京都町家ぐらし

京都の町家に暮らす玉葱ぽんが、食べもんやお酒、愛犬との日々をつづるトボけた四方山ブログ。ベタなまち徘徊、トホホな情景も織り込んでおとどけ!

神社参り

お餅つきと三日のおせち(残り)

260102初雪
元日の夜遅くから雪が降りだし、二日の朝はうっすら積もってた。年末も2回ほど
雪がちらついたけど、積もるほど降ったのは今季初。新年やし初雪というてもええね。

260103餅つき1
明けて三日は武信稲荷神社でお餅つきがあった。初詣のおでんと御神酒、それがなくなったら稲荷汁の接待は恒例であるが、お餅つきは初めて。宮司さんは「前からやってみたかった。あちこちに道具を手配して、臼は隣市のお寺の檀家さんや知り合いの神社の氏子さんに譲ってもらって整えた」とのこと。いまどきこんな道具を家庭で持ってる人は少ないので、ずいぶんあちこち当たらはったそう。
しかも今年は米が高騰してるので、餅米はめちゃ高かったろうに。行きつけの米屋さんで、星付きさんが製造中止で買えへんかったぐらい。

260103餅つき2
おじゃましたときはちょうどすごい行列が落ち着いたとのことで運が良かった。蒸し上がった餅米を臼へ移し、杵でこねこね。この作業がなめらかなお餅を作る重要な作業。搗く方は手慣れてはったので、見てても頼もしい。

260103餅つき3
260103餅つき4
準備が整い、さぁ搗くよ。ペッタンペッタン。息もぴったりでどんどん米が餅になってゆく。

260103餅つき5
あらかた搗けたら見てる人に代わってくださり、子どもは大喜び。杵を臼に当てて欠けるハプニングもあったけど、楽しく搗き上がった。私も搗いてみたかったが、手首がまだしっかり回復してないし我慢我慢。

260103餅つき6
搗けたお餅は小さく丸められてゆく。手で丸めるのかと思ったら
便利な小餅切り器?があった。文明の利器である。

260103餅つき7
出来立てのお餅をあんこときなこでいただく。辛党には海苔醤油も用意され、海苔だけのせてもろた。ほかほかでよう伸びて歯ごたえもバッチリ。三が日お雑煮は食べてるけど、搗き立てのあったかいのは格別においしい。ごちそうさま、いろんなご苦労の中、ええいベントを企画してくださってありがとうございます。

260103三日おせち
さて、三日の晩ごはんは残り物ざらえ。煮物と塩糖漬けしといた鶏を合わせてリメイク筑前煮に、鮪の昆布〆は粗切り山葵と薄焼き玉子で巻く。蛤ガーリックバター焼き、えびいも田楽、鰤塩焼き。柚子の蓋物は大根葉とじゃこの炒め煮。仙台から送っていただいた紫蘇巻きも出した。
残り物メインやけど、基本酒のアテなのでまた酒がススム。肝臓の数値が上がってへんか気がかりな(体重は激増でとっくにダイエットは諦めた)年の明け。


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#京都

涼を求めて貴船へ

230823貴船1
立秋も塔に過ぎてるのにこの暑さ。雨が降ってもちっとも涼しならんので
ちょっと避暑へ行ってきた。出町柳から0の顔をした「ひえい」に乗って。

230823貴船3
230823貴船2
内装も豪華である。これが普通に走ってるのって、叡電の太っ腹。時間があるし宝ヶ池で本線に
乗り換えず、終点の八瀬まで行ってみる。八瀬駅は大正時代に建てられたそうで、レトロ格好ええの。

230823貴船4
そこから戻って宝ヶ池なら本線に乗り換え(パノラマ電車「きらら」に乗りたかったが、あいにく点検日で普通電車やった)、貴船口からバスで5分ほど。さらに歩いて5分ほどで貴船神社の本宮である。しかし人が多い。で、そのうち半数は外国人(中国系多め)。こんな街外れまでくるんやなぁ。あまりに人が多いので、無人の写真なんか撮れへんし(自分もその邪魔者の一人であるが)。

230823貴船5
230823貴船6
本殿のお参りには長い行列ができ、神聖な雰囲気はなかった。一角には重森三玲氏が名産の貴船石を用いて作庭した天津盤境(あまついわさか)という石庭がある。昔の祭場をイメージしてあるそうで、船の形をしているそう。貴船神社は水の神様なので、おみくじも水に浮かべると文字が浮き出る水みくじ。濡れてるとさすがに持って帰りにくいし、みなさん結んで帰ってはった。ちなみにこちらのご神水は少し硬めの滋味があり、頂戴して帰った。

230823貴船7
230823貴船8
本宮の北側にも参道があり、こちらから奥宮を目指す。途中にある、かつての禊ぎの場。和泉式部が縁結び祈願で参詣してから「思ひ川」と呼ばれるようになったそうな。そして橋を渡ると「つつみヶ岩」というごつごつした岩がある。

230823貴船14
ここから参道を歩いて5分ほどで奥宮へ。道は思ったより平坦で歩きやすい。

230823貴船9
神門をくぐって中へ入る。その前に、小さくてかわいい手水があった。
喉カラカラやったしお清めのあとで思わずゴクゴク・・・あぁ甘露、生き返る。

230823貴船10
奥宮へ一歩入ると、空気が変わる。霊感の無い私でも、凜とした清浄な気配に包まれているのがわかる。奥宮はもともと創建された場所で、本殿の下には巨大な龍穴があるそう(非公開)。きっと龍穴から清浄な気が出てるのやろう。奥まで来ると訪れる人も少なくなり、賑やかやないので余計そう感じるのかも。

230823貴船11
貴船は、玉依姫が黄船に乗って浪速から淀川〜鴨川〜貴船川を上って辿り着き、水神を祀ったのが起こりと伝えられるので、本殿横には小石を積み重ねた船形石がある。この小石を持ちかえると安全に航海できるそうで、昔は船乗りがよく訪れたとか。

230823貴船12
本殿横の権地。社殿を建て替えるときに龍穴の上で作業するとバチが当たるので
あらかじめこちらで普請してから移動させるそう。

230823貴船13
ご神木の連理の木。別々の木が重なって一本になったもので、夫婦和合の
ご利益がある。こちらは杉と楓で、その組み合わせは珍しそうだ。

230823貴船15
230823貴船16
本宮と奥宮の間には結社があるんやけど、飛ばしてから戻って本宮→奥宮→結社の順にお参りするのが作法だそう。この順で願い事が叶うらしい。ちゅうことで最後にした結社は、外国人てんこ盛り。写真に写ってるのも全員中国系の人やったわ。さすが縁結びのお社は人気絶大やね。

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