京都町家ぐらし

京都の町家に暮らす玉葱ぽんが、食べもんやお酒、愛犬との日々をつづるトボけた四方山ブログ。ベタなまち徘徊、トホホな情景も織り込んでおとどけ!

駄菓子

ご近所ぶらぶら

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JR二条駅前のBivi二条がリニューアルできれいになり、中がごろっと変わった。2階はがらんとしたゲーセンやったのが、ゲーセンスペースが小さくなってガチャガチャコーナーが増え、インバウンド向けのお茶体験スペースもできてた。西側は「昭和レトロ横丁」になり、卸売広場タカギが菓子や当てもん、おもちゃなんかを売ってはる。私らの年代には懐かしいけど、子どもにはこういうごちゃっとしたんが面白いんやろなぁ。思わず買いとうなるレアな缶ジュースとかチープな味が想像できる駄菓子も充実してた。

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1階の飲食ても半分ぐらい変わってて、大垣書店にお酒の美術館が併設されてるのにびっくり。買うた本を読みながら1杯なんてオツである(本を買うと、お酒割引券がもらえる)。李朝園は前からあったけど位置が変わり、メニューが充実してた。私と友だちは冷麺とミニビビンバセットを注文した。
寿司屋はさんきゅう寿司に加えて杉玉ができ、ラーメン屋さんも増えてた。で、パン屋さんがなくなってスタバになり、もうじき居酒屋もオープンするとか。まだ空いてるスペースもあるし、ときどきは様子を見に来んとアカン。

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さて、四条大宮界隈には焼き肉店が多い。表の写真はないけど、四条千本の「ぶちうま」さんは、屋号のとおり焼肉と広島名物が食べられる。上の写真、奥は普通のタンやけど下は「コウネ」ちゅう肩バラ肉。1頭から2kgほどしか取れへん希少部位らしく、なぜか広島でしか食べられてないそう。脂は多いけど甘みがあり、コリコリした食感がおいしいのでおかわりしてしもた。他の部位も日替わりでオススメが盛り合わせで出てくる。

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広島名物は、唐辛子の効いた平天「がんす」や激辛つけ麺、レモン素麺などがあり、デザートにはもみじまんじゅうの天ぷらも。私はゆかりサワーを飲んだ。紫蘇味のバイスみたいなサワーやけど「追いゆかり」が付いてきたんには笑うたわ。三島食品も広島の会社やしね。ちなみに広島にはふりかけの会社が多い。

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250619マルキ2
新しいお店ができて潰れるお店もあるが(そういえば後院通りの「やたいや」も閉店したし)、サクッと飲みたいときに寄るのは新宿会館の「マルキ」さん。旬魚がめちゃリーズナブルに食べられる。鱧落としもなんばのかき揚げもおいしかったし、キハタの煮付けなんちゅう珍しいもんもある。これ、脂が乗ってめちゃくちゃ旨かった。立ち飲みでこの魚のクオリティはすごいとしか言いようがないので、つい寄りたくなるのである。

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オシャレでない輸入菓子、駄菓子

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業務スーパーで気になったおやつ。たしかギリシャ製やった思うけど、薄〜い薄〜い皮にバニラクリームが入ってる、春巻きみたいなお菓子。ものすご小さいので、5個ぐらいいっぺんに口へ放り込まんと頼りない。生地のサクサクした軽やかな口当たりはすごくええのに、バニラクリームの香料がちょっと気になった。バニラやねんから、もう他の香料要らんのに。

210918ジンジャービスケット
こちらはインドネシア製やったかな、ジンジャービスケット。ビスケットと言うにはかなりハードで、歯の悪い人は食べられへんほど硬い。パッケージに書いてあるとおり、ザクザクバリバリ。味はものすごスパイスが利いてて、生姜の効き具合なんか舌がシビれるほど。このパンチの効いた味は嫌いちゃうが。たぶんストレートの紅茶と合わせたらおいしいと思うた。

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業スーちゃうけど輸入食品店で購入した中国のスナック菓子。渦巻き模様の薄いお菓子は、まぁ猫の耳と言われれば…成型ポテトスナックとえびせんを足して2で割ったような味で、そこにちょっとスパイスが効いてる。食感は軽うてええけど、私はあんまりクセにならんかった。

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こちらバッタもん屋さんでハケーン。どこかで見たような包装のデザインやわね。中身はぜんぜんちゃうけど。味噌味の薄焼きせんべいにチョコとか、ピーナツせんべいの薄いの、クリームパピロがセットになってて、田舎のこたつにのってるのが似合うラインナップである。味噌&チョコが意外とおいしかったけど、リピはビミョーやな。

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これまた同じ店で、めちゃくちゃ懐かしいもんを売ってたんで思わず買うてしもた。駄菓子のミルクせんべいで、子どものころはこれでカルメ焼きを挟んだんが好きやったなぁ。関東の駄菓子屋では、その場でソースや梅ジャムを挟んでくれたらしく、サンドする梅ジャム・水飴・ソースが付いてた。3つとも試したが、私はやっぱりカルメ焼きサンドが好き。とはいえ子どものころのお祭屋台を思い出して、93円でめちゃノスタルジーに浸れたわ。
ところで発売元のお店の屋号と商品名はシャレ?昔からあるお菓子やのに、この会社では近年発売しはったんかな。偶然にしては出来すぎやもんねww

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おやつはチープに(^^ゞ

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200506レモンケーキ2
ここんとこちょっと贅沢な晩ごはんをUPしてるけど、甘味はチープである(^^ゞ フジパンの「レモンケーキ」、この季節はレモンが流行りやけど、レモンケーキとは懐かしい。中身はごく自然な色合いの小さいのが2個。表面のグレーズだけレモン風味なんやけど、身震いするほど甘いので1回に1個で充分である。

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定期的に期間限定の味が出る、ヤマザキの「ロールちゃん」。定番のホイップはあんまり好きと違うねんけど、プリンクリームに惹かれて購入。そしたらめちゃうま、つーか好み。忍ばせてあるカラメルがおいしいのだ。これがなかったらプリンちゃう。しっかりほろ苦いカラメルなんで、クリームの甘さを引き締めてくれる。いつもおいしい思うて次に行ったら、もう無かったりするし、今回は程なく2本追加で買うてきた。
ちなみにロールちゃんのイラスト、1本1本ポーズが違うのね。同居人に言われるまで気付かんかってんけど、芸が細かい。

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200222生どら黒蜜きなこ2
このところずっとヤマザキ濃度が高いが、生どら焼きの冬バージョンはきなこ黒蜜やった。あっさり
したクリームにきなこの風味、黒蜜の甘さもこのくらいの量ならくどくない。あんこのより好きかも。

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200226ぷにっとシュー2
パスコの「ぷにっとシュー」は、やらかい生地に甘さ控え目のカスタードとミルククリームが入ってた。この生地の食感が、なんともフニフニフワフワしてておいしい。思わずおつうも振り返る、ハマる味。これは冷やして食べても食感がかわらんとこもええな。

200327ピーナツたまごぱん
ハマると言えば、ピーナツバター味のたまごパン。同居人が市場の関連棟の乾物屋さんみたいなとこで買うてきたんやけど、和菓子屋さんが作ってはる駄菓子。すごいピーナツの風味が利いてて食感はもっちもち。これまたツボを刺激されるおいしさやったわ。また見付けたら買うてきてな。

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だがし なつかし

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9日の土曜は「だがしの日」やった。ほんまは3月12日なんやけど、なんで? 調べたら、菓祖として知られる田道間守公の命日なんやって。こういう記念日で命日って珍しいが、大昔のことやから誕生日は定かでないのかな。ま、イベントとしては近辺の土曜か日曜がふさわしいので、9日土曜の開催なんやね。ご近所のおもちゃ問屋さん熊本玩具と、食品・お菓子の卸屋さんタカギからスタッフ総出って感じやった。

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会場は三条大宮公園と三条会のあちこち。公園では、駄菓子のゆるキャラなのか?ハートの耳がかいらしいくまさんが、子どもにモテモテ。投げ銭ライブや、どう見ても小学生かなぁというかなりヤングな「駄菓子アイドル」のショーもあった。

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縁日コーナーではガチャを回すのではなく、釣る遊びなど、お子様大喜び。
大人には駄菓子をつまみながら缶ビールやチューハイを飲めるバーも。

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目玉は駄菓子のつかみ取り1回100円&袋詰め放題1回200円。

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詰め放題にチャレンジ。大人げなく(つか、おばはんの本領発揮)キンキンにあふれさせたのでありました(^^ゞ
駄菓子を食べるのは久しぶりやけど、昔からある前田のクラッカーはあっさりしておいしい。麩菓子は懐かしい人が多いやろうけど、私は初めて食べた・・・黒砂糖を麩にからめた、まんまの味。10円玉を握りしめてあれこれ悩んだあのころに食べたのは、もっと毒々しいお菓子やったなぁ。

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あのブロイラー

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150425ブロイラー1
休みに、と言うても連休やない。福山へ行った2月のこと、土産物売場で見つけた「ブロイラー」。ケンミンショウで紹介されててから気になってた駄菓子である。6月12日までとえらい賞味期限が長いので、ずっと眺めててん。
鶏のイラストがアヴァンギャルドである。

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びっちり真空パックしてあるのでカシカシに見えるが。
つまみがないので、ついに、ついに開けるのだぁ。

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開けてもカシカシでした(笑) 

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硬い。歯でむしり取るようにして食べると、鶏の干物のようである。ガーリックとかスパイスがきいてるけど、塩気はそんなに強くない。旨いか・・・ビミョー。あくまでも駄菓子の線を出てない味である。ムシムシガジガジしながら食べるので、保ちは良いが。

150425百万石ビール
これに合わせるのに申し訳ないことをした。T様から頂戴した、加賀の百万石ビール。軽いけど地ビールらしい風味があって、飲んだ気になる。これなら魚介にも合うやろなあって感じの柔らかくて華やかなテイスト。
T様ごちそうさま!つまみがコレでかんにんえー。

思いあふれる子どものお菓子

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ちょっと前、子どもがお小遣いで買えるお菓子、いわゆる駄菓子の会社へ取材に行かせてもろうた。日本人なら誰もがいっぺんは食べたことがある、フエガムとフエラムネの「コリス」さんである。“日本人”と書いたが、今や世界のあちこちに輸出され、海外でもピーピーやって遊ぶ光景が見られるんやって。
場所は大阪の北のほう。駅からこの近くまでいくと、プーンとしてくるガムの香料の甘いニオイ。ニオイに導かれて歩けば、庶民的な一角にそびえる大きなメーカーさんやった。社内のあちこちに花が活けられ、食品メーカーらしい清潔感あふれる会社である。
社長は中途採用の一社員から上りつめた方で、少年の心を持つアイデアマン。かなりの新製品を企画部長と一緒になって考えてこられたそう。ヒントのファイルも見せていただいたけど、プロのイラストレーターも真っ青の上手い絵に、端正な字でびっしり書き込んである。お目にかかったときは恐そうかなと思うたのに、話すにつれ目がキラキラと輝いて、お菓子を愛してはることがわかる。将来を担う子どもたちのために合成着色料の使用をやめたり、一度は中止したフエラムネを復活させたり、ほんまに情熱的。いやもう、そのお人柄に惚れこんでしもうた。60歳を超えてはるけど、ものすご魅力的な紳士なのだ。
書く文字数は限られてたし惜しいけど、仕事以上のエエ話をいっぱい聞かせていただいた。

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帰り際に頂戴したお土産。サンプルの詰め合わせである。私も子どもの頃はピーピーやってた口なんで、ごっつ懐かしい。けど、大人になって久しく食べてなかったし、めちゃめちゃうれしい! 同じように懐かしがる友だちや、知り合いの子どもにもお裾分けして喜んでもろうた。
小学校の遠足の時なんか、みんながバスの中でピーピーやるもんやさかい、「やかましい!」と先生に怒られたなぁ。思わず童心に返って吹いてみたわ。
ガムもラムネも、鳴らし方によって音の出方が変わるらしい。で、社内で一番、ええ音が出せるのは社長とのこと。さすがである。

111021コリス3
サンプルの数以上に新製品はたんと出してきはったけど、中には滑ったんも数知れず、とのこと。話を聞いて「ブログネタにしたいので、ください!」と哀願して貰うてきたんが、これ。
なんと、松茸の香りのガムである。
「秋の新製品を出さんとアカン。秋やったら松茸やろう」と、企画しはったそう。が、大人の感覚では受けたが、子どもにはさっぱりやったらしい。おまけに製造中は辺り一面、松茸のニオイがプンプンしたんで苦情が出たとか。贅沢なニオイでも、一日中してると辛いもんがあるのやな。
これ、かなり前の製品やのに、袋の上から嗅いでも微かに松茸のニオイがする。
ううっ食べてみたい! けど、「古い製品なので変質してると思います。絶対に食べんといてね」と言われてたので、開封しそうになるのを堪えているのだが。
もう一つのは焼き芋味のソフトキャンディー。これはおいしそうやのに売れへんかったそう。なんでやろねぇ。
歴史に残る珍品は「カレー味のガム」。爆発的に注文が殺到したが、しばらくして返品の山を築いたとか。その理由は・・・・最初、食べたらカレー味の甘いガムで誠に不思議な風味が楽しめるのだが、甘みが抜けたあとはただただ辛いばっかりで、うげぇっとなったらしい。
ぜひとも現物を拝見したかったが、これはサンプルがもうあらへんとのことで残念! が、そういう失敗談も話してくれはるところが、いかにも大阪な会社、社長と部長の面白いお人柄である。
子どもに夢を与えるお菓子は、素敵な大人が気張って作ってはるのであった。



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090408歴史お菓子さて、常設展示があまりに見応えあったんでお腹いっぱいになったけど、今日はこれを見るはず
本題は『お菓子の博物館−初公開・山星屋コレクション』である。とうに終わってしもてる企画でゴメンよーm(_ _)m

実は、kasparekさんと大阪歴史博物館へ入ったとき、チケットを買おうと売り場の前で財布を出しかけたら、知らんお兄ちゃんに呼び止められた。「ナンパ」と期待したけど、そんなはずがあるわけない(笑)。kasparekさん一人ならあり得るが、私に限っては
お兄ちゃんはチケットを3枚見せながら「友だちと見る約束してたんやけど、雨が降ってるし行かへん言うて。そやしこの券、2枚で600円にしとくけど。1人300円、半額で入れるよ」とのこと。
安う入れるに越したことないと、お兄ちゃんからチケットを買う。ラッキー
私も展覧会のチケットを多めに貰たときは、入口でこれから買う人を待ってて、あげる。もちろんタダのもんやし、お金は取らへん。そこを半額と言わはるとこが大阪らしいなぁ。もっとも前売り券を買わはったんかもしれへんし、これだけでちゃっかりしてると判断するのは気の毒かも。が、あと1枚あったチケットで入館しはる様子もなかったけど

090408歴史おまけとにもかくにも、常設展までしっかり堪能したんで、メチャお得
本題は、大阪で明治42年に創業した菓子卸売業最大手の山星屋さんが、収集した約3万点のコレクションから選りすぐった400 点を展示するというもので、こんだけの規模では本邦初公開
入口ではオモチャを配ってはって、私はこの吹きもどしと紙風船のセットを貰う。
思わず、ピロピロ〜しながら見とうなったわ

展示は、明治初期の半分薬みたいな飴の看板から、戦争中の慰問品の缶、製菓道具、私らもなじみあるチョコやビスケットの包装、駄菓子の猫ビン、歴代ペコちゃんやグリコのオマケなどがずらりあいにく、こっちは撮影不可なんで、写真ありませんけど(山星屋さんのホムペで見てね)。
しかしこういうのを見ると、蒐集という趣味も理解できるなぁ
戦争中のお菓子に砲弾型のガラス瓶が使われていたり、商品名が「肉弾」やったり。極地にいると甘いもんが欲しいなるし、慰問で送る人も多かったやろけど、こんなパッケージで送ってこられたら…と思うと切のうなった。束の間のスイーツにまで士気を高めよと迫られるのは、哀しすぎる。そういう時代を繰り返してはならじ

090408歴史大阪城懐かしさと切なさ、悲喜こもごも入り交じった観賞、これまた見応えあった。
が、この日は昼前からずっと雨。
お向かいの大阪城も、雨にけぶってる。
博物館の上階から眺めてると、傘をさした人がどんどんお城から出てきはる。この雨では、せっかくの花見もアカンわなぁ。

と言いつつ、私らは次なる目的地まで歩いていった。kasparekさんが履いてはった革のブーツは水を含んで色が変わってる。私のワラビーも、スエードがたっぷり吸水して重たい。歩くたびに、グチャグチャ音がする。
たぶん帰って脱いだら、さぞや香ばしいニオイがするんやろなぁ

収穫いろいろ(またもやチープ)4

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081019平野こんにゃく081019お土産パン081019駄菓子終わると言いながら、まだ続く平野行
こちらは当日の収穫。買い食いとしては、飲み会のことを考えてコロッケ・焼き鳥に留めたけど(それがなかったら際限のう食べてた)、どうにも後ろ髪を引かれて買いこんだもん、あれこれ。例によって、高価な土産は何一つあらへん

左は『平野こんにゃく』。人参・キクラゲ・銀杏・ゴマが練りこんである珍しいこんにゃくである。しかも、なぜか木型を展示してはる和菓子屋さんで売ってた。
手の平サイズのんが2枚に酢味噌が付いて525円。見た目はだしで煮てあるような感じやけど、これ自体に味は付いてへん。さっと湯がいて冷やし、薄う切って酢味噌をつけてよばれる。まぁ、こんにゃくはこんにゃく、やね。特別変わった味はせえへんかった。

真ん中は、歩いてる最中にちょこちょこゲットしたパンとバウムクーヘン。そいでカレーパン。左上のソフトフランスパンは、純日本人のじいちゃんばあちゃんがやってはる『パリジェンヌ』というお店。たぶん創業時からぜんぜん改装してはらへんような、ひなびたパン屋さんやった。
この、屁のようにあっさりしたフランスパンと、「揚げたて」と言いながら作り置きしてあったパン生地のドーナツを買うた。どっちも、今どきの流行にはない、店構えとまんま同じひなびた味わい。しかも2個で189円という、泣かせるお値段にも郷愁を誘われた。いつまでも気張ってお店をやってほしいものである

真ん中のパンとバウムクーヘンは、コロッケを食べ終わった後に見つけた、これまたレトロなケーキ屋さんで。バウムクーヘンは、180円という値段にしてはコスパ良し。お店には「売り切れでご迷惑をおかけしています、ただ今工場で作っております」みたいなお断りのPOPが貼ってあったんで「ホンマに旨いんやろなー」との気持ち少々で買うたけど、ほんわりしっとりでイケたわ。バターをふんだんに使うた、ずっしりした流行りのバウムクーヘンとは違う、どっちか言うたら量産品に近い風味。けど、それなりにおいしかった。
が、パンは、生地がみっちり詰まって歯ごたえがあった。ドイツパンみたいに重たいパンとは違うて、イースト発酵がイマイチやった感じのパン。
やっぱり、ケーキ作りとパン作りのワザは両立せえへんのかなぁ

左下は、商店街の肉屋さんで買うたカレーパン。コロッケと1個ずつ揚げてもろたんやけど、これまた「限定品」と書かれてた割にイマイチ。カレーが辛うないし、なんかレトルトっぽい。コロッケもしかりで、ホクホク感とかトロトロ感がない。
う〜〜〜ん
買い食いした別の店のはおいしかったし、やっぱ揚げ立てを頬張るべきなんかなぁ
そして右下は、やっぱり商店街の韓国食材やさんで買うたスルメ。
こちらはからめた味噌がちょっと甘めやったけど、酒の肴にはグッドやった。

とまぁ平均点で言うと、ちょっと悲しいお土産やったわ。


右端の写真は、見ての通り駄菓子
アミューズメントな全興寺の境内にあった、子どもらに昔の遊びを教える『おも路地』で購入。週末だけ遊び場として開放してはり、懐かしさアップのマストアイテムとして駄菓子も売ってはるみたい。そら、昔のお菓子やオモチャは展示品を観賞するだけやのうて、食べてみたいわなぁ。
大人がそう思うんやし、子どもなら当然やろう(ただし、この「大人」はかなり卑しいんで比較の対象としては不適切かもしれんが)。

昔みたいに10円でやりくりを考えんでもエエ。大人買いできる財布を握りしめてるにもかかわらず、やっぱりちまちまと迷うてしまう
買うたんは、ペンギン型のラムネと、ミニチュアの牛乳パックに入った仁丹みたいな粒菓子、小さいカップパスタに、「あたり前田のクラッカー」。
悲しいことに、kasparekさんにはこのキャッチフレーズは通用せえへんかった。で、ジェネレーションギャップを感じて、一気に老けこんでしもうた自爆。

このへんの駄菓子、みんな大阪の小さい町工場で作ってはるんやろなー。
ペンギンラムネなんか、「作ってはる人がおじいちゃんで、もうじき工場をやめはるし、買い占めたんですよ」という、ボランティアらしきママさんの発言を聞いて、思わずゲット。かいらしいペンギンの型が、もうじき廃棄処分されるかと思うと胸が痛んだ
とはいえ、気張って作ってもなんぼも儲からへんやろし、跡を継ぐ人が居はらへんやろう。淋しいけど、どしようもない。


081019駄菓子パスタこの中で、イタリアンなカップ麺が最もメジャーなメーカーやった。これだけ『東京拉麺』製。ちゅうても、メーカーは栃木県足利市なんやけど。
あの、6個入りのミニラーメンを作ってはる会社で、ホムペを見ると、「世界で初めてミニサイズの即席麺を開発しました!」と書いてある。
ほほぉ。
しかもこれ、「ペペロンチーノ」やで。そのうえ、お湯を少のうしたらパスタ、多めに入れたらラーメンになるちゅうスグレモノ
そやし最初はお湯を少なめで作ってみた。麺は普通のラーメンやけど、スープにめっちゃガーリックと唐辛子がきいてる。二口ほど食べて、お湯を増量したらラーメンに・・・なるかと思うたけど、ガーリックと唐辛子がききすぎて、あんまり。
1カップで2度おいしいて、そんなうまい話はないわなぁ。

ボランティアのママさんは「これ、一人で食べたらわびしいよぉ」ちゅうて笑うてはったけど、それだけは確かに(苦笑)


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アミューズメント&ミラクルなお寺5

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kasparekさんとの旅はまだまだ続く。コロッケを食べ終わって、アーケードの商店街へ入った。
いきなり角に「ハム専門店」が建ってるんが珍しい。別にこだわりの手作りハムとか、ドイツの輸入品を扱う店とちゃう。ごく普通の大手メーカーの品が並んでいる。ハムとソーセージだけ。すぐそばには同じ屋号の肉屋があり、たぶんここは同店の「ハム部」やと思うけど、品揃えがしょぼい。これで商売になるんかなぁ

そんなことを考えながらさらに進むと、鶏屋さんが。表には焼き鳥のショーケースがある。タレをまとうてこんがり焦げた手羽先が旨そう
彼女と「あれ、おいしそうやんね」と立ち止まって検討してたら、後から来たおばさんが「手羽先、全部ちょうだい」とさろうて行かはった。
唖然。
逃がした魚、もとい、鶏はうまそ〜〜〜
たかが80円で即決せんかったことを悔やみながら、タダでは済まさんとネギマを1本ずつ買うて食べ歩く。

そしてさっきコロッケを食べたとこやのに、別の肉屋さんでまたもや惹かれ、コロッケを揚げてもらう。ついでに「数量限定」と書かれたカレーパンも
さすがに、これはお土産にしたで。

熱々ホカホカをゲットして、さらに韓国食材店でスルメをゲット。どう見ても純血日本人のおばあちゃんとおじいちゃんがやってはる昔懐かしい趣のパン屋『パリジェンヌ』で揚げたてドーナツ(冷めてたけど)と丸味パンを買い、お土産コレクションを増やす。
しかし今回の土産は、デンプンと油濃度が高いなぁ

081018アミューズメント3081018アミューズメント1081018アミューズメント2そして商店街を抜ける手前に、『全興寺』ちゅうお寺があった。
商店街に面して小さい提灯をぶら下げた赤門があり、正面に水掛不動産が居てはる。
入って、10円でてんこ盛りお願い事をしてから周りを見渡すと、思たより奥行きがある。境内案内図があったし見てみたら、なんと24ヵ所の見どころがある

ずんずん入ってくと、一角には平屋の掘っ建て小屋が立ち、『駄菓子屋さん博物館』との看板が掛かってる。表のパチンコ台には、近所のガキが数人へばりついて熱狂してた。中には、昭和30年代頃のオモチャや駄菓子がずらっと並び、ちびりそうなほど郷愁をそそられる
さすがに私でも知らん、古いオモチャや駄菓子もあったけど。kasparekさんは見たことないもんのほうが多かったんちゃうかなぁ。
入口右手には店番のおばちゃんの部屋があり、暖簾をめくって窓から覗けば・・・
2畳ほどのスペースに、これまた民俗資料館でしかお目にかかれんようなシロモノがぎっしり
さぁて。
この中でいくつ知ってる

081018アミューズメント4081018アミューズメント5ちまちましたノスタルジーを堪能して、南のほうへ行くと、「極楽度・地獄度チェック」ちゅうチェックリストを掲げたお堂があった。
質問項目は10個で、「極楽への道」には品行方正な答、怠けたり悪口言うたり不平不満を言うたりてな答は「地獄への道」に。
どう選んでみても私のチョイスは「地獄への道」ばかりになる。で、結果は・・・火を見るより明らかである
けど、このお堂は『地獄堂』なんで、これで堂々と入れるゾ
中は真っ暗で、銅鑼を叩くとボ〜ッと灯りが点り、正面の閻魔様が睨みをきかしてはる。横には鏡風のモニターが置いてあり、悪いことをしたらこうなる!ちゅうアニメドラマが上映される。う〜〜ん。なかなか見応えあるでぇ。

しっかりたっぷり地獄の様子を拝見し、清々しい気分で表に出ると、ほかにもペット供養のお地蔵さんや仏足石、ガラスでできたアートな涅槃像、お大師さんの像などが点在している。もちろん、影は薄いが本堂もちゃんとある。
このお寺、実は聖徳太子が薬師如来の像を安置したのが起こりという、ごっつい古刹なんやそう

081018アミューズメント6081018アミューズメント7けれども平野町おこしの中心的存在みたいで、こんな楽しい境内を無料で開放してはる。西門を出たとこには、子どもらに昔の遊びを教えたり、駄菓子を売る『おも路地』ちゅう町家が建ち、脇の階段を上がったらチンチン電車まで
その昔、平野には南海の路面電車が走ってたそう。その名残を留めてる。電車のボディは書き割りやけど、運転席は当時のもんをそっくり移してあり、モニターにはちょっと前の風景が映し出される。これ、ノスタルジックな鉄道マニアにはタマランやろな。

さらに境内の隅には、『ほとけのくに』と表示されたコンクリートの入口があり、地下へと階段が見える。階段の手すりには西国八十八ヵ所の砂が入ってて、それぞれ質感や色が違うとこに驚く。砂って、こんだけ違うんや
内部は暗いけど、真ん中にステンドグラスの曼荼羅があり、それを石仏が囲んではる。どうやらこの中央に座って瞑想するようである
けど、ガラスの曼荼羅に足を載せるのが悪いような気がして、私は石仏が並んで一段高い縁へ上がろうとした。

どぼん!!!!!

片足、水浸し
暗がりに目が慣れてきたんでよう見たら、石仏が並ぶ周囲は浅い水たまりになってて、柱から水が伝い落ちている。水琴窟の音がするし、どこから聞こえてくるんか思うてたんやけど・・・
こ、こ、こ、ここからかあっ
私に限って、こういうことをするのだ。
彼女には「ブログの神降臨!」とか言われてしもたけど、ホンマ、体を張ったネタ拾い(笑)
なんせ、持って生まれたパーソナリティが「ドンクサイ」やからな


歩くたんびにクチャクチャ音がして、鉄腕アトムみたいや。
そんな、ずくずくの片足を引きずりながら、さらに探訪は続く


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