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リビングカルチャー倶楽部大阪
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130117獺祭1
前回、さか家いのうえさんで買うたお酒の中で、まだ紹介してへんかったんが、「獺祭 温め酒」。獺祭は純米吟醸しか造ってなかったはず。純米吟醸のお酒をわざわざお燗をつけて飲んでくださいとわっ、なんて贅沢な。てか、いいのか?お値段2835円やし、普通に純米吟醸のお値段であるが。
が、ラベルには「お燗専用」と書いてある。そしてわざわざ「40度位でお飲みください お燗に合うよう、ふくらみやまるみを大切に一年間じっくり熟成させた吟醸酒です」とまで書いてある。古酒とかヒネっぽいお酒はあんまり好きと違うんやけど、一年熟成のお酒でいくつか旨いのを知ってるので、これもそうかなぁ〜。
「40度で」と書いてあるし、武信稲荷さんのお神酒が入ってた1合徳利にお酒を入れ、温度計で計りながらきっちり40度に燗をつけた。と言いたいが、上がりすぎて45度に。

130117獺祭2
おかずは、むっくりした味を想定して、やや濃いめに。おいしいおいしい「まつだファーム」のベーコンを一度サッと湯がいて油抜きし、大根とこっくり煮た。出汁は入れず、醤油と蜂蜜、バルサミコ酢で味をつけてある。そのほうが、ベーコンの旨味がよう出るんでね。
あとは秋刀魚の竜田揚げに蕪のおろしあんをかけたん、蛤と豆腐の鍋、自家製豆板醤をきかせたモヤシのゴマ酢和え、アボカド・めかぶ・明太子の和え物である。
・・・・・獺祭は、どう飲んでも品がええ。馥郁とした花のような香り、やさしい口当たりの中に漂う気品と辛さ。燗をつけると、ふくらみが増すような気もするけど、そのぶん辛みも増す。私にはキリリとしすぎて、少し冷め加減で飲み、ひやでも飲んでみた。ちょっと冷めかけたほうがおいしかったし、つか、ひやでも充分すぎるほど旨い。滑らかさの点では、ひやのほうがエエのではないか。邪道かもしれんけど、私的には、獺祭はひやのほうが好きやなぁ。


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