
お盆の仕事は仏さんのお膳作り。母がやっていたときから朝だけやったし、私も朝だけ。自分自身も3食食べへんし、力を入れるのは晩だけなんで堪忍してもろてる(はず)。13日は飛竜頭・小芋・モロッコインゲンの煮物・素麺南瓜と紫ずきんの和え物・キュウリのゆかり酢・松茸麩の味噌汁とてんこ盛りご飯。器は小さいが、こんもり盛ると普通のお茶碗1膳分はゆうによそえる。昔の人はやっぱり米が大事やったんやね。今も大事やけど。

14日は千両なす田楽と鷹峯とうがらしの焼いたん・モロッコインゲンのごま和え・大根酢漬けに梅肉・オクラの味噌汁、てんこ盛りご飯。生きてる人の夕食は、とうがらしにかつお節をかけ、田楽は味噌チーズにして鯖のみりん干しを焼く。

15日はかんぴょう煮とゼンマイの煮物・ズッキーニのソテー・酢ゴボウ・きしめんと紅葉麩のすまし汁、てんこ盛りご飯。紅葉麩が青紅葉でなかったのが残念。生きてる人はかんぴょうを玉子とじに、ズッキーニには肉を炒め合わせる。

最終の16日は、アラメが主役。アラメを湯がき、その茹で汁を表に流すのだ。熱湯でご先祖を追い立てるので「追い出しアラメ」ちゅうにゃけど、心おきなく長居せんようにとの配慮?である。湯がいたアラメをおあげさんと炒め煮にしたのがメイン。仏さんにお供えしてた野菜を使うべく、ササゲのごま和え(今年はササゲの出来が悪いらしく1本だけやったので普通の三度豆で増量)・ナスの塩もみゆかり和え・サツマイモとオクラの味噌汁である。ご飯は前日、松茸づくしやったので、松茸ご飯のお裾分け。ほんまは白蒸しにしたかったが、松茸のほうがご先祖も喜ばはるやろ。ということで、お膳は終了。

ところで、この器はままごとみたいでかいらしい。高台以外はフタがついてるけど、なんでご飯のだけ異常に小さいの?浄土宗はフタせんと出すけど、フタをして出し、仏前で開ける宗派もあるらしい。そしたらご飯にちょんとのるだけで、帽子かぶったみたいになるが。

そして16日の夜は送り火でご先祖を送る。「地獄の釜の蓋が開く」ていうけど、ご先祖はみな、地獄に帰るのか・・・・今年は直前にえぐい雨が降り、8時前もまだぱらついてたんやけど、無事に点火された。まずは大文字が夜空を焦がす。今年も公団の上から拝ませていただいた。

続いて妙法。いつもよりちょっと早い気がしたのは雨のせいやろう。

そして船形と左大文字。船形もいつもよりちょっと早い感じやった。あの中の1本は、私が奉納した護摩木(^_^; 左大文字は初めぼんやりシルエットが浮かび上がっただけで、このままかなと心配したら勢いよう燃えてきたのでホッとする。けど、鳥居はずっと勢いがようなかった。あそこは山が低いし、えげつない土砂降りやったのでご苦労されたんやろう。ともあれ五山が揃い、今年もお見送りできた。南無阿弥陀仏。
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