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ものすごヒマセの話になるけど、大茶会のことを紹介したのでついでに。去秋、アサヒビールの大山崎山荘美術館で、中國茶會さんと無茶空茶さんが共催する「大山崎秋茶会」があった。午前中は招徳さんの蔵開きへ行ったあと、こちらへおじゃましててん。ほんま、今ごろの記事ですんませんm(_ _)m
着物でここの坂を歩くのはキツイー。しかも一杯機嫌である。ゼェゼェと汗ばみながらたどり着くと、玄関前の野点に人だかり。早いこと会費を払うて参加さしてもらおと、まずは建物に入って受付を済ませ、用意してきたお猪口を手に戻る。美術館の入館料が900円で、お茶会は1000円。
お茶会は各自、器を持参。大きめの猪口が中国茶にはちょうどええサイズなんで、それをお勧めしてはったし、私は足の付いた独楽の猪口を持っていった。
さっそく端に並べさしていただくと、民族衣装もあでやかなスタッフさんがお茶を淹れてくださる。
お茶は「女児環」、女の子の指輪という意味である。可愛いリング状に丸められた雲南省の緑茶で、ふわっと柑橘系の香りが漂う爽やかな風味。添えられた栗ぼうろが懐かしくておいしい。
この上には「彩月庵」という茶室があり、睡蓮と蓮のお茶をいただける。しかしここは建物も出されるお茶も貴重なので、長蛇の列。一時間以上は待たねばならぬ。以前、行かはったしぇる様に「一番にあそこへ行くといい」と教えていただいたにもかかわらず、出遅れた! しぇる様もけっこう待って入られたそうやけど、私はいらちなんで「後にしよ〜」とパス。
が、しかし。ウロウロしてる間に閉席となったんで(ここのお茶席は閉まるのがちょっと早かった)、結局は入れず。ああ、またスカポンタンしてしもた。
こちらの「トチノ木亭」は15分程度の待ち時間やったし、ちょっと腰掛けて一服してからおじゃま。
床の間も秋らしい。と、ますます今ごろのUPでスンマソ。
表は汗ばむ陽気やけど、木陰にある茶室の中はヒンヤリ気持ちええ。じっくりと作法を見せていただきながら、「九曲紅梅」という浙江省の紅茶をいただく。光の加減で茶葉が白っぽく見えるけど・・・・
淹れてくださったお茶は鮮やかな赤茶色。柚子皮の砂糖漬けと一緒によばれたら、ほっとした。
よく晴れて気持ちええ庭園では、数種類の台湾茶を楽しめた。いろんな民族衣装に身を包んだスタッフさんの、衣裳と手つきを見るのも面白い。
おなじみの烏龍茶や、熟成させた老茶、水仙の香りを持つ岩茶、高い岩山で採れた青茶などなど・・・・・
今、注いでくださってるのが私のお猪口。中にはでっかい湯呑みや、どう見ても小鉢なガラス器を持ってきてはる人もいて。
色も香りもさまざま。そして1煎目と2煎目、3煎目でそれぞれ風味が違ってくる。
これはたしか「文山包種茶」やったと思う。みずみずしい香りのお茶で、淹れた後の葉がこんなに大きい。
奥まった四阿にも席があり、ここでは初めて見るお茶を淹れてはった。
「柚子茶」と聞いて、例のジャムみたいなんを想像したけど、大ぶりな柑橘をくり抜いて燻した中に烏龍茶などを詰めて寝かしたもの。めちゃめちゃ体に良さそうである。
色も濃く、むっくり香ばしい個性的な味がした。ここでいただいたお菓子、またもや懐かしい栗時雨!久しぶりに食べたけど、おいしいなぁ。お茶を口に含んだらホロホロと崩れてゆく溶け感に、子どものころクッキーをお茶に浸して食べたんを思い出す。スイカやカボチャの種、ナッツに砂糖やゴマを衣がけしたんもポリポリおいしく、たんと食べてしもた。
いろいろよばれて、中国茶も満喫。5月には春茶会があったみたいやけど、知らんかって行き損ねた!で、今年も秋のは10月6日(土)、7日(日)にあるみたいやし、忘れんと行けたらエエな。
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