
小さい忘年会で、烏丸六角東の「あんじ」さんへ。グループ何軒かある海鮮居酒屋の一つだ。この界隈では、午前1時までと遅うまでやってはるしお造りメインの夜定食もあるので、残業の人にはうれしいお店である。


あんじといえば海鮮なので、お造り盛り合わせ。3人やったし、ちゃんと3切れずつ盛ってくれてはる。鰤とカンパチの脂のりバッチリで、サラダのおろしをつけて食べてもおいしかった。名前忘れたけど、あんまり京都では見かけへん小魚の唐揚げは鱗までカリッと揚がってて、丸ごとパリパリシャクシャク。これは思いっきり好みだ。ポテサラはめちゃ定番の味つけでホッとするし、ブロッコリーの和風サラダはおろしポン酢であっさりと。こってりした魚の間にはちょうど良いし、炭火で焼きながら食べる焼き物の間の手にも良い。

お酒の品揃えもまずまず。これは月の桂の新酒あらばしり、見たことないエチケットなんで聞いてみたら、特別に卸してもろてはるそう。ほどほどに飲んで食べて1人5000円ぐらいやったかな、お値頃な居酒屋さんである。

海鮮と言えばすぐそばの東洞院六角上がるの立ち飲み「京の立酔処 雑古や」さん。八百一のお向かいにあり、立ち飲みで割烹スタイルの料理が食べられる。私が行ったときはバイトがお休みなんか、それとも平日はそうなのか、ワンオペやった。詰めたら20人は入れるお店で1人やと、すごく手際は良いけどしんどいやろなぁ。
まずはすぐ出てくるアテ盛り、5種800円。味の濃い恋豆腐に揚げ銀杏と長芋チップス、中華クラゲ、塩昆布。塩昆布はあっさりしててアテになるけど、この組み合わせなら単品小鉢を頼んだほうが良かったかも。


お一人様用造り盛りは500円とリーズナブル。どれも切り身が大きくモッチモチでコスパ良し。鰺が特においしかった。蕪蒸しも500円で食べられるのはすごい!と思うてお願いしたら、10分ほどで熱々が出てきた。あんの出汁が良いし、とろける蕪も割烹風だ。中の具が鮭の切り身一切れというのは潔すぎるが、値段を考えたらしょがないよね。揚げ物なんかも上品やし、さくっとおいしいもんで飲んで帰るのにはええお店である。
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