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111221西友前
労務者風情が似合うムサであるが、家へ来たんは去年の1月22日。あれからきっかり一年経った。

後から来た相棒とは、ずっとビミョーな距離を保ってるが、仲が悪いわけではない。自発的にごんだまって遊びはせんけど、くちゃっとくっついててもお互い嫌ではないよう。他所の犬には噛み付くクーも、ムサに対しては年下やのに「先に来た先輩」として一歩引いてるみたいだ。そういう面では、この組み合わせで良かったと思う。

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去年、姫路へ引き取りに行ったときのムサ。まだこのころは「武蔵丸」で、野武士のように野性的な面構え。

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今のムサ。どうですか、一年経って変わりました?
京都の水で、どことなくあか抜けてません? 実際には、思いっきり汚れてたんを洗うたんで、真っ黒に見えた毛皮がハゲチョロケになっただけ(笑)

111226雪の日のムサ1
来た当日は、ワンとも吠えんかったムサ。ぜんぜん鳴かへん犬やなぁと思うたのに、いつの間にか、飯と散歩の前にはワンワン大はしゃぎするようになって。無表情やのに、食べ物を見せると寄ってきてヨダレを垂らすとこなんか、とみに「ぱる似」になってる。小屋スペースの上に置いてある“ぱる”が指令を送ってるのだ、きっと。

最初のころは、外出して戻ったら尻尾フリフリで迎えてくれたのに、このごろはチラッと見るだけ。おい、愛想悪いやないか! さすがに半日以上空けると、微かに歓迎してくれるが。
けど、いまだに散歩中、ちょっと改造したバイクの音が聞こえたり、作業着姿のお兄さんを見るとグッと行くとこをみると、やっぱりまだ私は「預かってくれてるおばちゃん」なんやろなぁ。

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↓ムサがきた経緯
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110930ムサ散歩1
1年経って、しみじみ思う。ムサは、可愛い仔でも、賢い仔でも、格好良い仔でもないが、本当に「いい仔」なのだ。そやから、いまだに元の飼い主を忘れられへんのやろう。願わくば仔犬から飼うてみたかったが、うちへ来たのも里親という縁があったからこそ。元飼い主を羨みはすれ、怨む気にはなれへん。
だからと言うて、無責任に飼えへん環境で飼うたらアカンよ。

120122ムサ1周年1
そんなムサに、1周年のスペシャルディナーを特配。ナマはご禁制なんで国産牛レバーを焼いてトッピングし、我が家の犬伝統である不二家のケーキと。ちなみに、散歩がてら近所の不二家まで行き、ペコちゃんの首をゆさぶってムサをビビらせたろ・・・と思うたのに、ペコちゃんはお休みであった。雨やしかな、残念。
ぱるが仔犬のころはペコちゃんにおののいて、その様子が可愛かったしムサにも実験したかったのになぁ。
もっともムサはおっさんやさかい、首振りごときでは驚かんかも。

ところでムサには、節分の鰯を盛大に吐いてから人間仕様の食べ物は極力やってへんのやけど、母は内緒でおかまいなしにやってるようだ。なんぼ言うても「やってない」と言い張るんで処置なし(泣)
まぁ、それで腹具合が大丈夫なんで(しかし、どんだけ食事を制限しても痩せへん)、我が家恒例の犬記念日=ペコちゃんのケーキと相成った次第。
ぱるは苺が好きやったのに、ムサは果物は食べへん。そやし苺ショートはアカンやろなぁと、モンブラン・ペコちゃんプリン・チーズケーキ・シブーストを並べて選ばせてみた。犬にはカラフルさはわからへんけど、いつものフードの地味さに比べたら、形もニオイもゴージャスリッチやろう。突然のハイソなラインナップに、戸惑うムサ。
しばらくしてから、おずおずとモンブランに鼻をくっつけたんで、慌てて引き上げ皿に盛ってやった。
ご飯と一緒に並べたら、やっぱり「これはデザート」とわかるんか(笑)、フードを先に食べる。ものすごい勢いでかき込み、ケーキはばくっとくわえて小屋まで持っていき、ガツガツ。
それにしても食べてる最中のムサの目つき、凶悪やなぁ(クリックで大きぃなります)。
わはははは
誰も取らへんから。クーのん取るのはお前やろ!

120122ムサ1周年2
いっぽうのお相伴に与ったクーは、いつものようにゆっくりカリカリを食べる。そやし、とうに食べ終わったムサがケーキを取らんよう、見はってんとあかんかった。
で、デザート。クーは残った3つから、チーズケーキに鼻面をぺちゃっ。
やっぱりな。
けっこう大きい一切れをガブッと咥え、食べにくかったんかベタッと落とす。それからゆっくりモグモグ。んなわけで、また床も顔もカケラだらけになってしもたがな。

ともあれご両犬、うちに来てくれてありがと。
これからもずっと、うちの犬やで。



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