京都町家ぐらし

京都の町家に暮らす玉葱ぽんが、食べもんやお酒、愛犬との日々をつづるトボけた四方山ブログ。ベタなまち徘徊、トホホな情景も織り込んでおとどけ!

おせち料理

元日の三種と手作りおせち

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そんなわけで今年の元日のおせち。三種以外は、久しぶりにお重へ詰めてみた。
煮物は温められるようプラスチックのお重、冷たいものは漆器である。

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まずは祝肴三種。京都では数の子・ごまめ・たたき牛蒡。我が家はみんないりこが苦手なんで小魚アーモンドを煎りつけてたが、今年は小さい鰯せんべいが売ってたしそれにしてみた。パリパリしてええ酒のアテになったけど、いかんせん色合いが地味である。数の子も牛蒡もベージュ系やしね。
たたき牛蒡には山椒を効かせるのが我が家流だ。ところで、京都の三種はこうであるが、近年のwebを見てると「数の子・黒豆・たたき牛蒡」を正調としてるのが散見される。いや、そっちのほうが多いくらいなんやけど、黒豆は「入るとこもある」ぐらいなんで、もっともらしく書かれるとなんだかなぁと思う。関東の文化と入り交じってからの、近年の習わしやとやと思うが…なんで黒豆が正調になったんかな。知ってる人がいたら教えて〜

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そして一の重は冷たいもの。紅白なます、スモークからすみと大根、門松風チーちく、蒲鉾、鳴子の紫蘇巻き、金柑の射込み筋子、自家製きずしの千枚漬け砧巻き、スズキの昆布〆、花菜の辛子和え、黒豆金箔あしらい。富士山の蓋物には海鼠腸卵黄が入ってる。

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二の重は温いもの。八つ頭の煮物柚子まぶし、鮭の西京焼き、竹の子土佐煮、花蒟蒻煎り煮、高野豆腐、筑前煮(人参・南瓜・蓮根・蒟蒻・練り物)、鴨ロース、大野屋さんの出汁巻き、生麩田楽(よもぎに柚子味噌・粟に山椒味噌)、慈姑・梅麩・梅人参の含め煮とスナップの塩茹でを散らした。八つ頭、やっぱりおいしい。今年は一品ずつの量をだいぶ減らしたし、いつまでも食べずに済みそうである。

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#京都

おせちも3日4日となると、当然…

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世間ではもうすっかり普通の食事に戻っておられるであろう今日このごろ。我が家はだいたい、7日ぐらいまで残り物を片付ける。3日の晩ごはんはこんなん。伊勢海老は2尾あったんで、残ったのを茹でて身をほぐし、タルタルソース和えにして花菜を添える。花菜は辛子和えやしちょっと色がくすんでるな(^_^; ブリのきずしはスライスしてタマネギと和える。黒いのはお鏡さんの飾り昆布を刻んだもの。これ、酢漬けしたら酢昆布になっておいしいのよ。

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鰆とステーキ肉は味噌漬けにしといたんを焼く。鰆はしっかり焼き、肉はレア気味に、一緒にグリルへ入れると取り出すタイミングが難しい。お皿の奥にちらっと見えるのは蒸し鶏の皮をパリパリに焼いたの。私は身よりこっちのほうが好き♥ そしてそろそろ煮かえさんとあかん高野豆腐と椎茸は玉子とじに、冷蔵庫で古びてたモロッコインゲンとメンマはオイスターソースで炒め煮にして添えた。

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というのが3日のおせち。もうすでに、「おせち」らしい雰囲気はなくなってる。

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4日になると、煮物はすべて鍋へ投入(鍋ごと出す行儀悪さはスマヌ)。そこへ白菜や豚肉、飛竜頭などをプラスしてちゃんこ風鍋出来上がり。まぁたいてい、残り物は鍋になるよね。おつまみはその辺のものを盛り直してっと。汲み上げ湯葉を出すのん忘れてたんで、わさび醤油で和えた。
ほんま、来年は買う量を考えよう。

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正月二日は洋風おせち

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これまた毎年恒例、正月2日は洋風のおせちである。今年はホワイトジンファンデルのロゼちゅうのが珍しいし飲んでみたら、なんかめちゃ個性的。やや甘口で熟成感があり、梅酒みたいな味やった。ま、値下げ処分の箱ワインやし、もとから上質ではないが(≧Д≦)

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前菜はクリスマスの残り(冷凍品なのだ)のプロシュートに洋梨、パテ・ド・カンパーニュ。
生野菜に蒸し鶏のタルタルソース和えと、鯖缶のリエットをつけながら食べる。

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温い付け合わせは、アワビ茸のガーリック焼きにモッツァレラチーズのせ。
アワビ茸は肉厚で旨いし、チーズもしこしこ歯ざわりが良い。

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そしてメインはローストビーフ。これがないとねぇ。今年は生協の肉屋さんもイマムラさんも売り切れ、ヒロさんは長蛇の列ってことでモリタ屋へ。赤身のランプ500gに塩コショウをまぶして表面を軽く焼き、ジップロックに入れて赤ワインをドボドボ〜。今回は鴨ロースを作ったし、一緒に袋ごと10分蒸した。あとはそれをお湯に浸けてしばし放置。一晩寝かしたら、こ〜んなにきれいな仕上がり。漬け汁に醤油を合わせて煮詰めてソースとし、レホールを添えたら我ながら上出来。やらこうてしっとりしたローストビーフ♪ 肉を出すと満足するようであるが、こういうとき同居人は黙って食べる←絶対に褒めない
付け合わせのパプリカのピクルスもエエお加減やったし、私だけ満足しとこうっと。これは正月のハイライトなんで、たぶん来年も作ると思うけど。

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元日のおせち・和バージョン

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元日は、お昼に爆睡の後、5時前から晩ご飯の支度。大晦日(ちゅうか元日)に支度したもんの、くたびれ果てて準備が完璧と違うた。そやし、下ごしらえだけしといたもんの完成や盛りつけやらで、結局は1時間半ぐらいかかってしまう。
で、ようやく完成。まずは例年通り、三種から。京都では、椿皿に数の子・タタキゴボウ・田作りが載る。我が家はイリコ嫌いなんで、できるだけ細かいジャコとその倍ぐらいのアーモンド、ゴマをみりん醤油と七味で炒りつける。これで生臭さゼロに。タタキゴボウは、舌がしびれるほど山椒をきかすのが好き。で、数の子はこれまた好みで松前漬けに。この3種類ではどうしても色がくすむんで、来年から数の子は考えたほうがエエかもしれん。

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うちは毎年、定番のおせちは半分ぐらいで、あとは適当に正月らしいもんを盛り込む。お重ではなく、ちべたいもんはお皿に、ぬくうして食べたいもんは陶器に。
こちらはちべたいお皿。縁起がエエので桃の染め付けの古伊万里。これは、大好きやった親戚のおじいちゃんにいただいた、我が家のお宝なのだ。
料理は、クリックで大きぃなります。正面から時計回りに、スモークサーモンを千枚漬けと白菜漬けで巻いたん、花菜の昆布・辛子和え、蒲鉾・鯖の柚庵焼き、柚子釜かん、煎り銀杏、黄身醤油(玉子の黄身を醤油に漬けこんどいたもの)をそえた平目の昆布〆。中央は黒豆、なます、汲み上げ湯葉のイクラのせ。以上、完全なる酒のアテ、である。
ほんまは年末の教室で紹介した、こえびちゃんのゴマ焼きとかも作りたかったが、根性がなかった。

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こっちは、ぬくためて出したお皿(菓子鉢やけど)。手前から蛸のやわらか煮、高野豆腐、赤コンニャクの炒め煮、筑前煮、だし巻き、蕗煮、竹の子と手まり麩煮、海老の塩麹漬け焼きである。花菜のさっと煮は彩りに。
ま、蛸とだし巻きと汲み上げ湯葉は既製品やし、筑前煮と高野豆腐と蕗となますと黒豆は母が作っといてくれたんで、かなり助かったが。

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元日のお酒はにごり系にすることが多い。今年は大分の中野酒造のタンク1本だけの限定酒「ちえびじん純米生原酒 桃色にごり酒 LOVE PINK」。生原酒でまだ活性してるし、栓に穴が開けてある。そやし、吹き出さへんかビビりながら栓を抜いたけど、どうもなかった。はぁ〜
これ、最初からこんだけしか入ってへんの。今年は特にようブクブクしてるらしく、1500mlで2,310円。ちえびじんは甘口で好きな銘柄やけど、これは特に甘い。まるで甘酒。

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しかもはっきりしたピンク。赤色酵母を使うて1ヵ月ほど熟成してあるらしい。使うてはるお米は大分産ひとめぼれやし、ラベルはハート。これ、お正月よりバレンタイン仕様のお酒やね。
ピチピチ弾ける心地よさの後から、どっしりしっかり濃い甘さが来る。うーん。あっさりしたアテには合わん(笑)
おいしいねんけど、デザートみたいにちびちびよばれるのがおいしいお酒やなぁ。原酒のわりにアルコール度数は14度なんで、クイクイいけるが。

140101イチゴ酒
あんまりお酒を飲まへん母には、福岡の若波酒造「Qdamon (くだもん) 博多はまおう」、720mlで1,312円である。
アルコール度数は5度なんで、赤子の手をひねるようなもん。甘くなければ一人で1本は軽いぞ。こちらはかわいい赤色ながら、ちょっとへちってみたらイチゴ感より養命酒から薬臭さを抜いたような感じ。?と思うて原料を見てみると、日本酒とイチゴの他に「あまおう紅茶」ちゅうのを使うてはるそう。そうか、イチゴのフレーバーティーか。

そんなこんなで、食べては飲み、飲んでは食べ。人心地ついたところで、同居人に「何が一番おいしかった?」と聞けば、「黄身醤油」。あーそうかそうか、手をかけた料理とちゃうねんな。作り甲斐がないとはこのことである。そやし、自分のため、自分がおいしいものを食べてまったりしたいから・・・と、自分に言い聞かせて毎年、仕込んでいるのである。

3日は洋のオセチで

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もう今日から出勤の人もいてはるやろうけど、お正月3日目の晩ご飯はこんなん。今度は洋風のおせちである。まずは前菜。こちら、例によって手抜きのスモークサーモンとテリーヌ。テリーヌはちゃんとしたとこへ買いに行く間がなく、スーパーで買うたチープなもんなんで、一気に皿のグレードが落ちる。はははは(苦笑)

奥は、信長葱と白菜をバターで焼き、スープでコトコト煮た。白菜をちょっと干してしんなりさせてあるのと、バターで炒める時、ちょっと焦がすのがポイント。甘みと風味が増しておいしなる。
トロトロの口当たりをいっそうUPするのに、仕上げに生クリームをかけてある。

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白菜を炊いてる間に、キッシュも焼き上がった。が、ちょっと焼きすぎ!
中身はタマネギと『まつだファーム』のベーコンを炒めてある。これまた、しっかり炒めて甘みを引き出したんで、玉子+生クリームのやさしい味わいにマッチ。もっとも、生地は既製のパイ生地なんで、手間はあんまりかかってへんのよ。

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で、メインディッシュ。海老をウニクリームソースで焼いたん・百合根と空豆のバターソテー・レンコンチップス・ズッキーニのオリーブ油焼きを付け合わせに、毎年、絶対に作るローストビーフを。
百合根と空豆は、生のままバターでじっくり焼くのが、ホコホコ&部分的にカリッと仕上げるコツ。
ローストビーフ、今年はちょっと焼き時間が短めで、かなりレアレアになったが、まぁタタキやと思うて食べたらええねん。冷蔵庫から出して室温に戻した600gの塊を、180度で15分ほど焼いてんけど。ソースなし、おろした山葵だけをつけて食べたが、今年は上手にできた!うまか〜。
去年、30日に肉を買うてきて、ハーブ塩と粗びきコショウ、スパイスに赤ワインをすり込み、寝かせといた。それを大晦日に焼くはずが、忙しいてそのまま保存。結局、3日の夕方まで寝かせといたんで、しっかり熟成してたんやろう。塩気とワインが全体に回り、味もしっかりついてたし。この塩加減が奇跡的に絶妙やった(なんせ目分量なんで)

実は、いつもなら2日に洋風おせちをするはず。が、元日のにごり酒がすすみすぎ、年賀状を書けずしまいで寝てしもた。翌日は二日酔い。おまけに年賀状も書かねばならぬ。ちゅうことで、2日は元日の残り物でそそくさと済ませ、3日に仕切り直した次第。
いきなりの大失態ながら、おいしいできてたしケガの功名。とまぁ、言い訳しておこう。



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