
6月30日は夏越の祓。一年でちょうど半分が過ぎたし、残り半分も息災に暮らせるようにとの願いを込めて茅の輪をくぐる日だ。前夜からずっと雨で、朝もじゃじゃ降りやったけど、昼過ぎ小止みになったしご近所の元祇園さんへお参りに行ったら、30人ほどの行列ができてた。ここでこんなに並んではるのは初めてである。「雨が上がりそうやし行くか」と、みなさん同じことを考えてはるのやろう。


足下が悪いので、みなさん慎重にくぐってはる。そら、厄除けのお参りに行って滑って転けたら
アカンもんね。そして一人ずつ左・右・左とくぐって本殿へ行くし、そこそこ時間がかかるのだ。

15分ほど待ってやっと順番が回ってきたので、私もゆっくりすべらんように回り、本殿へ。


お参りをすませて、水無月を買うべく坊城通を北へ上がったお餅屋さん「たから餅」へ行ったら、ここにも行列!商店街や大宮のお餅屋さんは閉店しはり、この界隈でカジュアルな和菓子と言えばここだけやしなぁ。行列の理由はもう一つあり、なんと水無月は7種類もあったのだ。白・黒糖・抹茶あたりは普通やけど、栗・黒豆・梅・葛もあるので迷うから時間がかかるのだ。お店はおばちゃん一人で対応してはるし。
で、私は抹茶以外の6種を購入。こうやってぎっちり並んでたら棹物を買ったみたいやね。梅はほんのり程度であっさりしてて、葛は生地が半透明でぷるんとしてて、私はこれが一番好き。氷に見立ててるにゃし、これが一番「ぽい」わね。他のは黒糖以外、白の生地にトッピングがアレンジされていた。

今年、元祇園さんで茅の輪を買わんかったのは、同居人が
天神さんで買うてきてたから。去年のと替えて、これを玄関口にぶら下げてるよ。
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