台風7号は、和歌山から鳥取あたりにえぐい災害をもたらした。京都市街は15日に通過して、こんな日でもゴミの収集は来るし、新聞はきちんと入ってるのに感謝。けど、公園の樹木が根こそぎもげたり、屋根に飛んできた枝が積もったりした2018年の台風に比べたら、たいしたことなく済んでくれた。それでも神社の境内はちぎれた枝葉で埋め尽くされ、早朝から宮司さん一家が掃除に終われてはった。
15日の早朝は、雨が一瞬止んだ隙に商店街へ散歩に出かけたが、歩いてるのは犬の散歩の人ばっかり。皆さん、「今のうちに散歩を」と、考えることは一緒やったようである。昼を過ぎてもお界隈の店は半分以上休んではって、開いている西友やコインランドリーには、観光地に出かけられなく時間をもてあました外国人がわんさといてはった。普段は常連さんばっかりの立ち飲み屋さんにも、外国人の姿が目立ったそう。
湿気と気温のせいで、公園にはきのこが大増殖。
これが霊芝やったらなぁ。サルノコシカケではなぁ。
そんな15日。散歩から帰ってきたら、同居人が通り庭を掃除していた。なんで?と思うたら「今の突風で中扉があおられて閉まり、その衝撃でガラスが割れた」。ええええーショック。この扉は、師団兵庁にもなっていた女学院の旧体育館から、縁あって頂戴したものである。庁舎に使われた本館は文化財になっていて、旧体育館も立派な建物やったと思う。お世話になった建具屋さんがたまたま女学院のご近所で、その体育館を建て替えるときに「壊すのはもったいないから」と貰い手を相談されたそう。うまいこと横幅が合ったので、観音開きで2枚あったうちの1枚をいただき、高さを調整して付けてもらったのだ。分厚く重厚な木の扉は京町家独特の通り庭に似合い、すごく気に入っていた。
それが・・・・ぽっかり空いた右上の窓。こんな手作りの昔ガラスはもう二度と手に入らないので、埋め合わせができひん。床上浸水されたり車が流されたり、ひどく被災された方にはお気の毒でいち早い復旧を祈るばかり。そんな方々には比べるべくもないけど、我が家的にはすごくショックな台風被害やった。
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