京都町家ぐらし

京都の町家に暮らす玉葱ぽんが、食べもんやお酒、愛犬との日々をつづるトボけた四方山ブログ。ベタなまち徘徊、トホホな情景も織り込んでおとどけ!

ワインバー

珍しく祇園で

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先日、高校の同窓会があった。今年は幹事の一員やったんで、終わってから足洗いとして、幹事の一人が行きつけのお店へ向こうた。大和大路の「datten」というイタリアンで、見るからに上品な祇園らしいたたずまいである。1階はカポーにふさわしい雰囲気、2階はゆったりしたソファとシャンデリアがハイソな雰囲気を醸している。こんなとこ何年ぶりやろと、普段は庶民的な街の立ち飲み愛好者は思う(^_^;

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同窓会は中華のコースやったんで、おつまみは軽く前菜盛り合わせ。
出てくる料理はわりとカジュアルで、コースは5000円からあるみたい。

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ワインバーぽい感じでワインのメニューは豊富であるが、下戸が2人いたので、ソフトドリンクを
頼んではった。モクテルを頼んだ人にはこんなキュートなんが来た(飲むのはおっちゃんやけど)

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ちなみに同窓会の中華はこんな感じ。小分けしてあるとしょうびんやけど、そこそこ評判の良いホテルレストランなので味はまずまず。が、前菜の豆腐干は「なんだかな」と文句が多かった。私は好きやけど、なんせ豆腐干の和え物と少しのベビーリーフだけがドバッと大皿に盛ってあるので、盛り合わせ的な豪華さがないし見劣りするわな。8000円のコースならもうちょい頑張ってほしいところ。

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以前、別なホテルで食べたコースは、前菜の鮪は小さかったが、白身魚のアメリケーヌソースには大徳寺納豆が散らしてあったし、ステーキには京野菜やインカのめざめがあしろうてあった。量は少ないが、京都フレンチのほうが見栄えするわね。


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四条木屋町で会館飲み

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京都には「会館飲み」という文化があって、繁華街の雑居ビルにみっちりひしめく飲み屋をハシゴする。四条河原町界隈なら、西木屋町や先斗町の路地にそういうとこが点在。有名なのはタカセ会館、その北にあるレイホウ会館もその一つだ。中の様子がうかがえないとこが多く、めちゃくちゃ入りにくいのであるが、いったん落ち着くとどこも居心地がよい。こないだは西木屋町四条を上がったレイホウ会館2階の立ち飲み「ニュートレセン」へ行ってみた。やっぱり知らんと入りにくいが、扉を開けると若いお兄さんが店番してはった。この日は雪のせいか、お客さんは私だけ。あとから聞いてみたら、もっと遅い時間からお客さんが増えるそうで、飲食業の人が自分の店を終えてから寄ることもあるん違うかな。

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こちらはワインバーやけど、おつまみは中華風メイン。オーナーが世界を旅していろんな料理を食べてきて、中でも中国料理が気に入ったせいらしい。この日の前菜盛り合わせは木耳、ザーサイ、エリンギそれぞれ中華風に炒めたり煮たりしてあり、牡蠣のコンフィとサラミだけ洋風やッた。そして看板メニューは水餃子。目の前で自家製の皮にあんを包んで湯がいてくれはるそれは、肉汁たっぷりでちょっとエスニックなスパイスが効き、重めの赤ワインによう合う。自家製のジンジャーエールのハイボールも甘さ控えめでおいしかった。お勘定はハイボールと赤ワイン2杯でこんなんをつまみ2800円ほど。

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レイホウ会館の南にあるタカセ会館の2階には、以前イタリア風おでんがおいしいという「トレセン(こっちが本家?)」があってんけど、今は「岩ちゃん」というお店になっている。こちらもおじゃましたときは私だけやった。初めての店で一人やと緊張するが、店の人としゃべってるうちにここの魅力がわかって面白い。こちらは煮込みと焼酎がおすすめの店で、立ち飲みやけどチャージ300円で椅子に座れるらしい。私が行ったときは全席座れるようになってたが。

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まずは和牛すじを出汁で煮込んだすじ煮込みを。出汁がようきいてて肉の繊維がほどける。ねぎもほどよう煮えててとろっとろ、これは好きな味。フンドーキンのポン酢をかけると味変でまたおいしい。ねぎオムレツも濃いお出汁がたっぷりかかっててイケる。そして焼酎は、大分のUSA1789(麦麹を使うた紅芋で限定醸造品)はさっぱりしてた。もう一杯は珍しいナツメヤシの焼酎。これは世界最古の蒸留酒アラックを再現した焼酎だそうで、デーツ特有の甘い風味が味わえた。どっちもお初やったけど、珍品が味わえるお店みたい。ここもお勘定は2700円でお値頃やった。どっちのお店もこの界隈に来たらまた寄ってみたいな。

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紅白とポポンペット

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梅田界隈、小粋なもんでワインを飲みたいときは「紅白」さんへ。何軒かあってどこも行列ができている人気店ながら、終いがけはわりに待たんと入れる。私は帰り道の関係からホワイティか三番街のどっちかへ行くが、この日はホワイティ。

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まずは名物のフレンチおでんから大根のポルチーニソースとジュレかけの冷たいトマトおでん。おでんは売り切れもあるけど(この日は玉子と季節商品が売り切れ)、大根だけはいつもあってうれしい。そしてローストビーフシャリアピンソースを頼んだら、フレンチフライてんこ盛りでお腹パンパン。

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別の日もやっぱり大根おでんから。クネルもジャガイモも売り切れやったし、またもやトマト(T_T) それから今度はラムステーキを頼んだら、どどんとフレンチフライ・・・・メインはこういう盛りがデフォのようで、またお腹パンパン。周囲を見ると、メインは二人連れが頼んではるようで、一人ではキツい。けど、軽めの前菜で食べたいのが売り切れやしなぁ。

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そして先日。この日も売り切れ多数やったし、外せへん大根と
牛バラのおでんを頼んでみた。牛バラ、肉吸いみたい。

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前菜の海老をあしろうたマンゴースープとクスクスとトマトのサラダ。この日は前菜だけで済ませたので腹八分。たいていビールかサワーにワインを2杯飲んで3500円ぐらいやし、カジュアルなビストロとしてはめちゃくちゃコスパがええ。もちろんおいしいし。

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もう1軒、カジュアルなワインバーはお初天神通りにある「ポポンペット」さん。駅前ビルの立ちぶどう千本の系列だそうで、ここもコスパがめちゃめちゃ良くておいしい。しかも椅子があるww あ、紅白も椅子はあるよ。

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まずは前菜盛り5種、1280円やったかな。ローストビーフやピクルス、ポテサラ、ラペなど6種にサラダもついている大盤振る舞い。エスニックなスパイスを効かせたラペや、いぶりがっこの入ったポテサラなど、さぁ飲め!ちゅう味つけがうれしい。一人で食べてるとお腹がええ塩梅になってくるので、追加はケークサレ。できてんのが出てくると思うてたら、時間がかかる。そう、注文を受けるごとに焼いてくれるのだ。焼きたて熱々のケークサレは小ぶりながら食べ応え抜群。キッシュもあるけど大きくて、このサイズが一人にはちょうど良いのだ。

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別の日も盛り合わせ。やはり6種とサラダ付き。必ず肉と魚介が付いてきて野菜たっぷりなんがありがたい。外飲みは野菜が不足しがちやしね。もちろんケークサレも熱々で、外はカリッとサクッと、中はふんわりしっとり。同じもんを頼んでも、その都度肉・魚介の内容が変わるので飽きひんし。こちらもビールかサワーにワイン2杯頼んで3500円ぐらい、おばはん一人でも気兼ねなく入れるよ。

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会館飲み 富小路

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会館飲み、次は四条富小路上がるの四富会館。ここは細い路地の両側に、カウンターだけの小さいお店がへばりつくように並んでいる会館だ。天井が低くて薄暗いので、やはりすごく入りにくいが、一度入ると昭和の香りになじんでしまう。

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この日は一番表に面した「たすく」さんへ。日本ワインだけのお店なので、扉を開けると「うちは日本ワインしか置いていませんがよろしいですか?」と女性オーナーに聞かれる。はい、存じております。ということでおじゃまする。ワンオペなのでやや時間はかかるけど、丁寧に作られた前菜の盛り合わせがどれもこれもおいしい。特に花菜の春巻きがおいしすぎて思わずお代わりした。パンも自家製で、この日は赤ワインのパンやった。このあと出てきたニンジンのすり流しもやさしいお味やったし、すべて野菜なのでベジタリアンにもうれしいお店なのだ。

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せっかく日本のワインやし、まずは日本だけで作られているブドウのワインをお願いしたら、竜眼とシャルドネの白を勧めてくださる。これ、酸味もミネラルも控えめ、コクがあって丸い味わいですごく好み。次の赤はこんな感じで、どちらも「渋みが少なく適度に飲み応えがあるの」という要望に応えてくれはったチョイスである。気さくにワインの話をしてくれはるし、女性一人でもすんなりなじめる居心地の良さ。お代は4400円でワインバーにしたらお値頃やろう。

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四富会館の突き当たり、これまためちゃくちゃ入りづらい「てしま」さんは、寿司割烹の店。何度か紹介してるけど、信じられへん値段のお任せコースが看板だ。お通しの煮物(たいていキャベツとおあげさん)が庶民的やけどしみじみ旨い。おいしいお出汁にキャベツの煮え加減が絶妙なのだ。次いでおでん、そして取肴。取肴は5〜7種類ぐらいの盛り合わせで、どれもお酒がススム君。

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それからお造りが出てくる。この日はカンパチと平目。それからやはり看板メニューの鯖寿司。ナマナマしたのがたまらんくて、やや甘め&やらかめのご飯にマッチする。で、このあと麺が出てくるんやけど、たいていここでギブアップ。麺はお出汁だけにしてもらう。この6品コースで1800円て、信じられへん。ただし大将は、自分の嫌いなタイプの客は断る主義で、4名とか多い人数も断られる。なんせ7席ぐらいしかないワンオペなので。

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別の日。あまりに量が多いので、キャベツ煮のあとすぐ取肴をお願いした。けど、盛り合わせに入ってないあん肝がおいしそうやったんで頼んだら、平目の薄造りに巻いて出してくれはった。残り一切れやっただし巻きもいただき、次は鯖寿司。

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それでもう締めようと思てたら、大将のふるさとで獲れる舌平目の干物を焼いてくれはった。カレイはよく見かけるが、舌平目の干物なんて初めてである。カレイより身がむっしりしててこれまた酒がススム。と、この日もまたお腹いっぱいになった。清潔感とか上品さを求める人、酒の銘柄にうるさい人には向かんけど、リーズナブルにおいしいアテで酒を飲みたい人には超おすすめのお店だ。

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天満で呑み倒れ

ブログネタ
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本日最終広島の八丁堀にあるフクヤ本店で、玉葱工房のアロハと手描きTシャツのお店が期間限定オープンしてます。今日限りですので、ケンミン様はなにとぞ行ってやってください。玉葱工房店主がいてますので「玉葱ブログ読んでる」と言うてもろたらありがたいです


090530天満奥田1090530天満奥田2さて、重たい荷物(それがまた、すべて重たい腹の肉になるねんな)をぶら下げ、よたよたと呑み屋街へ。ドラム缶をテーブルにしたホルモン屋、自家製ジェラートもあるお好み焼き、寿司居酒屋などなど。ごっつたんとあるんで、どこにしようか迷うてしまう。が、とりあえずは揚げ物にビールやろ
と、串カツの立ち呑み『奥田』へゴー。のはずが・・・。ここは道2筋に挟まれた長い店で、南通り側と北通り側に入口がある。南から入ると串カツ店、北から入ると何でもありの居酒屋になってた。店は繋がってるんやけど、客の行き来はできひんの 私らは北から入ったんで、串カツは断念して穴子の一本揚げと揚げ餃子、大阪名物水ナスのどぼ漬けで瓶ビールを一本。お代は1200円也


090530天満ヒロヤ1090530天満ヒロヤ2次なる店は、行く前からチェックしてた葡萄酒場『裏HIROYA』へ。ここはセンバツ・オフ会で知り合うた『大阪のまさちゃん』オススメのお店。早朝は卸売市場で働く人御用達の食堂「ひろや」、オフタイムは暖簾をひっくり返してワインバーになるし、呑む時間は「裏HIROYA」なんよ。つまり、形態を変えてほぼ24時間やってるお店。話題の店らしく、ググったらいっぱい出てくる。


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まずは前菜の盛り合わせを
生ハムとチーズ、ほぼ刺身の分厚いカルパッチョ、フリカッセ、茸のマリネ。赤ワインをデキャンタで頼んだら、500mlのんになみなみすれすれ入って供された。盛りがエエねぇ

090530天満ヒロヤ5090530天満ヒロヤ4はずみがついて、豚タンの炙り焼き、湯引き鱧とセロリのピリ辛和え、トリッパ、ポテトのジェノベーゼソース和えをオーダー。ここのトリッパは牛の胃袋全部入りとのことで、kasparekさんと「ここは2番目かな」「センマイって何番目やったっけ?」などと分析しながら食す。鱧とセロリの意外な取り合わせも、冷やした軽い赤ワインには合うてたわ


090530天満寿司こんだけで4300円。腹八分目なんやけど、ちょっと物足りん。どんだけ食うにゃ
そやし3軒目を物色して歩くと、ワンボックス車でワイン屋台を開いてる店やスペインバール、メキシコ風の鶏の丸焼きを食べさせる店もあった。店が閉まって薄暗いアーケード商店街に開店する中華屋もあるし、バラエティに富んでる。
うわー ここもあそこも行ってみたいなぁ

悩んだあげく、買い物する前に通り過ぎて気になった寿司居酒屋へ。ここ、ヘンなネタがあってん。
店内は至ってカジュアルで、壁にへばりつくように座って寿司をつまむ。私が玉子と鯖、彼女はダチョウタタキとワサビ巻きを。それから油物好きの二人ゆえ、スルメの天ぷらを。
手前の巻物、緑色のんが全部ワサビ 鼻に抜ける衝撃で、味なんかわからへん。プヒ〜〜〜〜ッと酔いも覚め、頼んだウコン酎ハイで肝臓にも優しい
しかもこの日は、液キャベ飲んではしごに備えたおかげで、二日酔いにもならんと快調やった。

今まで行った大阪のベタな街の中では、天満は若い人が多い。モダンな店やグローバルなお店がたんとあって、「おっさんの街」いう感じとちゃうの。適度にノスタルジックな住宅もあるし、食材の物価が安うて品数豊富
郷土愛に燃える二人ながら、思わず「ここ、引っ越したいなぁ。大阪でどっか住め言うんやったら、天満やな」と、浮気しそうになったのである。


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