
写真展を観に伝道院へ行ってきた。伝道院は大好きな伊藤忠太氏の設計で
国の重文に指定されている。それにしても電線が邪魔やな。

なので消してみた。中途半端に残ってるが、おおむねすっきりするなぁ。


大正元年に建てられた信徒さんの保険会社社屋で銀行や治療院になったこともあり、現在は
本願寺の研修道場になっているが、赤レンガにドームをつけた異国情緒あふれる洋館だ。

正面のサラセン風ドームと中国風の高欄の組み合わせもええけど、裏の六角塔屋も良い。
東洋から中近東へ、仏教とイスラム教の美が融合した感じである。

建物を囲むのは、翼獅子や象などの魔物。こういうとこが伊藤忠太さんらしくて好き。


重厚な外扉は釣鐘のよう。内部の木の扉や漆喰壁と調和している。普段は内部非公開なので、正面扉が開いているのはめったにない機会だ。内部も高い天井は部屋ごとに意匠が異なり、花頭窓のようなサラセン風のデザインが随所に見られる(内部は撮影禁止)。

ただいま万博協賛イベントとして、京都駅周辺で様々な芸術の展覧会が行われている。今回は写真展で、伝道院では高校生の作品と昔の京都駅界隈の写真が展示されていた。昔の写真は少なかったけど、京都駅周辺ののどかさを見てたら、わずかな期間で急激に都市化したんがようわかる。こう盆地の中がアスファルトとビルばっかりになったら、そら気温も上がるわな。
写真展は31日まで、9月は伝道院と東本願寺で立体造形が展示されるので、また行かねば。

帰りに堀川通りから振り返ったら、仏具店の町家とのコントラストが素敵やった。
高校生でこんな写真を撮ってる作品があったんで、マネさしてもろた(^_^;

伝道院の北には、かつての顕道会館、現在は京都教区教務所がある。ここも大正12年の建築で矩形に3つのアーチが印象的。かっちりしたフォルムに、唐草やアラベスクの模様が異国ぽくて良いね(こちらも内部は非公開)。
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