250112三十三間堂1
12日は三十三間堂で「楊枝のお加持」があり、この日は無料で拝観できると、京女のくらし講座でお世話になってるT様に教えていただいたんで行ってきた。三十三間堂の前道はすごく広いんやけど、そこへ3重に行列ができている。三十三間堂で最も重要な行事であり、また通し矢の日でもあるので、この人並みも納得である。

250112三十三間堂2
250112三十三間堂3
楊枝のお加持は、堂内で真言を唱えながら楊の枝にひたした霊水を頭につけていただく。これが頭痛除けのおまじないになるのだ。ありがたい。堂内で行われるため、国宝の千体の観音様と二十八部衆も拝観させていただける。ありがたいありがたい。
一般参拝客に混じって、行列にも境内にも袴姿で弓を持つ成人男女が目立った。弓道をやってる若い人がこんなにいるのかとビックリしたが、全国から2000人ほど集まってはるらしい。皆さん凜々しくてカッコええのだ。競技を終えた人たちはお堂の前や庭園で思い思いの記念撮影。こうして日本の伝統が守り育まれていくことに感謝である。ありがたいありがたいありがたい。

250112三十三間堂4
三十三間堂のお向かい、法住寺は唐風の門前に伸びる松が見事。境内では厄除けの大根炊きをしてはった。節分の鬼法楽で知られるお寺なので、2月3日は三十三間堂と賑わいが反対になるのやろう。

250112恵比須神社1
250112恵比須神社2
さて、お参りが終わって京阪で恵比須神社へ。十日ゑびすの最終日であるが、撤福祭の式典
以外は屋台も出てなくひっそりしてた。が、鳥居の前には行列があり、本殿までずーっと続いてた。

250112恵比須神社6
恵比須神は耳が遠いので、本殿右側の壁をドンドン叩いてお参り
する習わしなんやけど、コロナ以降それが禁止されている。

250112恵比須神社3
私は端からお参りさせてもろたけど、これ、6人ずつぐらいいっぺんにお参りしたらもっと早くはけると思うが・・・かなくなに2人ずつ並んで待ってはった。ところで撮った写真には光が射してる。今年は神様のご加護がありそうでうれしい。ちなみに本殿には鮪が奉納されているが、この日はすでに撤収されてた。

250112恵比須神社4
250112恵比須神社5
社務所では福笹と縁起物を授与してはり、境内には、京都独特の「人気大寄せ」を売る露店が一つだけ出てた。毎年、縁起物は一つずつ増やし、人気大寄せは一回りずつ大きくしていくそうで、それだけはりこめるほど商売が大きなってる感謝を込めてのことやろう。

250112恵比須神社7
参道の露店もほとんどなく、縁日限定のゑびす焼きも昨日まで(T_T)
通りには昔ながらのお店が目立つけど、レコード屋さん発見!ザ・昭和の香り。

250112顔だけの鍾馗さん
宮川町の通りには、顔だけの鍾馗さんも。珍しいなぁ。

250112名月堂1
250112名月堂2
てなことでお土産は宮川町の名月堂に寄る。ニッキ餅が有名なんやけど、お仲間が抹茶・黒糖・キャラメル・白味噌&酒粕の4種類あったんで、ニッキ餅にキャラメルと白味噌を購入した。1個170~180円。お餅はめちゃくちゃやらかいので、私は翌日、少ししっかりしてきたぐらいのが好きやし置いといた。そしたら翌日は、同居人が伊勢詣をしてきて赤福と白黒のんをを買うてきたんで、我が家は餅三昧・甘味バージョンになってしもたわ。

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