
私がここに引っ越してきたころは、子ども人口もそこそこあったし地蔵盆は盛大やった。会所を借りで豪華に飾りつけ、お地蔵さんも華麗にお化粧(毎年町会長がする習わしやったが、一度やったのが好評でほぼ毎年私が絵付けしてた)。夜は焼きそばやおでんを作ってビアガーデンをし、翌日は福引きなど老若男女みんなが参加してにぎやかやった。が、コロナで自粛以降は子どもも減り、世話する役員の高齢化もあって、お地蔵さんの居てはる祠をお飾りしておやつを配るだけになった。化粧もコロナ前に私が描いたのをずっと更新してない。

今年はうちが町会長なので、朝から幕を掛けて花を活け、お膳をこしらえる。とはいえお盆の延長みたいな簡略版。南瓜と椎茸の煮物、唐辛子となんばの焼きびたし、ナスとオクラの味噌汁に新生姜ごはん(我が家の晩ごはんの取り置き)。漬物は市販のチョロギ梅酢漬けを置いたら、ご近所の方はどなたもご存じなく、すごく珍しがられた。本体に味はないけど形がかわいいし、カリカリサクサクした食感がおいしいのよね。

そしてご近所のおっさんに読経していただき、法話を。この時期あちこちの町内から声がかかるそうやけど、どこも縮小化傾向にあるとのこと。ちなみにうちの町内は小学生以下3人、中学生1人で、皆さんクラブや遊びに行ったりで誰も来ず、参列は役員・組長計8名のみ。お菓子もあとから配ったのである。そのわりに来月の敬老の日は赤飯を配る家が町内の半数以上と、少子高齢化を目の当たりにするのであった。まぁベッドタウンで小学校のクラスがたんとあるエリアは賑やかにしはるんやろうし、こういう風習だけは絶やさんとってほしいね。
ところで読経と配り物が終わり、片付けてホッと一息ついてたらガラガラドッシャーンとえぐい雷、次いで夕立。午前中に済んで良かったわ。と、翌日(今日)もえげつない雨で、一瞬にして道路は川のよう、坪庭は池のよう。なんと1時間に90mmという降水量で京都市中京区は全国一をたたき出し、大雨警報まで出たのであった。そのわりに涼しならんのはどういうわけやろ。
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