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130720ご近所の蓮
御手洗祭の日、朝の散歩で見つけた蓮の花。ご近所に、たくさんの桶を置いて育ててはる家があり、「そろそろ見頃かな」と思い出して通ってみたら、すでにジョウロになった花が多数。けど、葉の間を覗いたら、一輪だけ咲いていた。蓮の清楚なたたずまいは、朝早い散歩のご褒美である。

130722貴醸酒1
さてさて。22日は土用の丑。今年はウナギが高いと聞いてたし、生協で白焼きを注文しといた。そしたら母も川魚屋さんで小さいのんを買うてきたんで、うなぎづくしとまではいかんけど、白焼き・うなぎ寿司・うざく。
鱧の焼き霜造りとタマネギの浅漬けは出来合いである。それにおからと万願寺甘とうの焼いたんを添えて。うなぎは酒を振って炙り直し、寿司には実山椒を混ぜこんである。
鱧は珍しいし買うてみたんやけど、やっぱり落としのほうが旨いなぁ。よう冷やして口にほうりこんだら、ほろほろっと崩れる身からじんわりにじみ出す脂に梅肉が調和して、蒸し暑さがすーっと消える。その一瞬で、夏をうらめしく思う気持ちが一瞬やわらぐ。

130722貴醸酒2
お酒は、八海山の貴醸酒だ。通常、お酒を造るときは仕込み水を3回に分けて加えるが、その最後の仕込みで水の代わりに酒を加えるのだ。んまぁなんて贅沢なのっ。で、濃厚なお酒に仕上がる。
たぶん甘いやろなぁ、うなぎのコクには合うんちゃうかなぁ〜と思いながら口に含んで・・・。これは貴腐ワインやアイスワインと同じ位置づけ。食中酒には向かん。
甘酸っぱくて、氷を入れても料理に合わす味とちゃう。てなことで、別のお酒を出してきて飲んだ。
貴醸酒の味自体が悪いわけではない。とろりと濃くて芳醇、甘うてもイヤミな甘さとはちゃうし、シーンを変えてロックかソーダ割りで楽しみたいお酒やね。300mlで840円と、お値段もサイズも手頃よ。


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