今年も節分は壬生寺へ。焙烙を売ってる場所が例年より奥に変わってて、販売する人も若がえってた。どう見ても学生やけど、皆さん驚きの達筆。さばきの悪い安物筆で、見事に「大念仏 厄除」と書き上げていかはる。それを一枚いただき、オバハンなのに悪筆で家族をしたため預かり所へ持ってゆく。春の念仏狂言「焙烙割」で割ってもらうと、厄除けになる仕組みだ。
そして本堂へお参りする。例年より温かったせいもあるのか、たくさんの人が列を作ってはった。紅白のお鏡がずらっと並び、今年は能登震災の募金を兼ねたお賽銭を納めてきた。水掛地蔵さんや弁天様にもお参りして…
四条の角にある神社にも寄ったら、巫女さんが舞いの最中。こちらは元祇園梛神社と隼神社が並ぶ(どちらも本殿)珍しい神社なんやけど、節分は厄除けのせいか梛神社のほうに長い行列、隼神社のほうは空いていた。隼神社も病気平癒の神様なんやけどね。そんなわけで空いている隼神社のほうだけお参りさせてもろた。ちなみに毎年、火炉で古い御札を焚き上げはるにゃけど、今年は無かった。
そして坊城通りのアルファ酒店でお接待の甘酒をよばれ、お酒を購入した。甘酒は砂糖控えめでなめらかやし、生姜を入れてくれはったんで身体が温まる。飲んでたら店長が「なんでお鍋持って来ぃひんかったん?」。ご近所の人はほんまにお鍋でたっぷりもろていかはるらしい。いやいや一杯だけで充分です、第一、鍋ぶら下げてお参り行けませんがなww おおきに。
家に戻り、武信稲荷神社の節分祭へ。祝詞のあと、巫女さんの奉納舞、そして豆撒き。
こちらの豆撒きは「福は内」だけで、鬼にもやさしい仕様だ。
福豆をいただき、古い御札や注連縄などを焚き上げてもらう。ところで、破魔矢のホコリ除けのポリ袋をはずさず持ってくる人や、ビニール袋に入れて持ってくる人もいる。こういうのはいちいちはずさんと焚けないので、手間がかかるし、ちょっと考えて持ってきてな。
一通り終わって、帰りしなに買うてきた海鮮巻き・キンパ・普通の海苔巻きを3/1ずつ、ほぼ東を向いてほおばり、丸干しを食して今年も無事に立春を迎えられるな。
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