
インバウンドてんこ盛りの時期は家の近所でもそこら中の町家が民泊に改装され、商店街を歩く人は外国人のほうが多いぐらいやった。ええ町家やなぁ・・・と思うてたとこが壊されへんのはええけど、宿になるのはなんとも言えん気分やった。それが去年から続々と閉業したり、ホテルはマンションに改装されたり。町家のたたずまいを残したところは、できればこのまま住居として貸したり売ったり(売るのは日本人限定で)してほしいんやけど、どうなるのやろ・・・宿にならんかったとこは無残に取り壊されて新築住居やガレージになってるし、これ以上町家を壊さんとって。もっとも、実際住んでる側としては、保全の補助金なんかあってないようなもんやし、住み続けるにはそれなりの覚悟が要るので難しいことは承知しているが。
そんななか、我が家の西の図子で以前から長いこと空き家やった町家が2軒、ほぼ同時に改装し始めはった。どちらも町家専門の工房が手がけてはるし、どんな風になるか楽しみである。なんせ、ほぼ骨組みだけ残しての大がかりな改装やからね。
さて、同じ通りにあるこの家も長いこと空き家やった。それを改装して、シェアアトリエにしはった。

表の町家はまだ未入居なので改装してないが、通り庭を抜けた奥に元染色工場があり、そこがアトリエになっている。実はこの工場、もとは我が家だったんやけど地形が複雑なので利用しにくく、ご縁があって使っていただくことになったのだ。めでたしめでたし(^_^)


外構えは昔のままやけど、中はウッディな雰囲気できれいに改装してある。いまはデザインスタジオや設計事務所、版画家さんなどが入居してはり、あと3室空いている。一部屋ずつのスペースが大きいので、大作を作るアトリエにも向くやろう。興味のある方、街中にありながら閑静な空間を探してはる方、いかが?
アクセスも買い物もめちゃくちゃ便利なエリアですヨ。
お問い合わせはこちら IEYAさん「三条未来ファクトリー」

話は変わるが、岡崎公園で長いこと観光案内所として活用されていた京都市電。1950年製で、長らく雨ざらしやったしだいぶ老朽化している。譲渡先を探したけど見付からず、改装する費用もないので撤去するらしい。これもどうにかならんのかな。鉄道博物館や梅小路公園さん、もう一台どうです? 京都府立植物園の悪しき改装計画にしても、一度失ったものは戻らへん。歴史を誇る文化都市やねんから、そこんとこしっかり考えてほしいもんである。
追記:この記事を上げたら、鉄ちゃんの知人から「交野の葬祭施設が引き取ることに決まった」といううれしい知らせをもろうた。よかった。この葬祭施設はいままでにも京都市電を引き取って葬祭ができるようにしてはり、2台目なんやそう。オーナーが鉄分の多い人では?ちゅうことやったけど、たぶんそうなんやろね(^_^)
鉄ちゃんやったら、市電でお弔いしてもらうのは最後の幸せやろね。ご家族も個人の遺志を叶えてあげはるんやろな。
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