京都町家ぐらし

京都の町家に暮らす玉葱ぽんが、食べもんやお酒、愛犬との日々をつづるトボけた四方山ブログ。ベタなまち徘徊、トホホな情景も織り込んでおとどけ!

風の会

風の会で町家料理教室

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京町家風の会の、スタンプラリー「洛中洛外 風散歩」。今年はワークショップがプラスされた。
その一つ、町家の料理教室を我が家でさせていただいた。11月10日と21日。

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三条会商店街でお買い物をして、買うた京野菜やお豆腐でおかずをつくり、
うちで食べながら飲むという趣向なのだ。まずはお買い物をして、買うてきた食材。

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料理してる最中の写真はあんまり撮れてないけど、まぁこんな感じ。1回目は私含めて10人やったし、ギチギチパンパン。2回目は6人で、これぐらいがちょうどええね。1回目の皆様、せばいとこですんませんでしたm(._.)m

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出来上がったアテ。お鍋をメインに、お酒の進むメニュー。おおむね好評やったみたいでよかったわ。ただし、突然の大勢の来客に、慣れてへんおつうは吠えまくり。きっと、こんだけ人がぎょうさんいてるのに、遊んでもらえへんのが不満やったんやろう。皆様、うるさいとこですんませんでした。陳謝m(._.)m

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1目回はお客さんで来てくれはった凡蔵のお母様から、美味しいケーキもいただき感謝〜。ごちそうさまでした。デザートがあると満足度が違うもんね。2回目は自慢のロールケーキを買うてきてお出ししたけど、こちらも大人気でしたよ。来てくれはった皆様、スタンプラリーは12月20日まで、あと1ヵ月やってるので、ぜひあと3軒回って楽しんでね。

町家で京の伝統「仕出し」をよばれる

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今日の投稿は、1234本目 長いこと書いてまいりました。
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こないだ、京町家・風の会が開かはった「京の仕出しでよもやま」へ寄せてもろうた。町家でお昼をよばれながら、うだうだしゃべろうという気の置けへん催しである。
会場となったんは、ぎゃらりぃ澤さん。西陣いうても今出川の南、上七軒に近い位置にある町家。このあたりには、虫籠窓(むしこまど)の古い町家がまだたんと残ってる。澤さんもその一軒で、昔は織物屋さんをしてはり、数寄屋大工さんが凝りに凝って造らはった建物が素晴らしい。築140年以上という家に手を入れながら、受け継いではる。

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玄関を入ると、手入れの行き届いた路地庭が迎えてくれる。表でも内でもない空間に緑があるのは、もてなしのしつらいとしてエエもんである。
かつては通り庭やった思うけど、奥には椅子とテーブルが置かれ、ちょっとお茶を飲む空間になってた。脇には待合いもあるんで、座敷をお茶室に使うてはったんやね。

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店の間の箱階段は、飾り棚になってた。こちらは作家物の陶器や苔玉、和雑貨などを展示販売してはるので、店に飾り付けられたそれらはインテリアの参考にもなる。
紅葉した苔玉は、今の季節にぴったり。キノコのオブジェともベストマッチやん。

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仕舞屋造りの出格子はコンパクトで、現代の出窓風になってる。その内側にもディスプレイが。格子を透かして射す光はやわらかく、陶器に一段とぬくもりを与えてくれる。

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坪庭もきちんと手入れしてあり、小さな苔玉との対比が美しい。この座敷はお茶を楽しむのにふさわしい造りで、円窓や欄間、床の間なども細やかに工夫がしてある。さすがは数寄屋大工さん、普通の家とは一味違う。

と、感心しながら参加者の皆様としゃべってたら、お待ちかねの弁当が到着♪
今日の仕出しは、風の会のお世話をしてくれたはる、あまね様宅のご贔屓。下の下立売七本松を西へ入ったとこにある「魚鶴」さんである。

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約10名の参加者が手分けして配膳し、おっちんしていただきまーす。私は、しぇる様の隣で頂いた。この日のしぇる様は、黄八丈を粋に着こなし、こなれた装い。最近京都に引っ越してきはったんやけど、どこから見ても長年住み慣れた奥様よん。

松花堂に煮物・天ぷら・酢の物・焼き物が彩りよう盛られ、お酒ないのが惜しいわ(笑)
ところで仕出し言うのんは、出前とは違う。食事処が注文を受けて運んできはるのが「出前」で、デリバリー専門の店が運んできはるんが「仕出し」である。京都は職住一致の家が多く、お昼時に来はったお客さんには仕出しを取ってもてなした。奥さんも働いてはるので忙しいし、台所でざんぐり作った料理をお客に出すには失礼になるのだ。今でも西陣や室町界隈に仕出し屋さんが多いのは、そういうわけである。
今住んでるあたりも、かつては染屋さんが多かったし、仕出し屋さんは数軒ある。糸偏の景気が良かったころは、もっとあったんやろうねぇ。

私は公務員の家、しかも北区の住宅街で生まれ育ったし、京都生まれ&育ちでもこの風習にはなじみがない。そやからこうして、運んでもろうたお弁当をよばれるのは、ちょっとした贅沢気分である。
京都の食べ物でも、冷めたんをいただくのでお味は少ぅし濃いめ。ご飯が進むようにも出来てるんやなぁ。

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あとで澤さんが出してくれはったコーヒーは、酸っぱくない私好み。塗り皿に和布のコースターを重ね、そば猪口を置いたセットも、この家にはよう合うてた。
帰り際、あまね様からはニンニク醤油をお土産に頂戴する。丹後の美味しいお醤油やさんの新製品やって。うひ〜使うの楽しみやーん!
あまね様、風小僧様、しぇる様、先に失礼してすんません。おおきにでした!



思い出となったワンコ、ぱるとぷんてが元気で賑やかやったころの話を綴った、京都の言葉で書いた京都のワンコ本をお読みくださいませ。
京風情の中で爆笑・激怒・感涙をさそうこと、うけあいです
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本日のきものぬくとうて快晴の本日は、久しぶりに着物で出かけた
寄せてもろたんは『お茶いっぱいどうどっしゃろ』。
町家の保存と継承に尽力してくださってる、NPO風の会さん主催の集まりである。
町家の料理屋さん『楽膳柿沼』で点心をよばれ、茶どころ宇治・和束町の日本茶インストラクター・松石三重子さんにおいしい玉露の淹れ方を習うというものである。
んまぁ、なんてハイソなの。上品な私にピッタリ(爆)

思いっきり「和」の催しやし、この前オークションで2000円でゲットしたお召しを着てゆく。濃紺にグレイとピンクで唐草が織り出され、すっきりと春らしい(モデルやない、着物が)。そろそろ締め収めな淡い黄緑の梅柄帯と、年甲斐もなく成人式にあつらえてもろた絞りの羽織を合わせる。
懐紙がちょっと出過ぎやねぇ
このごろ忙しいて、ランディさんとこへも毎度遅刻で飛んでいくため、着物を着たんは久しぶり。そやし着るのに時間かかってしもた

点心柿沼さんに伺うて、まずは1階で虫養い
点心は蕨や菜の花、トコブシ、ホタルイカなど春の息吹いっぱい。これに中トロ・イカ・トリガイのお造りと卯の花・すき昆布の炊いたんが別盛りでつき、土鍋で炊いたご飯とおみそ汁、漬け物が付く。
デザートは自家製の桜ジェラート。薄味でさっぱり、目も舌も喜んだなぁ
それから2階に移動して、お勉強の始まり。
柿沼さんは昭和初期モデルの町家で、2階の部屋はほとんど手を入れてはらへん。古びた壁や舞良戸が好もしく、こういう雰囲気の中で日本茶のことを教えてもらえるのはごっつうれしい

まずはブロガー仲間のもちやさんによる「お茶の種類や歴史のお話」を拝聴し、風の会事務局のうみうまさんに「京都のお茶のおもてなし」をうかがう。
私ら商売人の子とちゃうし、一家の主がお茶を淹れてさし上げるのが「本当のおもてなし」という話はタメになった。
それから、玉露の淹れ方をマスター(こちらは長うなるんで次回に)。
うみうまさん、もちやさん、お疲れ様でした&おおきに

時代装束展集まりは11時半に始まり、3時にお開きで、まだ時間があったし岡崎のほうまで足を延ばす。
別に目的はないけど、なんとのう今日はアカデミックに過ごそうと思うて
ちょうどこの日はハーフマラソンをやっていたようで、みやこめっせの前は給水所の後片付けなんかでがさがさしてた。みやこめっせでは、伝統工芸専門学校の卒業作品展をのぞき、次いで美術館へ。
たまたま『日本女性の時代装束展』ちゅうのをやってたんで、観て帰ることに。
入口で入館料を払おうと財布を出しかけたら・・・おお、着物の人は無料て書いたあるやんか
ラッキー
展示品は、昭和8年の染織祭で使用したという、古墳時代〜江戸時代後期の復元衣装や由緒ありげな古着物がずらり。時代を追って観ていくと、室町時代から技法や柄が賑やかになり、桃山時代にぐんと派手に。で、江戸時代になると、色は渋めで表現そのものに技巧が凝らされるようになっていく

それにしても、昔の人は小柄やねぇ。振袖でも袖丈はあんまり長うない。小袖なんか、めっちゃコンパクト。
中でも、室町時代の着物で、サイコロをモチーフにした一枚が印象に残った。麻雀牌とかトランプなんかの柄が好きな私にとって「この時代にもこういう柄の好きな人がおったんやなぁ」と、まぁ勝手に親近感を抱いたんやけど

それからデパートで夕食の買い物をし、バカ映画を観てたっぷり一日楽しんで帰る。
ちなみに、帰りのタクシーも着物を着てたし1割引してくれはった。
雨がぱらついてきたんやけど、濡れる前に帰れたし、今日はええことずくめ
けど、アカデミックな一日の〆が、バカ映画かよ

また明日から忙しいし、ありがたい骨休めになったわ。


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