業は「うまいことなってるなぁ」と、いつまででも見てられる。ちなみに瓶詰めを行ってるのは、サントリーの工場でも京都だけ。ここでしか見られへん貴重なシーンなのだ。

111003ビール工場4
サントリーは仕込みの水にこだわってはり、地下200mの深層地下水を汲み上げてはる。13層ほどの地層を通ってじっくり染み出した水は程良いミネラルを含んだ軟水。これがビールの旨さの秘訣だ。

111003ビール工場5
もちろん、見学が終わったあとは出来たてのプレミアムモルツが待っている。はぁうめぇ〜〜。しっかり芯のある旨さが、工場を見てきたあとやといっそう美味しく感じられる。おつまみのナッツ&アラレもおいしいよ。
私は仕事で行ったんやけど、見学したら飲んでもらわんと・・・ちゅうことでよばれてきた。こういうお仕事、大歓迎である(笑)
10月・11月は夕暮れに見学して、思いっきり飲みたい時間に試飲できるトワイライトツアーも実施される。これは見逃せへんのでメチャ人気。こっちは有料で500円かかるが、それでも超お得。そやし予約は必須よ。
皆様も、楽しい美味しい工場見学へ、ぜひどうぞ。



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