京都町家ぐらし

京都の町家に暮らす玉葱ぽんが、食べもんやお酒、愛犬との日々をつづるトボけた四方山ブログ。ベタなまち徘徊、トホホな情景も織り込んでおとどけ!

大福茶

元日のおせち

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元日は、家飲みもちょっと改まって。現代の名工に作っていただいた折敷に椿皿と塗りのお銚子、金杯、お正月の箸置きをセット。きつきつやな(^_^; 実際に飲むときはお銚子と金杯だけになるし、ちょうどええのやけど。

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さて、元日は大福茶からはじめる。今年もよろしうに。

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そしてお雑煮。何度も書いているが、同居人はすまし汁に茹で丸餅、焼き鰤、蛤、大根、日の出人参、岩海苔(今年は入手できずアオサ海苔やけど)の備後風。私は白味噌汁に茹で丸餅、大根、頭芋(八つ頭やけど)、かつお節(あいにく粉やけど)。京都は神聖な食べ物なので白う仕上げるちゅうけど、彩りは広島のほうがエエよね。

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そして夜はおせち。朝4時までかかってなんとか体裁は整えたぞ。
毎度のことながら、うちでは冷菜と温菜を別々に盛る。私は猫舌のくせに、冬に冷たい煮炊き物はイヤなのだ。そんなわけで冷菜は、塗りのお平に紅白かまぼこ、紅白なます、うず玉の味噌漬け、田作り代わりの小魚アーモンドの七味がらめ、煎り銀杏、コゴミのおひたし、たたき牛蒡、昆布かまぼこ、スモークサーモンと千枚漬けの砧巻き、酢蓮、鯛の昆布〆。中央の割り山椒は海鼠腸の卵黄和えで、鯛をこれにからめて食べるのだ←料亭風の美味!
ところで、盛り付け段階で「しもた!」。例年、祝肴の三種は別盛りするが、数の子松前を解凍するのん忘れてん(゜Д゜) ガチガチに凍ってるので三種は諦め、牛蒡と小魚アーモンドだけ盛り合わせた次第である。

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温菜はチンできるよう染付の大鉢に。蕗、高野豆腐、筍、干し椎茸、生麩を別々に煮て盛り合わせ。スナップは塩茹で、慈姑は色粉を出汁に加えて煮る。蒟蒻はゴマ油で炒めて濃いめの甘辛味に。だし巻きは三条会・大野屋さん謹製である。だし巻きは大野屋さんのが一番おいしいの。で、昆布巻きも出来合いだ。
一番の力作は鴨ロースであるが、今回、10分蒸したらちょっと硬うなってしもた。もう少しレア気味がおいしいので、やっぱり8分やな。手前は黒豆(これも出来合い)と、蕗の葉の佃煮(もったいないし)で、意外にこの佃煮がおいしくて酒が進んだりする。お酒は愛媛の華姫桜にごり。飲みやすうてすいすいイケるが、18度の原酒なんでよう回る。今日は夜更かしして撮りだめた映画観るぞ!と思たのに、撃沈してしもたわ。

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お雑煮から元日のおせち

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元日の朝は大福茶から。結び昆布と梅干しを入れた昆布茶。今年の梅干しは
小梅ではなく燻製のんを入れたので、お湯を注いだらえらく香ばしかった。

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お雑煮は例年通り2種類。同居人と母(京都生まれ・育ちやけど、亡き父親が白味噌嫌いやったんで我が家はずっとおすましやったの)用は、すまし汁に茹で餅、鰤・蛤・蒲鉾・大根・人参・芹・海苔。私のは白味噌に茹で餅・大根・人参・芹。今年は出汁ではなく水溶きした白味噌を使うてみたが、やっぱりちょっと頼りなかった。

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さて、今年は力尽きて中途半端な出来具合やったんで、夕方に焦りながら続きをする。ようやく完成した元日のおせちは和風で。まずは三種。京都の三種は、たたき牛蒡・田作り・数の子。牛蒡には山椒をきかせ、田作りはごまめ少なめでナッツ多めにみりん醤油で煎りつけるのが私流。武信さんで頂いた撤饌の昆布と鯣も添える。

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毎年、ほぼ重箱に詰めることはなくて、冷たいもんはまな板に盛り合わせ。なますいくら・鯖の千枚漬け巻き・仙台のねーさん様に頂戴した鳴子の紫蘇巻き・鱈子煮・黒豆・蒲鉾・花菜の辛子和え・炙ったからすみと大根。蓋物の中身は貝柱の昆布〆におろした本山葵を添え、そして蕗の葉の佃煮である。

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菓子鉢に盛り合わせたんは、ぬくためて食べるもの。盛り合わせてからチンして、熱々をいただく。筍・蕗・手まり麩・人参の炊き合わせ。柚子小芋(は、とろとろに炊ける八つ頭)・高野豆腐・椎茸の含め煮・生麩田楽・出来合いの昆布巻き・慈姑・大野屋さんのだし巻き・豚の角煮・筑前煮。筑前煮は、冬至の余り物の南瓜を入れたら見た目が汚のうなってしもたけど、味は甘みが出て良い。角煮も上手に出来た(^_^)

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はい、ではいただきます。お酒は純米大吟醸「播磨の輝き」と、にごり酒も飲んで、ご機嫌さん。

お雑煮、元日のおせち

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170101おせち1
結局、大晦日は風呂掃除してついでに入り、洗濯したら午前3時。それからやっとお雑煮の用意とおせち作りである。録画しといたドキュメント72時間のベスト10を見ながらうだうだやってたら、朝になってしもた。

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で、そのまま元日行事に突入。まずは大福茶から。
ここ数年、天神さんの梅をいただかへんので、普通の小梅で。

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それからお雑煮。同居人と母はすまし仕立てに茹で餅・鰤・蛤・蒲鉾・大根・人参・芹・岩海苔。母は根っからの京都人であるが、父が白味噌嫌いやったお陰で家はずっとすまし雑煮であった。その名残で今もおすましなのだ。

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白味噌は私だけ。芋が苦手やし、茹で餅に蒲鉾・大根・人参・芹のシンプルなん。

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今年は久しぶりに、おせちを重箱に詰めてみた。角丸の重箱は詰めにくいわ。煮物になんか色味が足りんと思うたら、キヌサヤをあしらうのん、忘れてた!湯がいて飾り切りしといたのになぁ←すでにボケている
二の重は、鯛の昆布〆・茹で海老・なます・黒豆(出来合い)・酢蓮・パプリカのピクルス・栗の甘露煮と若桃の蜜漬け(出来合い)。鏡餅の器に入ってるのは、クリームチーズの酒盗和え。その向こうの半透明なものは、昼に食べた蕎麦の蕎麦湯の残りが濃厚やったんで、寒天で寄せてみた。手作りの菜味噌をあしろうたが、プルモチでけっこうイケた。
一の重は、三種。数の子・たたきごぼう・ごまめ。たたきごぼうには山椒をきかせ、ごまめはアーモンドカルをみりん醤油と七味で煎りつけるのは例年通りである。たたきごぼうは母作やけど。そして、商店街の大野屋さんのだし巻き・蒲鉾・鳴子のしそ巻き(ねーさん様ありがとう!)・花菜の昆布和え・スモークサーモンの千枚漬け巻き・ちょろぎ。
三の重は、炒り鶏・高野豆腐・竹の子・蕗・クワイ・牛すじ煮・よもぎ麩&粟麩をチーズと醤油で焼いたん、彩りに手まり麩と花麩をあしらう。ここも炒り鶏・高野・蕗は母作なんで、だいぶ助かってるが(^^ゞ

170101玄宰と萩の露
お酒は会津の末廣酒造さんの「大吟醸 玄宰」。山田錦35%磨きでふわっとお花の香りがするけど、料理を邪魔するほどくどくない。きれいやけど、しっかりした味わいで、お正月にふさわしい美酒である。クイクイ飲めてしまうのが難点である。K様、いつもありがとうございます。
もう一本は、滋賀県高島市の福井弥平商店さん「萩乃露 特別純米 十水仕込 雨垂れ石を穿つ」。こっくりした濃い旨みは、ちびちび味わうのにふさわしい。牛すじとかチーズの、濃い味に寄り添う芳醇さである。おへそちゃん、ありがとう。それぞれを料理と合わせ、おいしいおいしい。あー飲み過ぎた(^^ゞ

つつがなくお正月

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110101大福茶
皆様、明けましておめでとうございます。旧年中はご愛顧おおきにでした。今年もなにとぞ、よろしくお願いしますね。

結局、大晦日は帰って料理を仕上げ、お風呂へ入ったらもう4時。年賀状がまだ手つかずなんやけど、力尽きて寝てしもた。いきなり、あかんなぁ。
8時半には起きて、大福茶をいただく。天神さんの梅と結び昆布を入れたお茶。天神さんの梅は、観賞用なんで実が小さい。が、塩を盛大に張り込んであるし、お白湯でもエエだしが出る。

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次はお雑煮。我が家はすましと白味噌、両方こさえる。
もちろん私は、白味噌仕立て。そやけど本来は、茹で餅に頭芋と祝い大根、鰹節を添えるのが決まりながら、うちのは違う。芋のぼくぼくした感じがもたれるのと、茹でたより香ばしい焼き餅が好き、芹も好きと言うことで、私流バージョンである。具は大根・金時人参・蒲鉾・菜の花・鰹節とたっぷりの芹。芹が多すぎて、具がわからへんね。スンマソ。

白味噌は、かの有名な「なかひがし」さんも御用達、今出川河原町一筋西入る下がるの「しま村」さん製。ここの白味噌は、あんまり甘うないので美味しいねん。甘いのもあるけど、甘くないほうがお気に入り。こっくりした味わいがお雑煮にはピッタリである。
それを、上京の漆器店「あか井」さんで買うた塗り碗に盛り、武信稲荷神社から賜った柳箸でよばれる。はぁ〜おめでたいわぁ。

110101元日
元日ぐらいは一日着物でいようと、出かける前に着替えた。いうても道がまだベチャベチャなんで、ポリのチープな水玉に。衿だけ、サイケでPOPなんにしてみた。けど、これも無精して普通の半衿を付けた襦袢に重ねただけ。そやし歩いてたら、ちょっとたわんできた。やっぱりこういうとこは、ちゃんとせなアカンな。と、いきなりダメダメの連続である。
去年買うたモヘアのコート、ぬくいしかいらしいし、今年はもっといっぱい着たいわん。

てなことで着替えて、改まって武信稲荷神社へ。元日仕様の衣冠束帯姿のイケメン神主様に祝詞をあげていただき、厳かな気分でロウソクをあげ、今年もがんばるぞ!
皆様にも、幸せいっぱいの一年でありますように!!



我が家の思い出となったワンコ、ぱるとぷんてが元気で賑やかやったころの話を綴った、京都の言葉で書いた京都のワンコ本をお読みくださいませ。
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