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野菜ソムリエの活動で、夏に枝豆審査会へ行ったけど、今度はホウレン草。前回、柿のときは仕事があって行けへんかったので久しぶりだ。ホウレン草の審査会にエントリーしてはったのは11地区。湯がいたんが並んでると、どれも大差はない。
これを一つずつ食べていき、香りや食感、味をチェックしてゆく。それから産地ごとのこだわりや栽培のポイントなどを見て、ストーリーと価格などをふまえて点を出すのだ。
枝豆は好みで左右されたけど、ホウレン草はどうかな。
茎と葉、それぞれを別々に食べ、それから一緒に味おうてみる。普段あんまり気に留めてなかったが、ホウレン草は茎のほうが甘いのだ。噛みしめると、ものすご糖度の高いのは甘さがじゅじゅみ出る。その反面、特有の土臭さも茎のほうが強いので、兼ね合いが難しい。甘いのはええけど、土臭さがキツかったら子どもには受けへんやろう。が、肉と炒めたりするんやったら、風味が大事やったりするし。
しかし、ホウレン草ってこんなに甘いもんやったかな。と、びっくりした。どれもこれも、普通に抱くイメージよりずっと甘かった。
食感は、当然ながら茎の太いヤツが心地良いけど、これもグラタンとかで食べるなら、全体にやらかいほうがええやろう。
見た目もいろいろ。寒ざらしで育て、縮みが強うて背丈の低い地を這うようなんもあれば・・・・こちらは青森で露地栽培してはるので、こういう形状になる。
こんなぶっとい根をして30cmぐらいに育ったんもある。縦縞のニッカポッカをはいた人形みたいやね。これは山形の伝統野菜で、菜も食べられるらしい。赤みが強いしアクもきついかと思うたのに、やさしいお味。
サラダで食べたいような、可愛いのもある。これは先の赤根ほうれんそうの1/3ぐらいの丈しかなく、見るからに王子様って感じのフォルムだ。福島からのエントリーも2つあったけど、頑張ってほしい。こっちで見つけたら、買いますよ!
茹でただけやのに、塩気というかミネラルを感じるのもあり、クセのないのから土臭い懐かしい味まで様々。普段食べ比べなんかせぇへんから、審査会で一堂に味わえるのは面白い。味、違うのよ。
で、枝豆のときは「ああ、ビールほすぅぃ〜」と思うたけど、ホウレン草ではそういう気にならぬ。ただしシュウ酸のせいか、食べてるうちに歯がキシキシしてきた。総量で1/4程度の量しか食べてないのに、じっくり味わうとアクもじわっと来るんやなぁ。改めてビックリしたわ。
さて、最も評判良かったのは・・・・結果はこちら。
私が一番おいしいなぁと思うた奈良の「大和寒熟ほうれん草」は5位で、二番目に気に入った山形県天童市の「赤根ほうれんそう」が1位やった。ええ線、いってたかな。
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野菜ソムリエのお仕事にはこのような審査もあるんですね。ソムリエの本領発揮ですね。
ほうれん草の食べ比べ…。
舌の細胞が少ない僕には分からんやろなぁ〜(^_^;)