
晩酌のアテは基本的に野菜の品数が多く、何かメインに肉か魚を持ってきたらあとの4〜5品はたいてい野菜。漬け物かサラダは必ず入る。この日は、そういう作り置きがたんとできたんで並べてみた。左上から時計回りに出汁昆布の佃煮花山椒のせ、紫キャベツの酢漬け、豆モヤシの和風ナムル、ラディッシュの塩漬け、ホウレンソウとキノコの白和え、セロリとイカくんの和え物。前回UPしたロピア帰りの3日後なんで、重なってるもんもあるけど。

5月半ばには予約してあった牛乳瓶うにが届いた。しかし年々高くなるなぁ。

うにはもちろん、うに丼である。炊き立てご飯に海苔をのせて上にたっぷり。刻みわさびをあしらい、ちょっとええ醤油を回しかける。年に一度の贅沢。無くなるのが惜しいが、おいしすぎてワシワシかきこんでしまう。もっと味おうて食え!←自分

5月も末になると鱧がようけ出てくる。初物は鱧落としに。鱧落としは絶対に、家で作った出来立てでないとおいしくないので、スーパーなんかの刺身コーナーに並んでるのはよう買わんのだ。酒と塩を入れたお湯でさっと湯がいて氷水に取り、熱がとれたらすぐ引き上げる。京都人ならつけるのは当然、梅肉である。ほっくりほろっとした鱧のみ、意外に油っ気もあって、そこに梅肉の酸味がマッチするのだ。

鱧を買うとき、頭と骨をおまけで付けてくれはるし(この日は5尾分と、ようけくれはった)、それを焼いて昆布出汁でことこと煮たらすごく美味しい鱧出汁が取れる。半分はそのままお吸い物にして、残りはほぐした頭の身と一緒に煮こごりに。鱧はゼラチン質豊富なんでそのままでもある程度固まるが、しっかりさせたかったし寒天を少し補う。プリッと固まったところに梅肉の残りをあしらい、茹でた空豆と盛り合わせ。あー幸せな晩酌。

残り物の関係でお菓子もたまには作る。この日は余ってた団子粉に、特売で買うた巨大レモンの
皮を混ぜこんだレモン団子と、桜の花と葉の塩漬けを加えた桜団子。ツルツルムチムチうんまい。

巨大レモンの皮はマーマレードにもしたんで、それと冷蔵庫に忘れ去っていた苺ジャムを、やはり冷蔵庫(以下略)ホケミに混ぜ、やはり(以下略)練乳と玉子、バターを混ぜて焼き上げた。焼きたては表面のカリッとしたとこがおいしいけど、味がなじんでない。バターケーキは翌日からのほうがおいしいよね。適当に目分量で作ったけど、材料が悪くないのでまぁまぁおいしかったわ。
ちなみに巨大レモンはグレープフルーツぐらいの大きさがあり、あんまり酸っぱくなかった。レモンは木に成ったまま放置すると巨大化して完熟するらしい。全部こうして売ったらええんやろうけど、採算を考えると若採りせんとあかんのやろね。
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