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121206村祐1
マチダヤさんでぽちった最後の一本が、新潟の村祐酒造「村祐 特別純米無濾過本生」。昭和23年の創業で、比較的新しい酒蔵。しかも200石というコンパクトさやのに、いろんなタイプのお酒を造ってはる。ものによっては入手困難なものもある、ちょいレアなお酒なのだ。その割りに、2520円はお値打ち価格である。
こちらは原料米や精米歩合を公開してはらへんらしい。生酒なんで、まずは冷えた状態で飲んでみたら、このごろ飲み慣れてる純米酒とはちょっとちゃう。キュッと辛口で、あとから米のまろやかさが追いかけてくるような感じ。酸味もあるし、微かな糠臭さもある。ちょっとひねたような味わいなんやけど、後口はすっと切れる。
よくある新潟の淡麗辛口とは違う飲みごたえを感じるけど、好みで言うとあんまり好きやない。ま、他のバージョンも飲んでみんと解らんけど。
これに関しては、もうちょっと最初は甘いほうがええなぁ。無濾過の生酒らしいとろみはあるねんけど・・・。そう思うて少し時間を置いてから飲んでみたが、ぬるめでもあんまり変わらへんのよね。それだけしっかりした個性を持ってるお酒なんかな。

121206村祐2
おそらくしっかりした味やろうと予想して、用意したのは、仙台麩のすき焼き風玉子とじ、小芋のごま味噌和え、イカクンとセロリの和え物、山伏茸ハンバーグ、お口直しは自家製の千枚漬け。
甘みを想像してたんでこういうラインナップになったが、脂の乗った刺身とか、その手のほうが良かったなぁ。


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