京都町家ぐらし

京都の町家に暮らす玉葱ぽんが、食べもんやお酒、愛犬との日々をつづるトボけた四方山ブログ。ベタなまち徘徊、トホホな情景も織り込んでおとどけ!

酒蔵

片野桜の上槽祭

240324上槽式1
日曜は交野へ行ってきた。楽しみにしていた山野酒造さんの上槽祭である。
当日はあいにくの雨でサブかったけど、100人以上の人が来てはったと思う。

240324上槽式11
秋に稲刈りを終えた田んぼは、ひこばえやレンゲが緑の絨毯を作っていた。雨に濡れて 若緑が輝く。

240324上槽式3
240324上槽式12
山野さんとこは早咲きの彼岸桜かな? 片野桜はほとんど
散ってたが、石垣の水仙がきれいに咲いていた。

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上槽祭は山野社長の挨拶に始まって

240324上槽式2
新しくきれいな店頭幕が掲げられた蔵へ入り

240324上槽式5
成田山のご祈祷とお祓いを受けて、いざサーマルタンクが並ぶ仕込み部屋へ。

240324上槽式6
壮観やなぁ。今年はまだ仕込み最中のお酒もあり、良い香りが漂う。そっと覗くとまだ発酵の泡がブクブクしてるタンクもある。米や酵母によって香りがぜんぜん違うし、仕込んで何日目かの経過によってアルコールやボーメの出方も違うので、すごく興味深いし勉強になる。

240324上槽式17
音楽を聴かせて育てるお酒のタンクには、モーツァルトがかかってた(たぶん)
ジャズの時とどう味が変わるんやろか。ということで後半に続く。

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震災復興の願いがこもる酒

240223一ノ蔵3.11
今年も3.11のお酒が出たので、買いにいった。宮城の一ノ蔵が毎年、復興への願いを込めて出してはる。もう13年になるんや。復興庁は2031年までおかれ、2025年度までは第2期復興・創生期間ということで、完全に復興するまではまだ時間がかかる。未来へつなぐバトンを確実に渡していきたいと思いながら飲んだお酒は清らかな中にやさしい風合いがした。

240315石川の酒
そこへもってきて能登半島地震が起こり、能登半島の酒蔵が被災された。復興のめどがたたん蔵もあるそうやけど、せめて飲んで応援したい。石川県21の酒蔵が統一ラベルで発売した応援の酒「つなぐ石川の酒」は、価格はだいたい2000円前後で、1本あたり100円が石川県、100円が石川県酒造組合連合会の義援金として寄付される。私がオカヤマさんで入手した「遊穂」は生酛純米生原酒で、酸味と重厚な切れ感が特徴やった。

240207有磯曙
石川県だけでなく、富山県や福井県の蔵にも被害が及んでいる。氷見市の高沢酒造場さんは、地盤沈下と断水、停電で年明けの仕込みが1ヵ月遅れたそうやけど、先月半ばからようやく再開されたとのこと。この「有磯曙 純米酒 大漁旗」は昨年仕込まはったもので、がっつり酸と米の旨みが利いた男っぽいお酒。鰤のお造りなんかと合わせたらええのやろなぁ。どこの蔵も元気でいち早い復興をお祈りしています。

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伏見の名水と酒蔵・其の二

220409伏見8
伏見には中京区とは違う、ええ感じの町家が多い。商家と農家の中間みたいな佇まいの
古民家が保存状態も良く現役で頑張っている。こういうとき、電線が邪魔やねんなぁ。

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コロナの影響で、名水を止めてはるところは少なくない。白菊水や伏水も止まってたけど、どう歩いても突き当たる四つ辻や市電発祥の地、油掛地蔵さんなどへもおじゃまして、黄桜カッパカントリーで休憩させていただく。
当日は暑いぐらいの晴天で、歩いてたら汗をかいたけど、そのぶん水が(ビールがw)おいしかった。実は、昨日UPした桜がきれいに咲いている写真は1週間前のものである。当日はかなり散っていたけど、銘柄の元になった黄桜は遅咲きの八重なんで、ちょうど見頃やった。良かった。

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寺田屋さんも表から拝見して・・・・ちなみに絶好の観光シーズンだけに、先週もこの週もたんとの人出やった。人が戻ってきたことは喜ばしいが、また波が来るのではないかという懸念もある。難しいところやね。

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上が1週間前、下がこの土曜。桜がすっかり柳の若葉に替わっている。
この界隈はどう撮ってもいつ撮っても絵になるけどね。

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月桂冠の大倉記念館へもおじゃまして、おいしいお酒と名水を試飲。こちらも整理券を求める人がいっぱいで、早めに着いて良かった。時間待ちして私らが入るころにはもう入館終了してはったので、運が良かったのだ。

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待ってる間に長建寺さんへもお参りさせていただき、芸事の上達を祈願する(もう手遅れか?!)。

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十石船も予約満杯やったみたいで、船着き場で回転する船を橋の上から羨ましく見る人が多数。天候にも恵まれ事故もなく、楽しい仕事であった。普段はインドア仕事ばっかりなんで、たまにはこういうのも面白いな。改めて、ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

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伏見まちあるき・水と蔵巡り

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週末は十字屋カルチャーセンターのご当地講座で、伏見の名水と酒蔵巡りをガイドしてきた。ご参加くださった皆さん、お疲れ様&ありがとうございました。アンケート結果も大満足と満足で、不満が一つもなかったのが幸いである。

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当日は丹波橋に始まり、徐々に南下。寒天発祥地や大黒寺の金運清水を見て〜

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藤岡酒造さんの前を通り、裏から御香宮神社へお参りさせていただく。
名水のお社だけに、拝殿の彫刻は見事な波模様。

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御香宮にはたくさんの桜と梅が植わっているが、なんちゅうても樹齢数百年のソテツが見事である。

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そして「桃山」の地名にちなんで、ただいま桃に包まれるまちづくりが進行中。
植えられたばかりの小さい木にも、ちゃんと花が咲いていた。

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伏見城の遺構を移した表門を出て、西にたたずむ日本最古の和風建築の教会を通り過ぎ…

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鳥羽伏見の戦いでついた弾痕を見たりしながら…

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映えスポット、菜の花と松本酒造のレンガ蔵へ。途中で坂本龍馬の話やら、水系の話やら、
お酒の話など四方山。いろいろ尋ねてくださると、私も話しやすくてありがたい。
つづく・・・・・

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丹後の天酒まつり

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170527天酒1
今年で第4回になる丹後天酒まつり。丹後エリアの酒蔵を巡るイベントである。今年は網野まで行く用事があったんで、兼ねて行ってきた。なかなか行けなくて、今回はわーいやっと伺える〜♪
福知山で丹後鉄道のイベントフリー切符を買うたら、なんと1番!!記念に置いとかなあかんな。

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私が乗ったのは、運良くスペシャルな電車「丹後の海」。木がふんだんに使われ、
カラフルなシートに彩られた内装もオシャレで、約1時間の旅が快適に。

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用事をすませて、いざ巡礼へ。舞鶴行きの電車は普通やったけど、由良川橋梁を
渡って旅情が高まる。乗り合わせた海洋高校の生徒さん、制服がかっこよかった。

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東雲駅で降りると、向こうからも電車が。約15人の降車客全員が酒蔵を目指す模様(含む私)。10分ほどで着いたのが、池田酒造さん。チャーターバスの団体さんもいてはり、行列が出来ていた。うわー盛況!ところで、朝出るときと網野にいたときはものすごええ天気やった。それがみるみる曇ってきて、雨もぱらつく。さすが「弁当忘れても傘忘れるな」の土地である。もっとも雨はパラパラですみ、このあとはほとんど曇りで持ちこたえたのは、近郷近在から集まった酒飲みの情熱が、雨を止ませたに違いない。

170527天酒5
池雲ほか、本日のラインナップ。どれもこれもそそられるなぁ。数年前、海の京都のモニターツアーで
飲んだお酒がおいしかったので、期待がふくらむ。

170527天酒6
まずは大吟醸のおり酒から。今日は暑いし、このショワッとしたんがたまらんね。

170527天酒7
いろいろよばれたいので、飲み放題チケットで。と言うても最初から飛ばさんよ(^^ゞ アテは万願寺の串カツ。肉厚の万願寺がしっかり主張するために、あえて豚は薄切りなんやろう。パン粉も細かく、万願寺の甘苦い風味が活きてめっぽううまい。思わずお土産にも購入する。

170527天酒8
本日公開の酒蔵は4軒。位置・時間的に加悦の谷口酒造さんは無理なので、巡回バスで東方面の3軒を回ることに。ほんまは白杉酒造さんへも行きたかったけど、今日は開けてはらへんから残念である。で、ちょっとせわしないけど時間が来たんで、3軒をつなぐバスへ乗り込む。座席にはちゃんとリバース袋付き(^^ゞ

170527天酒9
次は綾部の若宮酒造さん。地元物産のお店がたんと出てたんで、
ここも素通りせずにはおられへん。と、また財布の紐がゆるむ。

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古い酒蔵に、酒林とツバメの巣、そして看板。ええねぇ〜。

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蔵の中は、お客さんの熱気ムンムンである。

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今回の4軒の中では一番好きな綾小町。ぽってりみずみずしい風合いが
めちゃおいしい。アテも綾部ホテルのおつまみセットやキッシュが抜群やった。

170527天酒13
男前の社長に蔵を案内していただく。これからもおいしいお酒を造ってくださいね・・・続く。

海津の美酒、竹生嶋

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140506高島18
そもそも高島へ行こうと思うたんは、目的があった。海津にある酒蔵、吉田酒造さんを訪ねるためである。去年の日本酒サミットでたまたまお手伝いさせていただき、よばれたお酒がおいしかった。けど、お隣の県でありながら京都で扱うてはる酒屋さんがない。1軒だけ北白川にあるそうやけど、うちから北白川は行きにくい。なら、レジャーを兼ねてお邪魔させていただこうということで。
琵琶湖畔にある吉田酒造さんは、築約120年のたたずまいがかっこええ。
ところで「竹生嶋」と言うても島内ではなく、竹生島の対岸で、毎日竹生島を見ながらお酒を造ってはる。

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お邪魔すると、正面には昔の陶器瓶がお出迎え。これまた骨董マニア垂涎の代物。

140506高島20
すでに仕込みは終わってるけど、ひんやりした酒蔵の中はええお酒のニオイが立ちこめている。吉田酒造さんは地元産のお米にこだわり、しっかりと米の旨みを感じられる味わいが魅力。「漁師町のもっさりした味」と謙遜されるが、香り控えめでむっくりした米の旨さとなめらかな甘さは、丁寧に造られたお酒ならでは。ずばこんに私の好きな味なのだ。

140506高島21
こちらは蔵の2階。昔仕込みに使うてはった木樽と、手入れされた道具たち。ようけパンツが干してある・・・いえいえ、これは濾過に使うフィルターです。

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じっくり寝かされているお酒たち。覗かせてもろうたら、トパーズみたいにきれいな色をしていた。

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「ちょっと飲んでみる?」とおっしゃる吉田社長のお誘いに断る理由もなく、満面の笑みで「はい」と返事する私。横で運転手の同居人は、憮然としている。すまん、帰ってからたんと飲んでや。
左から、江州産山田錦50%磨きの「純米大吟醸 花嵐」
玉栄の「純米 竹生嶋」、山田錦の「純米吟醸 雪花」
小瓶は雪花を低温熟成したので、その隣がソースで言うたら「どろ」、常温熟成させたお酒のおりだけを集めてあるそう。市場にはけっして出回らへん、超希少なお酒。ちょっといただくと、紹興酒とみりんをブレンドしたような風味で、このままロックで飲んでも面白いやろうけど、中華の調味料として使うたらおいしそう。寝かせる温度と年数によっても味がぜんぜん違うけど、どっちを飲んでも古酒にありがちなヒネっぽいニオイはせぇへんの。
他にも、吉田酒造さんで一番地元で愛されている本醸造をよばれたが、これまたアルコールくさくない。しっかり磨いてあって吟醸酒かと思うぐらいで、なめらかな清らかな味。燗上がりするお酒やろう。
どれを飲んでも私は好きなんで、にひひひと笑みがこぼれる。はぁ〜おいし。はぁ〜幸せ。
あれこれ楽しませていただき、極上のひとときであった。吉田社長、ありがとうございました!

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お酒を買わせていただき、くだんのどろソース、もといおり酒ととろとろの熟成酒を頂戴しておいとま。岸辺を散歩する。このあたりは、江戸時代ぐらいに波風から家を守るため築かれた、海津の石積みという石垣がある。

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犬をおろしてやって、ぶらぶら。今日はクーもよう歩く♪

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琵琶湖の水をぴちゃぴちゃ。この水は塩素処理してへんし、おいしいやろ。

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「うまいだす」

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ムサはほたえモードでグイグイ引っ張る。放したら泳ぎそうな勢いである。

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ふふっ、機嫌のええ顔。おばちゃんは、そういうお顔が見たいのよ。

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ええ景色。むこうのほうは桜並木なんで、春はひときわ美しい。また訪れたいな。
景色も味わいも満喫し、エエお酒をゲットして、良い一日であった。

「海の京都」大名旅行・中編

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140427海の京都14
「海の京都」のモニターツアーの続き。1時間ほどの電車旅を楽しみ、丹後あかまつ号は天橋立駅に到着。駅のすぐ隣にある「ちえのわ館」に向かう。丹後エリアには、酒蔵が13も点在している。伏見や灘に比べたらちょっと範囲は広いけど、一つの地域に13も酒蔵があるのは日本でも珍しいそう。つまり、京都府北部も日本有数の酒どころなのだ。ところがあまり知られてないので、丹後のお酒の良さをもっと知ってもらうために誕生したのが「ちえのわ館」の「酒蔵めぐり」である。以前は天橋立を紹介するスポットやったが、その機能を2階に移し、1階が紹介&試飲コーナーになったみたい。
この日はプレオープンで、行政や酒蔵の関係者が集い、テープカットしはった。私らはそういうときに入れていただき、誠にありがたい。

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セレモニーが済んだら、特製のお猪口で乾杯。蛇の目ではなく、海の京都のマークが入ってる。

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13の酒蔵がそれぞれ自慢のお酒を出してはり、乾杯のあとは自由に試飲できた。そら、全部飲ませていただかねば。参加者の中には3巡しはった人もいてはり、皆さん赤いお顔でご機嫌。私はバスで気持ち悪なったらあかんし、それぞれお猪口に1/2ずつぐらいいただいた。このへんも水がやらかいのか、造りの個性なんか、優しい味わいのお酒が多い。半分ぐらいは知ってる酒蔵やけど、知らんとこがまだ半分もあるちゅうのは驚きだ。
一番気に入ったのは「丹後のヒカリ 純米吟醸」、大宮町の白杉酒造さんが地元で開発されたコシヒカリ「ヒカリ新世紀」を使うて醸さはったお酒である。まろやかですいすい飲める、色白で愛想の良い娘さんのようなお酒やった。他のお酒も開けたてやったんで、ちょっと尖った感じがしたんもあるけど、時間を置いたらもっとこっくりした旨味を満喫できるのもあったと思う。

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本格的にオープンしたら、自慢のおつまみ(名産のオイルサーディン)にお猪口3杯のお酒が付いて500円で試せるそう。お酒は好きなんが選べるよ。

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駅を出てすぐのとこにあるし、車の旅でなければぜひ寄ってみてね。
残念ながら気に入ったお酒を買うことはできひんけど、向かいのお土産屋さんとかで買えるみたい。

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駅とちえのわ館の間には温泉もある。表には無料で利用できる足湯があるし、私もちょっとつけさしてもらお。
ぬるめで気持ちええわぁ。温泉につかってお酒を試飲とか、セットで楽しんだらもっといいね。

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さて、ええ気分で文殊堂の前を通り抜け、船着き場へ向かう。文殊堂は知恵授けの仏様で、日本三文殊の一つ。山門は丹後最大で、多宝塔は国の重文である。

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本堂も古色蒼然としたたたずまいで、奉納された絵馬も素晴らしい。が、知恵を授けてもらわんとあかんのに、今日は通るだけでもったいない〜。

140427海の京都21
船着き場から観光船に乗り、対岸へ。10分ほどの船旅やけど、一日のうちに電車も船も乗れるのはうれしい。

140427海の京都22
けっこう早いのよね。この日は快晴で汗ばむ陽気やったし、風と波しぶきが気持ちええ。船にはカモメのエサ(実はかっぱせびせん)を売っていて、投げるとカモメが寄ってくる。風が強いし、なかなかうまいことキャッチできんが、海に落ちたかけらを見つけて咥えるのも見ものである。

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対岸の「丹後一の宮」船着き場へ到着。向こうに見えるのは笠松公園へ上がるケーブルカーとリフトである。
このさらに向こうに、西国28番札所の成相寺がある。

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私らはお寺まで行かず、丹後一の宮「元伊勢 籠神社」へ。菊の御紋をいただく格式と由緒ある神社で、国宝の海部氏系図を有する。天照大神と豊受大神はもともとこの地に降り立たれ、ここから伊勢に移されたという言い伝えがあり、丹後はもとより山陰道一の大社なのである。本殿には伊勢神宮とここにしか祀ることが許されてないという、七宝で作った五色の座玉(すえたま)が輝いていた。
ここでは海部氏の82代目という宮司さんが丁寧に説明してくださり、お話も面白くて聞き入ってしもた。

140427海の京都30
籠神社の狛犬さんは、ずんぐりしたフォルムと表情がユーモラス。鎌倉時代の作で国の重文である。尻尾やたてがみ?がわさわさしてるのは、狛犬ではなく獅子なんやそう。本来の狛犬はこういう形なのだ。で、あまりに出来が良すぎて、夜な夜な抜け出していたずらするため、足を切りつけたら「あーっ」ちゅうておとなしくなったそう。足にはその当時の傷が残り、今も「あーっ」と口を開けている。
ほんまは、「あうん」の一対なんで、向こうの狛犬さんは口を閉じてはるんやけどね(笑)

伏見の酒蔵と名所巡り

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131207サンケイ伏見9
先日からお知らせしていた、リビングカルチャーの「大人の社会見学」で伏見へ行ってきた。12月に入ったとたん、ツアー系の講座は応募者が少なくなるそうで、やはり皆さん師走はお忙しいのね。にもかかわらず、集まってくださったありがたいお客様と一緒に伏見へ。まずは、キンシ正宗さんの酒蔵を見学させていただく。

131207サンケイ伏見1
こちらのお水は「常磐井」。今回はお酒だけでなく、名水巡りもできるのだ。
皆さん、それぞれの井戸でお水を飲み比べ。伏見の水は、全体的にやらかこうてやさしい。

131207サンケイ伏見3
キンシ正宗さんでは名物部長・田中さんに説明していただく。田中さんの説明はわかりやすうて面白く、何度聞いても飽きひん。お酒への愛情がひしひしと伝わってくるのだ。

131207サンケイ伏見2
麦芽や磨いたお米、麹の素を見せていただく。麹菌もこうしてみると、やっぱカビやね。

131207サンケイ伏見4
キンシ正宗さんの新常磐蔵は、近代的な設備と昔ながらの設備が両方揃うてる。コンピュータ制御の設備も、決め所はやはり人の勘に頼ってはる。そして近代的な麹室に松尾さんの御札が貼ってあり、神様に守られて醸すお酒のありがたさ、日本人の魂をしみじみ感じる。

131207サンケイ伏見5
積み上げられた、すのこ。ここに入ってた麹がみんなお酒になってるんやねぇ。

131207サンケイ伏見7
仕込まれたお酒。完成間近で、もろみが盛んにブクブクしてる。のぞき込んでいる間にも、あちこちの泡がポコポコ弾けてた。これがみんなお酒に・・・・ふひひひひ。

131207サンケイ伏見6
タンクが並ぶ部屋はひんやり。さっきまでも冷えたけど、ここは一段とさぶい。こうでないと、おいしいお酒はできひんもんなぁ。

131207サンケイ伏見8
一通り見せていただき、いよいよお待ちかねの試飲。普通種から大吟醸、古酒までいろいろよばれ、同じくらでも味わいが大きく異なることを知っていただく。ずらっと飲んで、やっぱり祝のお酒ははんなり旨いなと実感。
右端の荒武者は本醸造で、伏見には珍しい辛口。このキリッとした味わいは、あじわい館の試飲会でも好評やった。田中さん、お世話になりました。ありがとうございます。
売店で酒粕や酒粕カレーなどのお土産を購入し、次なるスポットへ・・・・続く。

京都で最大、酒サミット2013

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131012酒サミット1
12日は、京都ではおそらく今年最大の規模である「京都・日本酒サミット2013 SAKE & Kyoto Cool Crafts」があった。3部制で、各2000名の前売り券は、午後からの2部・3部が完売、1部も1000名分ははけたらしい。つまり酒好き5000人が集結したわけである。

131012酒サミット2
会場はオープン1時間前から長蛇の列。皆さんチケットを持ってはるのに、ちょっとでも早く飲みたいという熱意の表れね。で、開場したとたん、がらんと広いみやこメッセの大ホールはこんな感じに。

131012酒サミット3
主に京都・滋賀・兵庫の酒蔵50蔵がブース出店し、全国から100銘柄がお酒だけの参加をしてはった。

131012酒サミット4
私の好きな山本さんも有りますね!女きき酒師軍団から関西エリアの10名がお手伝いに行ってて、私はまず、こちらのブースでお客様にお酒のアドバイスを。辛いのん、甘いのん、飲み応えのあるのんという要望に、「これ」とお勧めして気に入ってもらえるとうれしい。これは何回やっても醍醐味なのだ。
ついでに、気になる銘柄をいくつか試飲させていただく。

131012酒サミット5
会場には、ゆるキャラのお猪口君も登場。スカみたいな後ろ姿ですまんが、正面はにっこり笑うた顔、頭はお辞儀すると蛇の目紋が見えるようになってるねん。

131012酒サミット6
京北の羽田酒造さんとこでは、杉玉君(と言うのかわからんが)も華を添える。下のポスターは京都市が作った乾杯条例にちなむもので、これのステッカーもある。

131012酒サミット7
ブースでは、ものすごくネーミングが気になってたお酒があったんで、試飲させていただく。月の桂の増田さんとこのお酒。が、、おっさん臭いがっつりした味を想像してたのに、甘酸っぱいワインみたいなお酒でびっくり。アルコール度数も8%やし、イメージが違う。

131012酒サミット8
沢の鶴さんは、日本酒で造った梅酒も出してはった。このサーバーがおされである。

131012酒サミット13
ばたばたと1部が終了し、お昼をよばれてちょっと一服。いなせやさんの赤酢を使うたお寿司は、ちょっと甘めでおいしい。しかし、食べだしたしりから、すでに2部のお客さんが並んではるのが見え、ゆっくりする間もなく次の準備へ。

131012酒サミット12
2部は、お一人ですごく忙しいしてはるブースがあったんで、途中からこちらのお手伝いをさせていただく。それが、前から一度飲んでみたかった、竹生嶋さん。わーい。
この古酒、滋賀特産の吟吹雪というお米で醸したお酒が、けっこう酸が強めに上がってしもたんで、試しに10年寝かせてみたら、ええ塩梅になったとのこと。30度のお燗をつけて勧めてはったけど、ウォッシュタイプの濃厚なチーズとの相性ばっちり、まろやかで癖のない紹興酒のように仕上がってた。古酒が苦手な人でも、これは旨いと思うわ。しかもお値段、1升瓶で4200円と値頃。「買うてみよかという値段でないとね」と、社長さん、心得てらっしゃる!
社長は古酒とチーズを勧めるのに忙しいしてはったんで・・・

131012酒サミット9
私はこちらをサーブするのに専念。甘口の生酒をフローズンマシンでシャーベット状にしてあるのだ。
ああ〜見るからにおいしそう〜私もお客さんやったら絶対に並ぶわ。

131012酒サミット10
最初はマシンのレバーの加減がわからず、てんこ盛り注いでしまう。だんだん慣れてきたけど、凍り加減が変わるんで、同じ状態で注ぐのはなかなか難しい。3部もひたすらエクスタシーを注いでたけど、「これが一番おいしかった」と、わざわざ戻ってきて言うてくれはるお客さんもいて、私が造ったわけちゃうけどうれしかったな。

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ずっとお客さんが途切れることなく、3部が終了するころには足が痛なったけど、充実の一日であった。ちょっといただいた吟吹雪の純米吟醸(持ってる瓶は山田錦の雪花だが)は、するっと喉を通るけど甘みたっぷり、米の旨みもしっかり。また一つ好みのお酒が増えたなぁ。ちゅうことで、吉田社長と記念撮影。社長、ありがとうございました!
ちなみに、竹生島の吉田酒造さんは、竹生島にあるわけではない。対岸のマキノ・海津で、竹生島を毎日見ながら造ってはるのだ。
とまぁ盛況で、日本酒ファンがたくさん、しかも若い女性も多いことが喜ばしかったのだが、泥酔者酩酊者も続出。救急車の出動もあった。せっかくこれだけのイベントが行政の音頭でできたんやし、この集いが「次回は中止」ということにならんよう、皆さん、限度をわきまえて楽しんでね。

さらりと米の旨み羽根屋

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130904羽根屋1
まだまだ暑かった9月の初めに飲んだ「羽根屋 純吟 煌火 生原酒」。立山山系の伏流水で仕込んだ、富山の富美菊酒造の看板酒である。こちらの酒蔵は、すべてのお酒を大吟醸のように醸すため、蔵を丸ごと空調して厳寒の気候を保ってはるそう。すごい設備投資やと思うが、2880円と値頃だ。

130904羽根屋2
アテは、そこらにあったものを適当に。撮影に使うた残りモンとあり合わせやし、お酒がもったいなかったかも。生原酒なんで、ある程度しっかりしたアテがエエかなと思うたラインナップだ。白身魚の蒸し物に中華風のタレをかけたん、トマトの玉子とじ、干しタコのおこわ、レンコンのすりおろしを焼いたん、やみつきキュウリ、豆腐のクルミあんかけ、出来合いの水餃子(汗)。
いやぁ、羽根屋は予想以上にきれいな飲み口で、さらりと淡麗。大吟醸と言われてもわからんかったと思う。引っかかりのない、するっと飲める美酒である。けど、米の旨みがしっかりしてるので、水餃子やおこわみたいなモンも受け止めてくれる。私的にはもうちょっともったりしたコクが好みやけど、イマドキの日本酒ファン、特に女性にはめちゃめちゃ受ける味やろなぁ。
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