京都町家ぐらし

京都の町家に暮らす玉葱ぽんが、食べもんやお酒、愛犬との日々をつづるトボけた四方山ブログ。ベタなまち徘徊、トホホな情景も織り込んでおとどけ!

料亭

京料理展示会・続き

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京料理展示会の続き。会場にはほかにも寿司組合の人気投票コーナーや洋食コーナーなどもあった。ふぐ料理のコーナーには、いろんなふぐのふぐ提灯がわさぁとぶら下がり、クスッと笑えた。それにしても、食べられるふぐって意外に多いのね。私はトラフグとサバフグぐらいしか知らんかった。

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毎年、今年のお題があるようで、来年の干支・龍をイメージした作品も並ぶ。たいていの料理人さんは鱧・太刀魚・穴子などの長いものを龍に見立ててはった。とぐろ巻いてるのなんか、骨切りした鱧を切り離さずにぐるぐるしてはる。骨だけをうねらせて揚げた作品もあり、鱧は顔つきがなかなか凶暴でよろしい。

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ステージイベントもあり、式包丁の実演や出汁の引き方講座、舞妓さんの舞いなどはたんとのお客さんが見てはった。そういえば、お客さんは料理関係の人や専門学校生、料亭の常連さんが中心と思てたけど、観光客らしき人も多かった。インバウンドも目立ったな。

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そして出汁材料や調味料、飲料、京土産などのコーナーもあり、展示だけでなく販売もしてはった。普段、料理屋の若主人の料理教室を開催してはるだけに、あじわい館も出店してはった。この日はようがんばる女子二人がお店版。お疲れ様です。

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京のふるさと産品協会も出店してはって、京野菜が飛ぶように売れてた。4時までの開催やのに、2時前ですでに箱は空っぽになってた。うれしい悲鳴やね。隣には瑞穂町の大黒本しめじのブースがあり、見事に巨大な「あつらえ本しめじ」をディスプレイしてはった。私の手と比べてどんだけ大きいかわかるでしょ。非常に高価なので(1個1500円とか)スーパーなどには並ばず、料理屋さん専売なんだそう。
久しぶりの展示会やったけど、あれこれ見せていただき勉強になって面白かったわ。

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京料理展示会

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岡崎のみやこめっせで開かれていた「京料理展示会」へ行ってきた。


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入ってすぐのところには、吉田神社の山蔭神社へのお供え物が。山蔭神社は料理飲食の神様である。
吉田さんにはお菓子の神様もいはるし、八百万の神様がいらっしゃるだけに当然やね。

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広い会場には各組合加盟の京料理や寿司、割烹の名店が腕によりをかけた料理を展示してはる。
料理人にとって、年に一度の晴れ舞台なんやね。

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豪華絢爛。

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各店のコーナーには、ゴージャスてんこ盛りの他に、一鉢物も。沢庵みたいに薄く切った大根の煮物が斬新である。堀川ごぼうは中の「す」を抜かんと炊いてあった。これ、「す」までやらこう炊いてあるとしたら、どんだけ時間をかけてはるのやろ。

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「いもぼう」のお店はさすがのえびいも。大きくて、ものすごきれいな海老の形をしてるし
形が揃うてる。こんな一級品、家では使うたことないよ。

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面白かったのは、料理屋さんと器の作家さんがコラボしたコーナー。個性豊かな器からイメージして作り、盛られた料理は、いつもの店とは違う表情をしていた。

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お昼は瓢亭さんの七草粥

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1月7日の朝食は七草粥やったけど、お昼も七草粥。というても家のんとはグレードが違う。あの南禅寺の瓢亭さんである。取材に行ったことは何度かあるが、お料理をよばれたことはなかった憧れのお店。「人日の節句を瓢亭さんで」と野菜ソムリエのY様に声をかけていただき、念願かなったのである。

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もっこり苔むした路地。ちょこんと置かれた狸が和ませる。

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この日集ったのは22名。本館の大座敷は酉年のお正月らしい室礼で、結び柳と鶏のお軸。

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そうかなぁと思たら、やっぱり。伊藤若冲ですってよ!

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けど私は、こちらの和菓子を描いた屏風のほうがええわぁ。
対の屏風には京野菜が描かれてたけど、題材で言うたら断然お茶目なこっち。

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さて、本日のお献立。七草の栞はY様が用意してくださったもの。

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お正月らしい紅白なます、砧巻き、子持ち昆布、黒豆。
子持ち昆布の分厚さと黒豆のやらかさに感動する。

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まずはお屠蘇をいただく。大座敷は座った膝のところに半月型の蓋があり、
ここを開けると足をすっぽり入れて腰掛けられるようになってるし、ラクである。

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燗酒をお願いしたら、オリジナルの酒器で出てきた。瓢箪をくり抜いた杯台に、
「銭を飲み取る」という縁起の良いお猪口。1組4000円で販売もしてはる。

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白味噌のお汁の後、お造りは明石鯛。土佐醤油はものすごく鰹がきき、
トマト醤油はほのかな酸味と濃い旨みで飲みほしとうなる。鯛もむっちりして味が濃い。

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八寸は外せない、瓢亭玉子。イカを巻いて酒粕に漬けた
からすみは、これだけでお酒が進んでしまう。

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瓢箪型の器に鶉と聖護院大根の炊き合わせ、ぐじの幽庵焼き、法蓮草と蟹のおひたしなど。本来、冬場のお粥は鶉粥やけど、今回は七草なので煮物として出してくださったそう。鶉に添えられた九条ねぎが、どう調理してあるのか分からんけど、ものすごく美味。臭みはないのに葱の風味とショキショキした食感がしっかり残っている。続く蒸し物は河豚の白子茶碗蒸しにかぶらおろしのあんをかけたもの。かぶら蒸しよりこっくりした味わいやけど、さっぱりしている。

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で、本日の〆は七草粥。大きなお餅が入ってるので、お腹がキンキンになってしもた。このお餅、米の味がくっきり濃くて甘みがあっておいしかったなぁ。お粥に入っている七草の刻み方も細こうて美しい。味は朝の自家製と、そんなにかわらんかったので妙に安心する。
このあと洋梨のコンポートにジュレをかけ、苺とプチシューを添えたデザートをいただいて贅沢なランチは終了。こんな室礼の中で過ごした時間もご馳走やった。Y様、貴重な機会をつくってくださってありがとうございました。

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酉年のお正月やし、私は赤い鶴の小紋に狛犬の帯留で。
ぬくい日やったし、着物のお出掛けにはちょうど良かったわ。
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