
毎年恒例の京料理展示会へ行ってきた。京都料理組合の主催で府下の100店以上が参加し、今年は118回目になるそう。すごい歴史ある催事なのだ。会場のみやこめっせには、料理関係者を中心にお客さんがたんと来てはったが、ここ数年はインバウンドが目に付く。



あじわい館でお世話になっている料亭さんや、五大料理の系譜を伝える料亭さんの展示が興味深い。萬重さんはいつもお忙しいのに、毎度、渾身の作品を出してこられる。ちゃんと寝てはるか心配になるぐらい。


料亭さん、寿司屋さん、専門料理のお店が加盟してはるので展示内容はさまざま。それぞれの得意を活かした作品が並ぶ。この小皿料理なんか、こんなん出されたらずーーっと飲んでいられそう。お寿司は箱庭みたいで、サンタさんがいるのはご愛敬。



季節らしいお題を料理で表現したものもあり、松井さんのリンゴは手鞠みたいである。来年の干支にちなんだ作品もあり、牛蒡の蛇が面白い。けど、蛇は絵にしにくいよね。

なかひがしさんの作品は大胆かつ完結。お正月の初夢にちなみ、えびいもの富士山に、茄子と鷹の爪をあしろうてはった。

河豚の調理師さんとこは、河豚提灯や食べられる河豚の展示(写真)をしてはったが、食べられる部位とアカン部位の展示が面白かった。肝は見るからに脂が乗って旨そうで、毒さえ無ければ鮟鱇よりおいしいに違いない。と、展示を見て回るのは楽しいが、食べられへんのは残念。という人のために特製のお弁当も販売されていたが、お店で食べるより安価なのでほとんど売り切れてたわ。
★★↓一日一回ポチッと押して↓応援よろしくですm(._.)m お勧めブログも満載★★

#京都