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10日は、京の食文化ミュージアムあじわい館にて「おいしいお米をたべよう〜京都のお米の話〜」があった。試食付きの講演会で、昨年10月にデビューした京都府オリジナル米「京式部」の特徴や魅力、他の米と比較した味わいなどを教えていただいた。まずは京式部生産者の西山和人氏から、開発・生産の経緯とメリットなどを伺う。コシヒカリは冷涼な場所でしか上手く育たないそうで、近年の温暖化によって、おいしいコシヒカリを生産できる地域がだんだん北へ狭まっているそう。京都府でも南部はもうアカンらしい。そこで、さまざまな品種を試験栽培し、足かけ7年がかりで開発されたのが京式部なのだ。
コシヒカリと比べたら、粒が一回り大きい。炊きあがりも大きくて長く、一粒一粒がしっかりしている。最高金賞を受賞したコシヒカリや金賞のヒノヒカり、金賞の9分搗きコシヒカリと食べ比べると、あっさりした風味で食べ飽きひん、どんなおかずとも相性が良さそうな米やった。

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出していただいたおかずは昆布佃煮・糠漬け・千枚漬けにちりめん山椒。
うわ、ごはんお代わりしたぁくなる(^_^; これらは鳥米さんのお手製である。

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後半は、松尾の料亭・鳥米のご主人で「京のプレミアム米コンテスト」審査員でもある田中良典氏のおいしいごはんの炊き方実演。知ってるつもりやったごはんの研ぎ方が違っていたこと、ごはんをたく火加減、浸漬時間と硬さの関係など、もう目から鱗落ちまくりΣ( ̄□ ̄;) ごっつ勉強になった。そして炊きたての土鍋ごはんをお手製の佃煮などでよばれて、またおいしい。米にも個性があり、炊き方によって味も食感も変わる。当たり前のことを再認識した。こんなに品種をいろいろ食べ比べる機会なんて、あらへんもんね。
お土産に京式部と丹波大納言をいただき、さらには田中氏が亀岡の畑で自ら収穫しはった大きな聖護院かぶらまで頂戴し、またまた申し訳ないようなイベントであった。しかも当日は語り部さん勢揃いやったので、新年の懇談会をば。前日は2年ぶりの岩盤浴へ行ってのぼせるほどリフレッシュしたし、ほんまに盛りだくさんな連休やった。

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