250205いちご選手権1
日本野菜ソムリエ協会が主宰する全国野菜選手権の中でも、とびきり人気なのがいちご選手権だ。そらあの甘酸っぱい香りと真っ赤なフォルムは、嫌いな人がおらんよね。てなことで今年はいちごが不作と言われているにもかかわらず、全国から丹精込めて育てられた粒選りの春いちごが375品も集まり、東京と大阪の2会場に分けて開催されたのだ。当日は風が強くてサブい日やったけど、京阪神はもとより中国四国のほうからも野菜ソムリエが59名詰めかけた。

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大阪会場は西日本のいちごを審査するんやけど、それでも約170ほどのエントリーがあったので、野菜ソムリエは4つのグループに分けられ、それぞれが約40種ずつ審査してゆく。ずらっと並んだいちごは、大きさや色艶形さまざま。見ているだけで幸せな気分になってくる。

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とはいえ審査は真剣。一つずつ香りを嗅いで食感を確かめ、風味を味わう。やらかいかかたいか、甘さと酸味のバランスはどうか、後味の余韻は、などなど。最初にそこらのスーパーで売ってる基準のいちごを食して審査に入るんやけど、基準いちごがすごく酸っぱかったし、あとはどれを食べてもおいしく感じる。イコールそれだけ優れた食味の「作品」が集まっているということなのだ。これは評価に悩む。

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こんなに大きなサイズのいちごもあり、すべて食べきるのは至難の業なので、まずは半分に切って味わい、だいたいの評価をして迷ったものに戻って再度味わう。立派なのは1/4にカットしたが、いちごは頭が甘くヘタのとこは甘味が薄いので、縦にぱっくり味わわなければ評価が出せへんから、ちょっと囓っただけではアカンのよ。
いずれもクオリティが高いのでめちゃくちゃ悩むし、悩んで食べているうち、お腹だぼだぼになってくる。結果、2時間の予定が大幅に延長され、途中でトイレに立つ人も続出(私も)。2時間半かけてようやく結果を提出した。生産者さんのことを思えば全部平らげたかったが、1/3ほどは食べ切れへんかったのが申し訳ない。持ち帰るいうても、切ったいちごってぐちゃぐちゃになるやろうし(T_T)残してごめんなさい。

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ずらっと並べられた西日本のエントリーいちご(生産者の名前はわざとぼかしてあります)。壮観である。準備してくださった協会スタッフさんも大変やったろうと思う。長時間、お疲れ様でした。ありがとうございます。

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珍しい白やピンクのいちごもあり、こんなに長いのや太いのも。味わって解ったのは、色の薄いイチゴは硬くて甘味に欠けるので、こういうコンテストではマイナス。果肉がやらかいのも傷みやすいしマイナスだ。遠方から運ばれてくるものは時間が経つほど甘味が薄れるし(なので今回は、翌日配達エリアに限定するべく東と西の2会場設定やった)。本当はもっとおいしかったイチゴがあったかも。が、いずれも品種の選定から土壌・肥料の工夫など、生産者さんの大変なご苦労あってのおいしさである。
後日、受賞作の発表があったが、最高金賞は埼玉県本庄市の「あまりん」。西日本では三重県津市の「あまつおとめ」が金賞やった。いちごの品種の多さにも驚いたが、埼玉の「あまりん」は高評価のがいくつもあったんで、機会があれば食べてみたい。私のグループからは受賞作は出なかったけど、入賞はいくつかあった(中でも私がおいしいと感じたんは、奈良の古都華やった)。なお、2月21日(金)11時〜横浜の赤レンガ倉庫イベント広場で「第3回全国いちご選手権」の授賞式があるので、お近くの人は行ってみてね。

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