京都町家ぐらし

京都の町家に暮らす玉葱ぽんが、食べもんやお酒、愛犬との日々をつづるトボけた四方山ブログ。ベタなまち徘徊、トホホな情景も織り込んでおとどけ!

三種

元日のおせちは伝統で

260101元日おせち4
大晦日から元日にかけて格闘したおせちであるが、例年通り元日の夜は和のおせち。毎度、黒塗り金蓋の銚子と金杯を使うてたが、今年は久しぶりにコンサバなお屠蘇セットを出してみた。おつまみはまず三種から。毎度書いているが、京都では数の子・田作り・「たたきごぼう」である。ごぼうは山椒をしっかり効かせるのが私流だ。そして家族みんなイリコが嫌いなんで、極力量を減らすためアーモンドカルをみりん醤油と七味で煎りつける。

260101元日おせち3
冷たいおせちは丸いお重に詰めた。これが小ぶりなんで、富士山と柚子が入らんっ(^_^;

260101元日おせち5
中身はこんなん。なます、紅白蒲鉾、鮪の昆布〆山葵添え、黒豆、金柑甘煮、酢蓮、きずし(鯖)の千枚漬け巻き。蓋物には炙り唐墨と筋子大根。蓋物の中身と黒豆と蒲鉾は市販品である。

260101元日おせち6
温いおせちは染付に盛り合わせてチンする。ぬくいのを食べたいのでお重には詰めへん。鴨ロース、椎茸旨煮、昆布巻き、巻き生湯葉と手鞠麩と梅麩の炊いたん、竹の子の炊いたん、えびいもの生姜味噌田楽、海老の雲丹焼き、花蒟蒻炒め煮、高野豆腐、慈姑、大野屋さんの出汁巻き。昆布巻きと出汁巻きは買うてきたもの。あとは全部手作りである。
毎年考えあぐねて、結局は同じようなもんを作ってるな。あれこれ悩んでたら同居人からは「自己満足で作るんやろ」とムカつくことを言われたが、掃除をしてもらわなアカンのでグッと我慢。それでもちょっとは簡単にはした。

260101宮城限定酒
お酒は仙台のお友だちに送ってもろた、こっちでは手に入らん限定酒。右の浪の音は去年のであるが、もったいなくて一年寝かせておいたのだ。新しいほうを先に飲んだので、またもや手つかずなんやけど(^_^; 
「ケロハナ87」は1987年度生まれの蔵王酒造・渡邊毅一郎氏と内ケ崎酒造店・内ケ崎啓氏が、同年に開発が始まった宮城県産酒造好適米・蔵の華を使うて醸したお酒である。「お酒が変える」「ひっくりかえる」という思いから蛙をモチーフにしているそう。アルコール13度らしいさらっときれいな飲み口で、87%磨きとは思えへんが、あとにほんわり糠っぽい香りの残るとこが低精白ならではの雑味やろう。そこが魚介には良く合い、すいすいと1本空いてしもた。ねーさん様、貴重なお酒をありがとう。


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#京都

元日はお雑煮からおせち

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180101おせち1
元日の夜は、早めにおせちの晩ごはん。結局、当日の朝までかかったけど、たいしたもん出来てないなぁ(^^ゞ まずは三種。京都は数の子・たたきごぼう・田作りである。うちのたたきごぼうは、お酢と山椒をきかせたピリッとするのん。ごぼうと山椒ってよう合うのよね。そして田作りのでかいイリコが嫌いなんで、アーモンドカルをみりん醤油と七味で煎りつける。

180101おせち2
おせちは冷温別々に盛る。お重に詰めるのがヘタなんと、ぬくいほうがおいしいもんは温めて食べたいし。黒豆・イクラなます・ブロッコリーの昆布和え・鯛の昆布〆・蒲鉾・栗の甘露煮・洛いものわさび漬け・ちょろぎ。柚子の蓋物の中身は、このわたを冷凍した黄身と和えたのん。このうちなますは母製、蒲鉾・栗・黒豆・ちょろぎは出来合い(^^ゞ

180101おせち3
煮炊き物は菓子鉢に盛ってから、チンしてぬくぬくを食べる。だし巻きは三条会の大野屋さんので、ここのだし巻きは普段から愛用している。やらこうて美味しいねん。昆布巻きは邪魔くさいし出来合いで、炒り鶏・赤コンニャク・高野豆腐・蕗は母製。竹の子・手鞠麩・クワイ・椎茸・湯葉巻きは別々に煮て盛り合わせ、蓬麩の田楽と塩茹で空豆をあしらう。

180101おせち4
全部揃えて、いただきます。ヱビスビールと末廣さんの亀の尾純米大吟醸が進むわぁ。

180101雑煮1
180101雑煮2
ちなみに朝はお雑煮。これまた例年通り、同居人と母には鰤・蛤・岩海苔・蒲鉾・大根・人参・芹の入ったすまし仕立てに茹で餅。私だけ、精進の白味噌仕立て。今年のお餅は小さかったんで、底に沈んで見えへんね(^^ゞ

元日のおせち・和バージョン

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140101おせち1
元日は、お昼に爆睡の後、5時前から晩ご飯の支度。大晦日(ちゅうか元日)に支度したもんの、くたびれ果てて準備が完璧と違うた。そやし、下ごしらえだけしといたもんの完成や盛りつけやらで、結局は1時間半ぐらいかかってしまう。
で、ようやく完成。まずは例年通り、三種から。京都では、椿皿に数の子・タタキゴボウ・田作りが載る。我が家はイリコ嫌いなんで、できるだけ細かいジャコとその倍ぐらいのアーモンド、ゴマをみりん醤油と七味で炒りつける。これで生臭さゼロに。タタキゴボウは、舌がしびれるほど山椒をきかすのが好き。で、数の子はこれまた好みで松前漬けに。この3種類ではどうしても色がくすむんで、来年から数の子は考えたほうがエエかもしれん。

140101おせち2
うちは毎年、定番のおせちは半分ぐらいで、あとは適当に正月らしいもんを盛り込む。お重ではなく、ちべたいもんはお皿に、ぬくうして食べたいもんは陶器に。
こちらはちべたいお皿。縁起がエエので桃の染め付けの古伊万里。これは、大好きやった親戚のおじいちゃんにいただいた、我が家のお宝なのだ。
料理は、クリックで大きぃなります。正面から時計回りに、スモークサーモンを千枚漬けと白菜漬けで巻いたん、花菜の昆布・辛子和え、蒲鉾・鯖の柚庵焼き、柚子釜かん、煎り銀杏、黄身醤油(玉子の黄身を醤油に漬けこんどいたもの)をそえた平目の昆布〆。中央は黒豆、なます、汲み上げ湯葉のイクラのせ。以上、完全なる酒のアテ、である。
ほんまは年末の教室で紹介した、こえびちゃんのゴマ焼きとかも作りたかったが、根性がなかった。

140101おせち3
こっちは、ぬくためて出したお皿(菓子鉢やけど)。手前から蛸のやわらか煮、高野豆腐、赤コンニャクの炒め煮、筑前煮、だし巻き、蕗煮、竹の子と手まり麩煮、海老の塩麹漬け焼きである。花菜のさっと煮は彩りに。
ま、蛸とだし巻きと汲み上げ湯葉は既製品やし、筑前煮と高野豆腐と蕗となますと黒豆は母が作っといてくれたんで、かなり助かったが。

140101ちえびじんピンクにごり1
元日のお酒はにごり系にすることが多い。今年は大分の中野酒造のタンク1本だけの限定酒「ちえびじん純米生原酒 桃色にごり酒 LOVE PINK」。生原酒でまだ活性してるし、栓に穴が開けてある。そやし、吹き出さへんかビビりながら栓を抜いたけど、どうもなかった。はぁ〜
これ、最初からこんだけしか入ってへんの。今年は特にようブクブクしてるらしく、1500mlで2,310円。ちえびじんは甘口で好きな銘柄やけど、これは特に甘い。まるで甘酒。

140101ちえびじんピンクにごり2
しかもはっきりしたピンク。赤色酵母を使うて1ヵ月ほど熟成してあるらしい。使うてはるお米は大分産ひとめぼれやし、ラベルはハート。これ、お正月よりバレンタイン仕様のお酒やね。
ピチピチ弾ける心地よさの後から、どっしりしっかり濃い甘さが来る。うーん。あっさりしたアテには合わん(笑)
おいしいねんけど、デザートみたいにちびちびよばれるのがおいしいお酒やなぁ。原酒のわりにアルコール度数は14度なんで、クイクイいけるが。

140101イチゴ酒
あんまりお酒を飲まへん母には、福岡の若波酒造「Qdamon (くだもん) 博多はまおう」、720mlで1,312円である。
アルコール度数は5度なんで、赤子の手をひねるようなもん。甘くなければ一人で1本は軽いぞ。こちらはかわいい赤色ながら、ちょっとへちってみたらイチゴ感より養命酒から薬臭さを抜いたような感じ。?と思うて原料を見てみると、日本酒とイチゴの他に「あまおう紅茶」ちゅうのを使うてはるそう。そうか、イチゴのフレーバーティーか。

そんなこんなで、食べては飲み、飲んでは食べ。人心地ついたところで、同居人に「何が一番おいしかった?」と聞けば、「黄身醤油」。あーそうかそうか、手をかけた料理とちゃうねんな。作り甲斐がないとはこのことである。そやし、自分のため、自分がおいしいものを食べてまったりしたいから・・・と、自分に言い聞かせて毎年、仕込んでいるのである。
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