
今年も3月11日に飲むのは、一ノ蔵さんの「3.11未来へつなぐバトン」である。今年で15年目、売り上げはすべてハタチ基金に寄付されるが、昨年の累計91,864,778円なので今年はめでたく1億円を超えるやろう。震災の年に生まれた子どもが二十歳になるまで続けられるそうで、ずっと応援してゆきたい。お酒は磨き60%の特別純米で、やさしい吟醸香とまろやかな飲み口&ほどよいキレの美酒である。

アテはちまちまつつけるもんを用意したが、メインはタッカンマリ風の手羽元とじゃがいもの煮物。なんでかというと、災害救助犬「じゃがいも」さんを追悼して。飯舘村で生まれて岐阜の動物愛護センターに引き取られた犬で、災害救助犬の試験に11回目で合格した子である。落ちても落ちても頑張って、ついに合格!のニュースには涙が出た。そのじゃがいもさんが、3月14日の里帰りを目前に虹の橋のたもとへ行ってしまったのだ。ふさふさ長毛の黒犬やって、ムサによう似てたから、余計に応援していたのだ。よう頑張ったね、じゃがいも。ありがとうね。あっちでよく似たおじいちゃんと仲良くしてね。

ちょっと前には八戸の八角を食べた。さすがに家でようさばけへんし、おろしてもろたんを昆布〆して薄造りに。おろしポン酢で食すとモチモチクミクミ、淡白やのに味がのっておいしかった。アテにはイカの柚子和えと真鱈子の煮付けも添えて。こういう海の幸がいただけるのもありがたいこと。どうか大災害が起こりませんように。
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