京都町家ぐらし

京都の町家に暮らす玉葱ぽんが、食べもんやお酒、愛犬との日々をつづるトボけた四方山ブログ。ベタなまち徘徊、トホホな情景も織り込んでおとどけ!

西陣

VIBESさんで年明け蕎麦

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西陣の「VIBES」さんの鏡開きにおじゃましてきた。七本松中立売の、枡でいただく樽酒と十割蕎麦のお店である。鈍くさいことをして集まる時間に5分ほど遅刻してしもたんで、記念撮影にすべりこみ。お待たせしてすんませんでしたm(._.)m で、開かれた樽にはお酒がなみなみと。上げ底ではなく、正1斗入っている。参加者は15人ほどやったので、一人6合飲んだら空くらしいww

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ではさっそく、乾杯!今回は垂れ口を2種ブレンドしてあるそうで、つまりすごく濃いお酒だ。なのに樽の香りでクイクイいけてしまうので、ベロベロ必至である。アテはまず、十石で仕込んだチーズケーキと女将の特製鴨ロースなど。チーズケーキが濃いお酒に合う。そしていつよばれてもおいしい鴨ロース。我が家のもおいしいと思ったけど、やはり鴨の質が違う。味が濃くて旨みがしっかりしてて食べ比べたら歴然、VIBESさんの鴨が圧勝である。

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それから、わんこそば風に味を変えた蕎麦が少しずつ出てきた。塩昆布風味のや金柑を
あしらったものなどそれぞれに美味。お客さんから頂戴した酔い止めも飲んで、また酒がススム。

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名物の蕎麦がき登場、おおっ今日はおつゆ仕立てやん。白味噌でお雑煮風になっていて、もっちり
加減がいっそうやわらかい。やさしい味わいに蕎麦の香味がこんなに合うなんてと、一同大絶賛。

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里芋のサラダや肉団子、慈姑の揚げたのなどもあり、それぞれお正月らしい
あしらい。おいしくて小粋で、またお酒をお代わりしてしまう。

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最後は温かいお蕎麦。シンプルなところにオリーブ油かな?少し油っ気があって、しっかりしたお蕎麦に絶妙である。久しぶりにお目にかかる酒友さんやお酒の師匠と同席させていただいたが、大阪の蕎麦打ちさんや日本語がめちゃくちゃ達者なアメリカ人などユニークなお客さんとも話が弾み、ものすご楽しい一時を過ごさせてもろた。そしていつの間にやら、樽が空いてる!いや、そんなに飲んだ記憶ないんですけど(^_^;

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毎度、素敵な時間を用意してくださる大橋さんご夫妻、今日もありがとう
ございました。よばれ立ちですんませんでしたが、今年もよろしくお願いしますネ。

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帰りは酔い覚ましに歩いて帰る。この日はお正月なので鶴柄の着物に
犬張子の帯留で、ぬくかったし上は羽織とマフラーだけでも大丈夫やった。

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樽酒と蕎麦VIBES 心地よいおもてなし

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4月25日にオープンする「樽酒と蕎麦VIBES(バイブス)」のレセプションにおじゃましてきた。場所は北野商店街、七本松中立売通りの北東に東へ延びる路地があり、その2軒目。しっとりした風情の路地に建つ、蔵を改装したお店で、「つれづれnishijinn」という町家と蔵をリノベーションした工房住宅の一角なのだ。真っ白の壁に石段の端正な佇まいに、酒林のようなグリーンのリースがアイコン。見るからに期待できそう。

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しっかりした梁とささらはそのままに、内部もきれいに改装され、新調された箱階段が格好ええの。脇に鎮座する製粉機も、おいしい引き立て打ちたての蕎麦を味わえるシチュエーションに一役こうている。そしてセットされたお膳と食器がこれまたシブい。木屋町の南にあった餅料理の名店「きたむら」さんから譲り受けられたそうで、年季の入った粋を感じさせる。ワクワク

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オーナーはおしゃれでセンスの良いお二人。いつみても素敵な仲良しのご夫婦なのだ。この二人が創るお店なら、ますます期待がかかる。奥様は縞の着物を瀟洒に着こなしてらして、すっかり女将さん。ご主人は、某蔵元さんの営業から隠れ家的な蕎麦屋を人気の店に盛り上げ、満を持して自分で開業されたの。

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さて、あらかじめ用意された蕎麦前は奥様のお手製。いつもFBでおいしそうな晩酌風景をUPしてはって、「あぁよばれたい」と思うていたのが叶ってうれしい。火加減絶妙な鴨ロースも、品の良い味付けの木の芽和えも絶品やって、どれもめちゃくちゃおいしい。なみなみと注いでくださった佐々木酒造さんの古都にマッチする。ところで、右下の空きには何が・・・

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練りたての蕎麦掻きが登場!ちょっと粒が残るモッチモチの蕎麦掻きがこれまた旨いのなんの。
こんなおいしい蕎麦掻き、初めてである。モチモチの奥に感じる蕎麦の風味に木の香りが合うわぁ。

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真打ちの蕎麦、登場。たっぷりの薬味とオリーブ油がかかったモダンな打ちたて十割蕎麦。蕎麦は今回、丹波産とのことである。かえしもええけど、私は香り高いお蕎麦を塩でいただくのが大好き。素のままでちょこっと味わい、薬味をからめてずずっとたぐる。あーおいしい、お酒お酒♪ スナック感覚の揚げ蕎麦なども出していただき、堪能させていただいた。

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O様ご夫妻、ごちそうさまでした。ほんまに幸せな一時を過ごさせていただきました。また蕎麦掻きよばれに行きますね。もちろん、樽酒とお蕎麦も。
界隈にはクラフトのお店や京都きっての老舗・長五郎餅、お豆腐がおいしいとようけ屋などがあり、天神さんや上七軒からもほど近い、エリアとしても魅力的な場所です。
樽酒と蕎麦VIBES(バイブス)は火・水・木曜のみ営業で、各日15:00〜LO19:00
営業日時が短いので気をつけてね。
場所は京都市上京区三軒町48-9(七本松中立売北東角から東へ2軒目)
#vibes_kyoto_nishijin


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伝統産業の日、オープニングは「きもので乾杯」

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10日は京都市が毎年、開催している伝統産業の日のイベント「きもので乾杯」があった。あいにく雨がぱらついていたけど、サブなかったんが幸い。会場となったのは、北野天満宮の梅苑北側に出来たばっかりの文道会館である。清々しいたたずまいやね。

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人気のイベントだけにチケットはほぼ完売。約100名がきもので集わはった姿はあでやかである。窓から見えるはずの梅苑は、ここんとこの寒さが響いてほとんど咲いてへんかったけど、皆様のお召し物が華やね。

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今回、司会は吉本の木村祐一さんと福本愛菜さん。寺田一博市会議長の発声で、乾杯〜。

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京都市のお酒と山梨のワインが飲み放題。皆さん、いろいろ飲み比べてご機嫌に。

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アテは西陣・魚新さんの豪華なお弁当。これはお酒がススムよねぇ。前回まではいくつかの老舗の
お弁当やったけど、今回は西陣でまとめてはる。乾杯のお酒も佐々木さんとこの聚楽第やったし。

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上七軒の芸舞妓さんの舞いにうっとり。舞妓さんは舞台が終わったら、お客さんとの記念撮影に大忙しやった。で、参加者の約半数にええもんが当たる抽選会は、司会がタナからイケダのお二人。数年前、岸和田のテレビで料理のデモをご一緒させていただいて以来やし、久しぶりにお目に掛かる。舞台が終わってプライベートの時もきちんとした感じで、ものすご好感が持てるコンビなのだ。応援してるし、頑張って売れてくださいね。

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私はお酒をお勧めする仕事で。こういうイベントやから、もちろんきものである。母のお下がりの紬に、伝統産業の日にちなんで伝統野菜・九条ねぎの帯。タマネギの帯留は、ねぎつながりのご愛敬である。終わるころには雨が本降りになってしもたけど、皆さんお酒でホコホコぬくたまって帰られたかな。
「伝統産業の日」のイベントは、これからが本番。3月下旬までいろいろあるので、お楽しみに!

きもので乾杯!

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日曜は京都市の伝統産業の日イベント「きもので乾杯」があった。
今年の会場は、今出川の西陣織会館。

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ホールはごくシンプルやけど、あちこちに西陣織のディスプレイがしてある。

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老舗のお弁当をよばれながら日本酒とワインを楽しむ趣向で、今年のワインはすべて山梨産。8社が自慢の白ワインを持ってきてはった。国産ワイン振興のためにはええよね。日本酒と同じ醸造酒やし。

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私は今年も、京都のお酒ブースで皆様にお注ぎする。京都でおなじみの蔵元さんばっかりやけど、毎年並ぶ銘柄がちょっとずつ違う。言うても私は仕事で来てるのやし、一滴も飲めへんのだが。

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当日はきもので来るのが条件なので、みなさんきれいなお姿。場所柄か、見るからに上等そうな帯を締めた方があちこちにいはる。市職員さんはもちろん、演奏する京響の楽団員さんもきものやった。山梨の皆さんもきもので、わざわざ持ってこられたことと、男性やのにきものをお持ちであることに感激する。

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私は春っぽいイメージで、雲形の紬にした。帯はやっぱり西陣織でないとあかんよね。
ちゅうことで、西陣の芯なしのやらかい帯を結んでった。

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仕事が終わって、私らも老舗のお弁当を頂戴する。開けるまでどこのが当たるかわからんけど、
私は魚新さんのやった。西陣のお店やし、ちょうどええね。

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ところで、準備してたら、春らしいさっくりした縞の着物を粋に着こなした女性が声をかけてくださった。なんと!いつもブログを見ててくださる方で、記事を見てはるばる北陸からお越しくださったのだ。うわーなんちゅう光栄、感激!しかもヨダレもののお土産まで頂戴した。わざわざ来てくださって声をかけていただいたこと、これがこの日一番うれしかったことである。
y様、いつもご覧いただきありがとうございます。そしてそして、お酒を召し上がらんのに、はるばるお越しくださってほんまにありがとうございました。こんな駄ブログですが、これからもよろしゅうお願いしますねm(._.)m

西陣桜散歩

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鰻重でお腹いっぱい♪ このカロリーをきばって消費せねば…西陣桜巡り午後の部は、堀川今出川の白峯神宮から。ここの御衣黄は入江敦彦さんのお気に入りやそう。私も御衣黄は大好きやけど、白峯神宮にあるとは知らんかった。ただいま満開で、よそのんより薄紅がかってて、かわいらしい乙女の趣だ。

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こちらは鬱金桜かな? 拝殿にぽってりかかる様子が、春を謳歌しているよう。
それにしてもええ天気。今日は最高気温25度らしい…初夏やがな。

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ぬくいんで、藤もだいぶ咲いていた。甘い香りに誘われ、鳩やらクマンバチが寄ってくる。

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ぷらぷら西陣方面へ戻り、次は雨宝院。ここはかつて、私のとっておきやった。桜の穴場は?と聞かれたら、真っ先に挙げる。ところが近年は観光タクシーが連なり、もう穴場でなくなってる。狭い境内なので、人がぎっしりいると残念だ。ま、自分もその一人なんやけどね(^^ゞ

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コンパクトな境内に、いろんな種類の桜が植えられている。
一重が終わっても八重が咲くので、見ごろが長いの。

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歓喜天がご本尊なので、通称・西陣聖天さん。けど、ほかにも小さいお堂がひしめき合う、
庶民的で雑多な佇まいも好きなのだ。

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ここの御衣黄は、正しく緑色。遠目に見ると葉か花かわからん、もわさっとした感じが好き♥

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雨宝院の西、岩上さんで。入江さんが「アマチュア写真コンテストの佳作に選ばれそうなシーンやね」ていわはったけど、ほんまにww 同行のファンクラブのお仲間二人が、それぞれ3歳児ちゃんを連れてきてはった。同い年の男の子と女の子はすぐ仲良うなって、一緒に鈴緒をゆする姿がええ被写体である。

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さて、千本通を北上し、千本ゑんま堂へ。紫式部の供養塔と伝えられる、
十三重の石塔にぽってりした八重桜があでやか。

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ゑんま堂は、普賢象桜を最初に植えたお寺と言われている。植えたというか、かつてこのあたりは風葬の地で刑場があり、その麓に植えられた桜なんやそう。雌しべが2本にょきっと出てるのが特徴で、それが象さんの牙みたいなんでこの名がある。

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こちらではモッコウバラも満開で、桜と薔薇の競演が豪華。

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藤も咲いてました。白峯さんより低い位置で咲いてるし、花房も長いので抱きかかえたぁなる。

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朝から歩きづめで、ちょっとお疲れかな?のイアンさん。入江さん、今日も一日、贅沢なツアーをありがとうございました。昔、船岡山の麓に住んでたし、高校も近所の私。よう知ってる場所でも案内してくださると、「観光客」の新鮮な目で見られるのが、面白いお散歩でした。

江戸焼き鰻の贅沢ランチ

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翌日は時間のある人が集まって、入江敦彦さんのガイドで西陣を歩くという贅沢なツアーやった。朝イチ、某パーラーでフルーツモーニング〜平野神社〜北野天満宮と桜を巡って来はった面々に、私は昼ご飯から混ぜていただいた。入江さんが子どもの頃から「鰻はここ」やったという、江戸川。2階のお座敷を借り切って、焼きたての鰻をよばれるのだ。お店は町家で、2階の座敷はまんま昭和の佇まい。

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もちろん、注文を聞いてから焼かはる鰻。30分ぐらい待ってると、香ばしいにおいが漂うてきた。うふふふふふ。屋号のとおり、関西では珍しい江戸焼きの鰻重。今日は上鰻重2800円を奮発してるのよ。それでも東京やと1.5倍はするそうで、破格のお値段やそう。
蒸してあるのでふっくらやらこうて、身と脂とタレがとろけるようにご飯にからみつく。今まで、ほぼ関西風の地焼きしか食べたことがないので、江戸焼きは頼りないかと思うてたけど、この食感は感動もの。ご飯にまぶしながら食べるなら、江戸焼きのほうがええかも。お昼にご飯を食べるときは控えめにしてもらうのやけど、今日はご飯を減らしてもらわんで良かった。夢中でがっつりいただいた。

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ふじたまさんがお土産に買うてこられた珍品。
去年、オオグソクムシ入りの深海おせちが話題になったけど、
オオグソクムシてそんだけたんと獲れるの?!

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姿でおせんべいになってるのかと思うたが、中身は普通のおせんべい。けど、エビせんのような味がしたんで、見た目は巨大団子虫やけどシャコとかウチワエビに近いんやろう。ぜひ、姿焼きを食べてみたい。ふじたまさん、めずらしいもんをおおきにでした。

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他にも昨日は、お土産をあれこれ頂戴した。めちゃおいしいウエストのリーフパイや、すりたてのピーナツバターに小躍り。そして、話題の「おそまつさん」のポップコーン。小松菜のクッキーは甘いと思うて食べると、チーズと塩のきいたおつまみ味。これ、日本酒のあてにもイケるわ!キャサリン様、毎度ツボなお土産をありがとうございますm(._.)m

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お腹もふくれたし、午後のお散歩へ出掛けよう。ところで私は、花粉症で苦しんでいる人がてんこもり周りにいはっても、涼しい顔をしてる原始人やった。数年前、ついに同居人が鼻水たらすんを「あははーついにバケツの水があふれたかぁ」と、ニタニタ見ていたのだが。今年は3月半ばからやたら目が痒い、くしゃみと鼻水が出る。とうとうバケツの水があふれた??!!
まだたいしたことはないけど、昼間出歩いてると、晩に目がカイカイになるし、翌朝はくしゃみが出まくる。この時期なんで、ヒノキ? ほんまにそうか来年までわからんけど、とりあえずマスクで自衛する。いややなー。

あられ作りは楽しい♪

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さて、西陣巡りのハイライトは、宗禅さんの「あられ作り体験」。お店に行くと用意がしてあって、みんなで着席。わくわく〜

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テーブルにはあられの原料となるドーナツ型のかき餅と、亀型のお餅が置いてあった。

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まずは亀型のお餅を焼いていただく。コンロの網に乗せると、薄いしすぐにふくれてきた。

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ぷく〜。ころんとほんまの亀みたいな形に。このお餅、皇室にも献上しはったらしい。
亀餅には甘醤油をつけ、海苔を巻いていただく。

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亀餅を食べて一息ついたら、いよいよあられ作り。ドーナツ型のかき餅をフタができる網に入れ、火にかけて揺する。そしたらふくれてくるし、黒焦げにならんよう気を付けながらしっかり火を通す。

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全体がきつね色になり、もういけそう。しかしそれにしても熱い。この日は昼から20度を超えたんで、気温と熱気とで汗が出てくる。

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おいしそうに焼き上がりました!このまま何個か食べたけど、何もつけんでも香ばしさと米の甘さが楽しめる。いかんいかん、全部食べてしまいそうや。

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あら熱が取れたら醤油タレに浸し、野菜の水切りカゴに入れてハンドルをぐるぐる。余分なタレを飛ばす。そしてまた網に入れ、今度は思いっきり遠火で焦げへんようにパリッと仕上げるねん。ここでしっかり乾かすのがコツだとか。

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出来上がったあられ。

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くっついて2段重ねになったんもある。参加者さんの中には、きれいな8の字にできた人もいはった。

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今度は焙烙に入れた雁が音を煎って、焙じ茶を作る。おいしそうなにおいがしてきた〜。

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と、できたての焙じ茶を淹れ、できたてのあられと共にいただくのは至福。自分で作ると、一段とおいしいねぇ。

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サービスで出してくれはった三色のわらび餅もよばれ、食べ過ぎひんように残したあられは乾燥剤を入れてかわいらしくパッキングしてくださる。お店は貸し切りでゆっくりさせてもらえたし、対応や説明も丁寧で心地よう過ごさせていただいた。あられ作りは想像以上に面白かったし、うららかな春の西陣、お陰様で私も堪能させてもらえたな。

里桜満開の西陣

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先週末の「大人の社会見学」は、天気に恵まれた。今回は、強力鉄板雨男の担当者さんが来られなかったしやなぁ。西院で参加者の皆さまと待ち合わせ、バスで平野神社へ行ってんけど、体育館でスポーツの試合でもあるのか、バス停はジャージ姿の学生さんてんこ盛り。来るバスもお花見らしき人がいっぱい乗ってはったんで、バス2台見送って、白梅町までのバスに予定変更した。ちょっと余計に歩いてもらわなあかんかったが、あの選択で良かったと思う。
平野神社もたんとの人で、まさに観光シーズンの京都である。一重は終わってたけど、今は八重が見頃。

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本殿前の白雲桜も満開。清楚できれいやねぇ。

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平野神社の桜園には、なぜかシュロで作った動物があちこちに置かれている。猪や鹿はようできてるねんけど、パンダは・・・白いとこが汚れて、野生感たっぷり。

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北野天満宮を抜けて上七軒歌舞練場を通り、お茶屋さんが並ぶ街並みを散策。まつひろさんのがま口は、皆さん見逃せへんよね。

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千本釈迦堂のおかめ桜は、あいにく葉桜。かたわらの普賢象桜が咲きかけてたんで、そちらを見ていただく。

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それからお漬け物を買うたり、おこぶを買うたり、西陣らしいお買い物を楽しみながら「あられ作り体験」へ。

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体験終了でいったん解散やったけど、2名を除いてオプションの追加桜めぐりに出掛けた。
織成館のある街並みは、京都観光で喜ばれるスポット。

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ちょうど、染めの職人さんが無料でハガキに絵を描いておられたので、何人かのお客さんがもらわはった。
さらさらっと、干支に好きな花を描いてくれはるねん。私もええなと思うたが、干支を言うと歳がバレるので我慢我慢(汗)

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本隆寺の土塀も、隠れた人気スポットである。

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そして私が大好きな西陣聖天さんの桜へご案内。「おまけが一番良かった」と、複雑な感想もいただいたけど、ここの桜はほんまにきれい。狭いとこにわっさり咲いてるので、華やかさと庶民的で身近な感じが調和してるねんよね。

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お気に入りのたたずまいである。

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しかし最近はすっかり有名になってしもて、ここにもたくさんのお客さんが詰めかけてはった。

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三上家路地を過ぎ、最後は妙蓮寺へ。本堂前のしだれ桜と里桜のコントラストが美しい。と、ちょっと遅いし大丈夫かなと心配したけど、桜はたくさん楽しめた。ご参加の皆さま、たんと歩かせてすんませんでしたが、堪能いただけましたでしょうか?

西陣で無形文化遺産を食す

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先だって、野菜ソムリエ京都コミュの幹事会が、西陣の萬重さんであった。萬重のご主人はジュニア野菜ソムリエであり、コミュの幹事をされているご縁で、便宜を図ってくださったのだ。訪れたんはまだ松の内やったし、玄関先には餅花が。

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会議の後は、やはりご馳走をよばれないとね。会議が長引いたし、もうお腹ぺこぺこ。萬重さんは仕出しで何度かお世話になったことはあるけど、お店でいただくのは初めてである。

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鯛の小袖寿司・花菜の白味噌かけ・なまこ酢に、ゆり根やサーモン寿司、もろこ?のやらこう煮いたんなどで始まる。一片のゆり根にもちゃんと味を含ませてあって、これから出てくるお料理が楽しみだ。
やはり松の内なんで、そこかしこに新春の風情が漂うてる。

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お造りは鯛・烏賊・鮪の三種。

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結んだ大根と金時人参、鶯菜をあしろうた椀物のしんじょうは、かにたっぷりでおいすぅい〜♪ 蒸し物は、穴子をぺたこい生麩で巻いてあった。どないして作るのか聞いてみると、生麩をたたいて伸ばしてあるそう。ものすごい、お手間いり。
お酒は、松本酒造の「呑み足りて味を知る」。知足のつくばいをもじったラベルの、飲みやすい純米酒である。

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焼き物はぐじ。名物のだし巻きと、ふきのとうが添えてあった。椀物の竹の子もそやけど、もう出てるんや!
揚げ物は、堀川ごぼうに海老の射込み。

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赤だしと、大根とおあげさんの炊き込みご飯が蒸籠で出てきた。どれも上品やけど、しっかり味は付いてる。

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お食後はゴマのババロアにリンゴのシロップ煮、イチゴ。
ぬくいほうじ茶をよばれてから、お部屋を見せていただいた。

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さりげなく名の有る方の絵が掛けられ、中には堀木エリ子さんの作品を飾ったお部屋もある。
新旧の取り合わせが個性的だ。

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蔵を改装した民芸調のお部屋もあるかと思えば・・・

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玄関にはこんなお茶目な時計が。かじられた干物から、猫の手の振り子が伸びている。イマドキの作家さんが作らはったものやと思うたのに、おじいさんが骨董市で求めはったそう。骨董にしては斬新すぎる!

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この日は雨やったが、せっかく料理屋さんに行くんやさかい、着物で。ま、仲良しのおへそちゃんに貰うた銘仙にお稽古帯の普段着であるが。お正月らしく狛犬の帯留めと、「鬼灯の冷徹」のシロさんの根付けで犬づくし。午年やけど、愛犬家なんでね。

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和食の世界文化遺産登録を祝う提灯が掲げられたお店。奥が深うて、ものすご大きい。
帰りしな、まだ雨は降ってたけど、亀岡のFさんが車で送ってくださったんで助かった。萬重さん、Fさん、どうもありがとうございました。今年もよろしくお願いしますね。

街中の山荘でパンを買う

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前から寄ってみたかった、西陣の隠れ家的なパン屋さん『はちはち』。
クリハラ薬局のAKIRAさんも行かはったみたいやけど、ものすごわかりにくい場所にある
自転車でカミ(北)へ上がったついでに、探してみることにした。だいたいこのあたり…という位置だけはうろ覚えやったんで、界隈で木がわさわさ茂ってるとこを探す。千本通の下長者町通を東に入り、キョロキョロしてたら、南側の住宅の向こうにこんもりした森が見えた(写真はクリックしてね)。
あ、たぶんここやろう

家並みを回りこむように、浄福寺通の手前にある路地を南へ。そしたら車が入れへん細い地道の入口に『八八』をモチーフにした木の看板があった。
備後、もといビンゴ

入口には町家が何軒か並んでるけど、その奥はこんな感じ。うっそうとした森へ続く砂利道は、この先に店どころか建物があるやなんて思えへん。たいていの人はここに至るまでに迷わはるらしいけど、さもありなん
わかりにくい場所でもあり、この先に営業中の店があるということも信じがたい。しかし、街中にこんだけの森が残ってるて、奇跡的

木々に囲まれ、古い家がぽつんと建っている。築は大正時代ぐらいかな。入口の戸が閉まってたんで、おそるおそる開けてみたら、右の写真みたいな玄関。「営業中」の字がホッとさせる。それでも勝手に入ってええのかビビリながら、靴を脱いで上がると、エプロンを着けたお兄さんが「いらっしゃい」


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ここでようやく「店に来た」という気分になる。玄関を入って左手は台所、右手には座敷があり、波々の昔ガラスを通して森が見渡せる。ほんま、噂通りの別世界やわ。
座敷はカフェになっていて、パンとスープをよばれたり、時にはライブも開かれるそう。
この日焼き上がったパンは、床の間の左手に陳列してあった。質実剛健なドイツパンは、見るからに重そうである。床の沈みや畳のブカブカもそのままに、ほとんど手を加えてない家にドイツパンは似合うなぁ。
聞いてみると、ここの手前にあるギャラリー&イベントスペースの持ち主が大家さんで、そのおばあさんが森を壊さず守ってきはったそう。きちんと手入れされた丹精な庭ではなく、自然のままこういう空間を残してくれはったのはうれしいねぇ

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パンは、半分から分けてくれはる。お兄さんはいろいろ説明してくれはるし、どれも食べてみとうて迷うけど。
あれこれ悩んで、イチジクとカシューナッツの入ったライ麦パンと、全粒粉60%のカンパーニュを半分ずつ分けてもろうた。お値段合わせて1200円。
ここのパンは、ハイジの白パン(ほんまはクララのパンやと思う)とかイマドキの食パンみたいにフワフワが好きな人には向かへん。
かっちりと硬うて、しっかり噛まんとあかんパン。そやけど噛みしめるほどに、じわっとライ麦や小麦の風味が広がる。ライ麦パンの酸っぱいのは苦手なんやけど、ここのはあんまり酸味が強うない

主食と言うよりは、薄う切って軽くトーストし、チーズやら生ハムを載せてワインの共にしたいパンやと思うたな。


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こちらは、荒神口にあるパン屋さん『ボン・ボランテ』で、薪がぎょうさん積んであるのに惹かれて入ったお店。薪をくべた窯で焼くパンは女の人が焼いてはるみたいで、シンプルやけど、どことのうかわいい感じがする。
お店も、こうばしい香りが満ちてて幸せ〜
こちらでは中にチーズが入ったんとオリーブが入ったんを買うたけど、袋の口を紐で結んでくれはるとこもキュートである。
どっちもフランスパンほど表面が硬うなく、さっくりした食感。中はもっちりしてて食べやすかったわ。



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洛中いぬ道楽 京都で犬と暮らす洛中いぬ道楽 京都で犬と暮らす
著者:玉葱 ぽん
販売元:幻冬舎ルネッサンス
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