イタリアン

2024年03月15日03:15

カテゴリ: 外飲み・京都のお店; 店の食べもん

ご近所で寿司とイタリアン

三条会商店街にあるイタリアンの「ロカレ」は、カジュアルな雰囲気でワインが楽しめる。シェフは一人やけどメニュがめちゃくちゃ多い。そして出てくるのが早い。まずは前菜の盛り合わせを頼んだら、忙しいのに２人分を別盛りで出してくれはった。

前菜がどれもおいしいので、他のもあれこれ食べたい。サーモンと
オレンジのマリネサラダも雲子のフリッターもおいしい。

ツブ貝のアヒージョを自家製パンにつけて食べたらお腹キンキンになった(といいつつパスタも食べたが)。こりゃぁワインが進むわ。気軽に楽しく小粋なおつまみで飲めるお店。友だちは車なので飲まんかったし、私がワイン３杯飲んでお代は11000円やったが、たぶん飲まない人にはテーブルチャージがつくと思う。

さて、ご近所でお寿司というたら黒門四条上がるの「ことほぎ」さん。ほんまもんの江戸前寿司が食べられるが、みなさん大将の腕に惚れこみ、あっという間に予約の取れへん人気店になったので、いつも予約がいっぱいでなかなかおじゃまできひん。

たまたま１時間だけ空いていたときにサクッと。光り物大好きな私に、丁寧に仕事されたコハダがうれしい。あぁ新子の季節によばれたいわ（去年はタイミングが合わず(T_T)。そして〆の穴きゅうがまた絶品。炙られた穴子と海苔の香ばしさが口中に広がり、これは10本ぐらい食べたい。もちろん女将チョイスの日本酒も素晴らしくマッチするので、和食文化を満喫できる。

西院の御前四条から東北に入った住宅街に最近できた「くれよん食堂」は
かわいい屋号やけど寿司居酒屋さん。知人と西院で会うことになり、おじゃましてきた。

ランチタイムの海鮮丼は８種盛りで1200円。小鉢とサラダ、赤だしがついてくる。ネタが大きめで８種以外に玉子もついてきた。にぎりやと８貫に稲荷と鯖寿司がついて同じ値段なのだが、これは食べ切れへんやろう。すごくお値打ちだ。

ちゃんとしたお寿司屋さんと並べて恐縮だが、先だって仕事先で昼休憩に取ってくださった銀のさらのお寿司。1000円ランチはネタが大きくてコスパがよい。ちょっと緊張する仕事やったんで、そのカチカチをお寿司がほぐしてくれた。

別の日、初めてはま寿司へ行った。カニカマ天一本揚げの握りを頼んだら、こんなんが
出てきた（ワサビはあとからのせた）。どでんとのっかったカニカマ天に笑えたわ。

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#京都

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2024年03月06日03:06

カテゴリ: 野菜ソムリエ; 晩ごはん

野菜のごっつぉ

野菜をたくさん収穫させていただいた当日は、しんどかったんで手抜きの晩ごはん。花菜を塩茹でして、酢飯に鯖缶そぼろ・いり卵・紅生姜とトッピングしてばら寿司風に。蕾菜の外葉をおあげさんと炊いて、めかぶと新タマネギの白和え、白菜漬けは前に漬けてあったものを。2週間ぐらい経ってたけど、ちょうどええ塩梅に塩気と酸味が出ておいしかった。

刺身用の鰤は塩・コショウで〆、サーモンは昆布〆ならぬディル〆に。
塩コショウしてたっぷりのディルで包みこむのだ。これをチルド室で一晩寝かす。

翌日。魚は薄く切ってオリーブ油とレモン汁をふって食す。ほろ苦いイタリア野菜を合いの手に、ぺろっと食べてしまえる。プンタレッラは割いて明太子ドレッシングをつけたけど、これはアンチョビドレッシングのほうがおいしかったと思う(^_^;

カーボロネロ・ニンジン・大根・タマネギなどをさいの目に切ってオリーブ油
で炒め、もらい物の野菜ジュースで煮込んでミネストローネもどきに。

ソムリエのお友だちにもらったカヴァで
ご機嫌なイタリアンもどきディナーになった。

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#京都

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2024年01月22日01:22

カテゴリ: 野菜ソムリエ; 店の食べもん

野菜イタリアンの新年会

京都の野菜ソムリエの集まり、野菜ソムリエコミュニティ京都の新年会があった。場所は東洞院仏光寺を東へ入った「京都イタリアン　欧食屋Kappa」さん。Kappaというても頭に皿をのせた妖怪ではなく、ギリシア文字10番目のそれである。ここは京都で唯一、野菜ソムリエレストランとして日本野菜ソムリエ協会から認定を受けたお店なのだ。当然、野菜の料理に期待が高まる。

この日はドリンク付4500円のランチコース。まずは一口の野菜ジュース、そしてスープとすごく手が込んだ前菜。スープはほんのり白味噌を利かせてあり、伊達巻きみたいな玉子や洋風のなます、黒豆のワイン煮など正月を意識したメニューだ。

続くサラダはメインというてもエエほど。なんと38種類の野菜を特製のドレッシングで和えてある。どれが何か一つずつ確かめながら食べるとめちゃ時間がかかるが面白い。ヤーコンのシャリシャリした食感と淡い甘さが特に気に入った。

魚料理はカルトッチョ。白身魚と野菜を耐熱フィルムで包んで蒸し焼きにしてあり、たぷたぷの汁を自家製フォカッチャに浸して食べるとこれまた旨い。そしてほんとのメインのステーキ。ゆっくり食べてたので少しずつでもお腹がふくれてくるが･･･

どひゃーここでパスタ！野菜たっぷりのラグーパスタである。
もうキンキンと言いながら、おいしいのでペロリ(^_^;

と、ここで別腹登場。アーモンドのタルトにカッサータ。コーヒーをいただき
ほんまにお腹いっぱい。それでも野菜が中心なので、罪悪感はないなww

野菜ソムリエで栄養士の資格もお持ちの石橋シェフ。特製のドレッシングは販売もしてはるので、お土産にええよ。お昼はもっと手軽なサラダ＆スープランチやパスタランチもあるし、夜はコースやアラカルトが楽しめるよ。

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2023年11月13日11:13

カテゴリ: 外飲み・イベント・お仕事; 仕事の周辺

イタリア食堂910で日本酒の会

夜は「イタリア食堂９１０」で日本酒の会。今回は信州の昭和59年生まれ蔵元が醸した「59醸」のラインナップをメインに、軽いのから燗向きのまで計10本。酒友さんや昔の仕事仲間、料理教室のおなじみさんまで来てくださって、グイグイ飲み干してくださるかと思ったら意外に遠慮された？賢い量で収まった。

彩り豊かなバーニャカウダ、米のサラダ、生ハム＆柿などの前菜に始まり、アサリの酒蒸し、カルパッチョなどすっきりした吟醸系に会う魚介料理、ちょっとしっかりした中口に合う田舎風パテ、サルシッチャを詰めたオリーブのフライ、イタリア風水キムチなどなど。熟成酒の燗酒には鴨ロースや鴨の酒粕漬け、鹿のロースト、フライなど20種類ほどの料理が続々と出てくる。どの料理もばっちりイタリアンやけど日本酒との相性バッチリ。特に栗とチーズのリゾット、美味しかった！

ドルチェはアマレットを利かせたティラミス。ここに月桂冠のアーモンド風味のリキュールを合わせると、面白いなぁ。今回はちょっとお酒の蘊蓄なども語らせていただき、皆さんに満足していただけたかな。工藤シェフ、今回もいろいろ考えてくださってありがとう。お土産もありがとう。ご参加の皆さん、来てくださってありがとう♥

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#京都

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2023年05月15日05:15

カテゴリ: 外飲み・イベント・お仕事; 仕事の周辺

イタリアンに日本酒合わせますの会

13日は野菜ソムリエ仲間のお店「イタリア食堂910」で、イタリアンに日本酒を合わせますの会やった。雨の中、４年ぶりに集まってくださった方々とまずはホームランマッコリのソーダ割りで「サルーテ！」　背景に流れるのは、日本全国酒飲み音頭である（懐かしい）。

グリッシーニ、イサキのカルパッチョには両関さんのキレの良い辛口、Ｒｚ50。　

焼き野菜のバーニャカウダには、19ハナカマキリ。薄にごりで
ピンク色をした低アルコールの発泡酒なんで、野菜の甘みに合う。

ホタルイカのクロスティーニ、続いて出てきたクマレバーのんがめちゃウマ！臭みはなく
コクと旨みがあって、レバー苦手の私でもお代わりしたくなるおいしさやった。ここで作の生酒登場。

青海苔のゼッポリーニと自家製からすみ。からすみは半生で
ねっとりしたとこが日本酒に合う。工藤シェフ、上手やな。

ボッタルガのパスタ。こちらはイタリアのからすみ使用である。
お酒は変化球で、ドライな日本酵母のシードル・ロンロンプロトタイプ。

次からしっかりした料理なんで、百姓おどりを出そうか。ファンキーなラベルで
あるが、米・米麹・酵母オール岩手の山廃で、酸と苦みががっつりある。

で、ラムとチキンのソーセージにレンズ豆添え、賀茂なすのバジル風味田楽。

４種のチーズを使ったニョッキに、ハンガリー鴨のロースト・ワイルドベリー添え。
こうなると雪、山猿の燗そして解脱の燗を合わせるとうめー。

ドルチェはババ。というてもラム酒シロップではなく、解脱のシロップに
２日間も浸けた、日本酒イタリアンの会にふさわしい逸品である。

今日のラインナップ。時節柄生酒が多すぎたのと、辛口の酒が少なかったんは私のボケであるm(._.)mどうも13日はお酒のイベントが多いらしく、また常連で楽しみにしてくださってた方も用事とかぶって欠席なんてこともあって参加者が少なかったけど、1人５合は飲んでくれはったと思う。みなさんお強い！

主催者のシェフ・工藤さんは誕生日を迎えたばかりで、３Ｄの人体模型をプレゼントされて喜んではった。今回もたんとの料理をお疲れ様、どれもこれもおいしかったです。次回はもっと練ってきますので、またよろしくです。

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2021年05月20日05:20

カテゴリ: 買うた・貰た食べもん; あれこれ変わりもん

輸入食品にハマる

ちょっと前に初めて業務スーパーへ行き、輸入食材の楽しさにハマってしもた。
なので近くを通ることがあれば覗く。これは冷凍のパラタ。マレーシアのナンみたいなものである。

油脂たっぷり、ナンというよりはパイ生地。上はフライパンで焼いてみたもので、ややふっくらもちっとしてる。下はオーブンで焼いたし、いっそうパイっぽい。この日はカレーをつけて食べたけど、アイスクリームやフルーツをのせてお菓子として食べたほうがエエ感じ。カロリーは気になるが、すごくおいしい。

同じく冷凍のピザ。マルゲリータと迷うたが、とりあえずこちらに。398円やったかな、激安である。

値段はそれなり。トリュフはかすかに感じる？程度でチーズが少ない。マズうはないし、値段からいうたらようできてるが、自分でアレンジしたほうが良さそうである。カプレーゼ･プロシュートのサラダ･セロリの煮込み・入山豆腐さんのキッシュを添えて。大好きなジンファンデルのワインはチャンキーが好みやったけど、こっちのほうがもっと好み。パッシメントの濃く甘い感じがよう出てる。

紙パック入りのラタトゥイユは200円せんかったんちゃうかな。なぜかスペイン製。

接着面を開けたとこがかわいい。関西の会社が輸入してるしな。

中身はとろっとしてて、トマトシチューって感じ。甘みがあるし、
オムライスのケチャップ代わりにかけたらよさげ。

ひよこ豆のペースト、フムス。これはたぶんメーカーによると思うけど、この缶詰はあかんかった。なんか変に酸味がきつく、カナッペには使いづらい。ポテサラ代わりにサラダベースとして使うてはどうかと思ったが、口当たりが豆やしザラザラしてるんで、どうにも食べづらい。申し訳ないけど、久しぶりにほかしてしもたわm(._.)m

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2020年05月26日05:26

カテゴリ: 店の食べもん; 京のまち・みせ・もの

テイクアウトももうお終いやし料亭の味で

緊急事態宣言が解除され、飲食店も普段通りの営業に戻りつつある。まだ以前のように活気あふれるまちになるにはだいぶ時間がかかるやろうけど、テイクアウトもそろそろお終いやね。ちゅうことでトリかなぁと、京料理を奮発してみた。東山の料亭、菊乃井さんの「家楽膳」、税配送料込み１万円。

不織布の風呂敷を開けると、塗りの切溜風の箱が表れた。上には挨拶状とお品書き。

会席料理をいただくように、一通り入ってる。どれもきれいな仕事で、ものすご出汁のきいた酢の物や穴子がふわふわにやらかい八幡巻きなど、さすが料亭の味わいやった。しっかり酢が入った鯖寿司と、自分で作ったほうが旨いと思た鴨ロース以外は。ちゅうことで、おいしく頂戴した。高い言うたら高いけど、お店ではとてもよばれられへんからお値打ちである。

もう一つ、ご近所の「リストランテ野呂」さんのテイクアウトはちらし寿司。
イタリアンのお店やのに、なぜかお寿司。税込1500円。

こだわりの卵で作った錦糸玉子は鮮やかなオレンジ色。酢飯にはちりめんじゃことタマネギちゅうとこが変わってる。で、お酢はワインビネガー？かなり酢が勝った味付け。コロッケや海老豆もなんとなくイタリアンな味付けで、面白い和洋折衷やったわ。

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2020年05月17日05:17

カテゴリ: 店の食べもん

腹ぺこ高校生にもウケるテイクアウト

この日は洋食のテイクアウト。烏丸三条を西にいった、レトロな文椿ビルの1階にあるカジュアルイタリアンの「烏丸ＤＵＥ」さん。文椿ビルは今、外壁を改修中なんか建物全体に覆いが掛けられ、いかついことになっている。コロナの時期にやってしまうのはちょうどええかもしれんけど、中のお店が営業中なんがわかりにくいので気の毒である。ま、正面入口を入って左のお店なんで、表からも見えるのが幸い。予約したら15分ぐらいで作っといてくれはる。この日はオードブルセットとデリカセットを一つずつお願いした。

けっこう重かってんけど、開けてびっくり。長さ30cmほどの銀皿に、予想を上回るすごいボリュウムである。これはオードブルセットであるが、ポークソテーやチキンソテーなんかも入ってかなりがっつり。こちらがメインでもおかしない。これで1000円は、大丈夫かと心配になる。

オードブルがあれやしメインのデリカはどうなるかと思たら、やっぱり。ハンバーグや唐揚げ、骨付きフランク、などがてんこ盛りで極めつけはオムライス。こちらも1500円と大盤振る舞い。体育系男子高校生が大喜びしそうなラインナップだ。

どちらにもフォカッチャが1個ついているのであるが、腹にパンなんか入る余地が無い（フワフワサクサクでおいしかったけど）。結果、初老の大人２人には十二分すぎる量であった。他にもパスタやピザなどテイクアウトメニューは豊富。11時～20時までと注文時間もゆったりしてるし、3000円以上なら配達してくれはるそうよ。

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2020年05月12日05:12

カテゴリ: 家飲み; あれこれ変わりもん

山菜づくし春の味

連休(私は今もそうやけど)の間、同居人は物置を組み立てて物を整理し、庭木を切って片付け、部屋も掃除したりレイコップしたり。めちゃマメに動いたけどまだ時間がある。なので「献血行ってくるわ」と自転車で出ていった。しばらくして袋をぶら下げて帰ってきた。中を見ると山菜。二条駅前の産直で買うたとのこと。食べたいと思てたコシアブラが入ってたんで小躍りして、この日の晩はコシアブラご飯。だいぶ長けたたらの芽やウドもあったし、これまた年に一度しかせん天ぷらにした。揚げたんはたらの芽、ウド、コシアブラの軸のとこ、アブラコゴミ。白ネギとのし蒲鉾も揚げ、まだ衣が余ったしちくわの磯辺揚げとチーズ天も作った。あとは長芋とワラビの酢漬け、姫皮のわさびふりかけ和え。ご飯と揚げ物があるんで、またもや腹一杯に。

その数日後。今度は私が八百屋さんで葉ワサビを見付けたんで、醤油漬けにし、おにぎりに巻いた。具材は楽縁さんの牛しぐれ煮と、長けたたらの芽を刻んで油炒めしたの。これ、コシアブラと似たような風味になっておいしかった。まぁこういうふうにどっさり食べてるんで、このごろウエストがきつい・・・体重を量るのが怖い。体重計が壊れてるのをええことに、見ないふりをしている。

たまには洋風も良かろうと、やはり八百屋で見付けたホワイトアスパラを茹でて玉子とマヨネーズを添えた。15分茹でたのに、まだちょっと硬かったなぁ。
その茹で汁でなんちゃってリゾット。茹で汁に塩、百合根とパルミジャーノ、オリーブ油を加えただけであるが、ものすごええお加減で旨いことできた。竹の子とスナップと鶏はクリーム煮、ヤングコーンは素焼きして塩で。奥には鶏のパセリ焼きとコロッケ（冷凍のを焼いただけ）、コーンのヒゲを炒めたんを添えた。ま、こんだけ食べて飲んでたら、そら････しょがないわな(≧Д≦)

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2020年04月29日04:29

カテゴリ: 家飲み; 店の食べもん

今日はフレンチ×イタリアン

高木×三日月晩酌の翌々日は、三条会商店街に比較的新しく出来たお店のテイクアウト。美福通りの角っこにできた「ガルマン」さんは、ピンチョスなどの前菜とパスタが食べられるイタリアンなお店である。普通営業もしてはるけど、ランチ以外はやっぱりテイクアウト客のほうが多いみたい。私が行ったときもテイクアウトは入れ替わりやったが、中のお客さんは一人だけやった。

前菜の盛り合わせは1000円ちょうど。タプナード、クリチー、ポテサラのクロスティーニ、田舎風パテ、キッシュ、ラペなどが盛られていた。玉子ケースみたいな紙箱もエエ感じ。今のご時世では、テイクアウトはランチタイムからずっとやってはるのかな？　お店でランチするにもテイクアウトにもよさげやった。

ガルマンさんの角を曲がり、北隣の奥にあるのはビストロ「３１５」さん。ひっそりオープンしはったので,知る人ぞ知る隠れ家的なお店のよう。キャパも６人ぐらいと極コンパクトなので、通常営業はやめてテイクアウトにしぼってはる。普段から16時オープンみたいで、テイクアウトも16時から。夜は自粛に合わせて20時閉店のよう。

こちらでは前菜盛り合わせと鴨のコンフィを頼む。どちらも900円。鴨にはマッシュポテトと豆の煮込みがたっぷり付き、すごいお値打ち。前菜はクスクスのサラダ、ラペとレッドキャベツのマリネ、ツナサラダ、鴨ハム、田舎風パテ。奇しくもラペとパテが被ってるけど、ラペは酢の利いたグルマンさん、パテはレバー少なめの３１５さんが好みやった。もちろん、どれもおいしくいただいた。

ワインはジョージアのサぺラヴィ。ジョージア（グルジア）はワイン用ブドウ発祥の地らしい。このサペラヴィ種100％のワインは、重い目でちょっとスパーシーな風味があり酸味は控えめで渋みはほどほど。パテや鴨にはよう合うたわ。母はこの陶器ボトルが気に入り、一輪挿しにしたいらしく「早く空けてくれ」言うてたけど。

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